『チェイサー』『哀しき獣』のキム・ユンソクが犯罪集団のリーダー役を圧倒的存在感で演じ、自らを誘拐した犯人たちに育てられ殺しのスキルを身に付けた幼きモンスター：ファイをヨ・ジングが熱演した『ファイ 悪魔に育てられた少年』。韓国週末興行成績第1位（2013年10月9日公開）、観客動員数239万人を突破したことでも話題作が4月下旬にシネマート新宿他にて全国順次公開！

天使の心を持って生まれ、魔物になるよう育てられた少年ファイ。
17歳のファイは、学校に通う代わりに“5人の父親”から犯罪のスキルを教え込まれて育った。カリスマリーダーのソクテ、心優しい運転手ギテ、インテリのジンソン、スナイパーのボムス、攻撃的なドンボム。
父たちと同じ道に生きることを余儀なくされ、殺人現場へ連れ出されたファイは、一発の銃声が鳴り響いた瞬間から魔物のように恐ろしい“過去の真実”に直面する。残酷な人生を背負ってしまった少年と、彼を取り巻く男たちの凶行は、容赦なき運命に導かれ疾走していく。

ヨ・ジングは、撮影時15歳だったとは思えぬオーラを見せつけ、第33回韓国映画評論家会賞と第34回青龍映画祭にて最優秀新人男優賞を受賞した。さらに、チョ・ジヌン、イ・ギョンヨン、チャン・ヒョンソンら、いずれ劣らぬ個性派が集結し脇を固めた。チャン・ジュナン監督はデビュー作『地球を守れ！』で国内外に熱狂的なファンを多く持ち、今回10年振りの復帰作でその期待に応える傑作を生み出した。

予告編が解禁となりました！

既存のどの作品でも見ることができなかった衝撃的な題材を、世代を超えた演技派俳優達が熱演。キム・ユンソク演じる犯罪集団をまとめるリーダー ソクテは冷酷な判断力を持ち、何を考えているか分からない絶対的なカリスマを持つ人物として描かれている。
そして、5人の犯罪者に育てられた少年ファイが徐々に変貌していくその驚くべき感情の変化がスクリーンを圧倒。純粋さと怒り、悲しみと切なさの混ざり合った、衝撃的な予告編となっている。