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2012年1月16日18時48分 月曜日 【レポ】『ホジュン~宮廷医官への道~』イベントで、主演のチョン・グァンリョル、イ・ビョンフン監督とホジュンファミリーが初の公式来日!

伝説の名医ホ・ジュンの波乱万丈の人生を描いたドラマ『ホジュン~宮廷医官への道~』。1999年に韓国で放送され、63.7%という高視聴率を叩き出し、アジア各国で放送され、日本でも2007年にBS朝日で放送。昨年再放送した時も、好評だった作品。東日本大震災という未曾有の被害を受けた昨年、苦難に立ち向かい不屈の精神で生き抜いていくホ・ジュンを見て、多くの人が力をもらったのだと思います。10年以上前の作品なのにいまだ愛され続けている、感動作品です。

そのホジュンファミリーが、『ホジュン 宮廷医官への道 COMPLETE DVD-BOX』(発売元:コリア・エンターテインメント/販売元:松竹株式会社 映像商品部)の発売を記念してイ・ビョンフン監督、主演のチョン・グァンリョル、ファン・スジョン、イム・ヒョンシクが記者会見&イベントで、1月14日(土)に来日!

この作品のイ・ビョンフン監督は、『ホジュン~宮廷医官への道~』(1999年)の他に、『商道』(2001年)、『宮廷女官チャングムの誓い』(2003年)、『薯童謡』(2005年)、『イ・サン』(2007年)、『トンイ』(2010年)と数々の時代劇をヒットさせている監督。

イ・ビョンフン監督は、大学でも10年講義しているとのことで、イスが用意されていたのですが、立ってお話する方が慣れているということで、立ったままお話をされました。監督、お話しすることが、とても好きなようで、いろいろな話をしてくれて、トークの時間が足りないくらいでした。
こんなにお話好きだから、色んな発想など次々出てきて、良い作品を生み出すのかなあと、監督のお話を聞いて思いました。

監督は「ドラマが多くの人に愛されるには、視聴者に感動を与えられるもので、面白くなければならない。そして有益なもの。ストーリー展開は速く、音楽が良くて、セリフがやさしいこと。そして、人々が生きていく中からドラマを作り、ドラマを観て一緒の気持ちになれるような作品を作ることが、愛される作品になっていったのでは」と分析していました。
監督作品は、苦しい環境の中、身分の低い人が不屈の精神で打ち勝って生きぬいていくというのが、主軸にあるとのこと。
数々ある監督作品は、確かにそういう作品であるし、そこに生きる力を作品からもらったたくさんの人が、ファンになっていくのだと思いました。

ちなみに監督は、宮崎駿監督作品が好きで、ほとんど観ているとのことで、宮崎作品は、ファンタジーで夢があふれていて、映像が美しく、自然を愛するところが好きだそう。
そしてちょっと驚いたのが、最近のドラマ『家政婦のミタ』を観て面白かったとお話ししていて、最近のドラマまで観ていることにビックリ!『JIN -仁-』も好きな作品だとのことでした。

主役を演じたチョン・グァンリョルさんは、ホ・ジュンのように誠実そうな方で、見るからに温厚そうでした。
本人曰く「ホ・ジュンのように強くはなく、普段はお料理とお花を生けたりしている」とのこと。
お料理は、ちゃんと学ばれたようで、日本料理は難しいとおっしゃりながら、演技も料理に例えてお話しされていました。
監督が、ホ・ジュンを選ぶ時の条件が、演技力、顔が良くて、誠実、情熱のある人だったそうで、グァンリョルさん、その条件にまさにぴったりだなあと改めて思いました。

今回、東日本大震災のためのオークションがあったのですが、グァンリョルさんは亡きお父様よりいただいた、大切な意味のあるサングラスを出品。
グァンリョルさんは、元々音楽を専攻していたらしいのですが、俳優という職業をお父様が喜んでいなかったそうです。
そんな中、この『ホジュン』というドラマで好演して演技大賞を受賞した日、お父様が家に置いていってくれたプレゼントのサングラスだそうです。
曇っている日も、いつも車にこのサングラスをいれて持ち歩いていた大切なものとのことでした。
この大切なサングラスを、この『ホジュン』というイベントで、東日本大震災のために役に立ちたいとの想いでオークションに出品してくださいました。
このサングラス、15万円で落札されました。

ちなみに、監督の出品された『トンイ』の第1話の台本と、『イ・サン』と『宮廷女官チャングムの誓い』の時にかぶっていたキャップの出品は、何と32万円で監督の作品のファンという男性が落札しました。

女優のファン・スジョンさんは、ドラマで見た通りの清楚なイメージの人で、イム・ヒョンシクさんは、ベテランの俳優さんで、『ホジュン~宮廷医官への道~』のイム・オグンという役や『宮廷女官チャングムの誓い』ではカン・ドック(トックおじさん)という役で見せてくれたイメージ通り、ご本人もひょうきんでムードーメーカーで、このイベントを終始盛り上げてくれました。

今回10年以上前の作品で来日して海外でイベントまで行うなんて、監督はじめ役者さんたちも、この作品を作っている時、誰が想像したでしょうか?
日比谷公会堂を埋めつくすファンを見たとき、この作品でたくさんのご苦労をされた監督、役者のみなさんは、感無量だったと思います。
苦労が実を結ぶというのは、こういうことですよね。
今でも、愛され続ける『ホジュン』という作品のすばらしい結果です。
いい作品は、時が経っても、ほこりをかぶらず、いつまでも愛され続ける証明になったひとつの作品だと思います。

この、記者会見の様子は、後ほど動画で上げさせていただきます!
お楽しみに!!

記者会見動画→こちら

そして『ホジュン 宮廷医官への道 COMPLETE DVD-BOX』が発売されました。
『ホジュン 宮廷医官への道 COMPLETE DVD-BOX』はこちらの記事へ

★BS朝日 韓流マガジンにも掲載⇒「ホジュン」記者会見&イベント

【商品情報】
『ホジュン 宮廷医官への道 COMPLETE DVD-BOX』
発売中
39,900円(税込)
発売元:コリア・エンターテインメント
販売元:松竹株式会社 映像商品部
(c)MBC 1999/2000 All Rights Reserved.
作品詳細:http://www.koretame.jp/hojun/

ホジュン 宮廷医官への道 COMPLETE DVD-BOX

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