2015年4月「不朽の名曲2-伝説を歌う」で高得点をたたき出して本格的に歌手としての名を広めたファン・チヨル。
その後、様々なラジオ番組に出演し「2015年スーパールーキー特集」優勝。魅力的なハスキーボイスと男性らしさをアピールするダンス、親近感あふれるトークで様々なバラエティ番組に出演、レギュラーMCの地位を確立すると共に、歌手としても認知度を上げ、2016年中国湖南衛星テレビの「私は歌手だシーズン4」への出演を皮切りに、本格的に中国での活動を開始。中国で最もホットな歌手として急浮上し、2017年には韓国最大の音楽販売集計サイト「HANTEOチャート」にて、1st ミニアルバム「Be ordinary」が、「2017アルバムアワード(1月1日~7月1日)上半期部門」で106,288枚を記録し、ソロ部門1位を獲得するなど、実力派シンガーとして熱い注目を浴びている。
そのファン・チヨルが11月23日(木・祝)原宿クエストホールにて『TOWER RECORDS SHIBUYA presents “K-POP LOVERS!” SHOW ~ファン・チヨル SPECIAL~』を開催した。
会場へ到着すると、入場に並ぶ列から韓国語、中国語、英語などが飛び交い、ロビーには中国から贈られたたくさんの花輪、そして高齢の方から家族連れまで、国際的に活躍しているファン・チヨルのファン層の広さに驚かされた。
収容人数400人ほどの会場には、開演前から熱狂的なファンがスローガンや電飾ボードを掲げてすでに熱気であふれていた。
登場したファン・チヨルは、全身ブラックでキラキラのジャケットを羽織り、長身のスタイルの良さが際立つ衣装。
オープニングの『Rewind』からハスキーで力強く、安定した声が会場に響き渡ると、一気にファン・チヨルワールドに引き込まれた。
そして「お会いできてうれしいです。今日私とご一緒に過ごしてくださって、ありがとうございます。楽しい公演でお返しします。期待してください。」と日本語で挨拶し、「韓国語、中国語、日本語、英語と方言まで5つの言語を話せる」とにっこり。
『Angle』ではダンサー4人が登場し、かわいらしい振りをしながらポップな曲を軽やかに披露。
TALKコーナーでは藤原倫己がMCを務め、軽やかなトークで進行。
最初のトークコーナーは“スキャントーク I AM”。
初めて会うお客さんが多いので、素のチヨルを知ってもらうという企画で、質問(2択)に3秒で答えるというもの。
自分のピークは「今」か「学生時代」かの質問に「学生時代」と答えたチヨル。
学生時代にダンスグループでショッピングモールなどでパフォーマンスをしていた時にとてもモテたそうで、「自分で言うのは恥ずかしい。」と照れながらも、「学校の外で女の子が待っていた?」との質問には「ちょーっと」と答え、さらに「11月11日のペペロデーにはたくさんもらった?」との質問にも「ちょーっと」と答えつつも、ちょっとの量を示す指の幅が段々広がり、かなりモテた様子を控えめにアピール。
彼女へのアピールは「愛嬌」か「ユーモア」かの質問には、「僕は男らしい男なので、愛嬌はしません。ファンのみなさんの前でだけ愛嬌するんですよ。みなさんは特別です。」との言葉を受け、さっそく愛嬌を披露することに。
設定は“家で彼女が料理をしていて、かまってほしい時”。MCの藤原が彼女役をやると、そっと後ろからバックハグ♡
また、趣味は洗濯、掃除などの家事であることや最近はゴルフやスノーボードも好きで、「毎年冬にはカンウォンドの山に行く、また日本の雪山と温泉にも行きたい」など興味のあることを話してくれた。
「カッコイイ」よりは「セクシー」と言ってほしい、との選択に、シャワーを浴びた後、化粧水を顔にパシャパシャつける時がセクシーだとのこと。
いつかその姿をSNSにアップしてくれるのをファンは心待ちにしていることだろう。
ファンと一緒にやってみたいことは、「キャンプ」か「運動会」かの質問に、「運動会」と答え、その理由は「これからもずっと一緒にいたいので、みなさんも体力が必要」とのことで、ファンの健康まで気遣うチヨルの気持ちが表れていた。
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