【レポ】『IDOL RADIO LIVE IN YOKOHAMA』 at Kアリーナ横浜（2/2）

ここで“トンディ（ソヌの『IDOL RADIO』での愛称）の1日”と題されたVlog映像を挟み、後半戦へ。
後半戦のトップバッターとして4組目に登場したのは、INIの尾崎匠海・髙塚大夢・藤牧京介の3人。まずは『FANFARE』を披露すると、初っぱなから大盛り上がりの会場。途中尾崎も「『IDOL RADIO』、まだまだいけるよね！？」と会場をあおると、会場のMINI（ミニ：INIのファン）も大きな掛け声で応えていた。
歌い終えるとMCのソヌも合流し、3人の「Log in to us！INIです！」の挨拶に続き、それぞれが自己紹介。髙塚と尾崎は韓国語も交えて自己紹介していた。
そしてドルラネコッでは、セクシー、かわいい、ラッコ、ウサギとバラエティに富んだポーズを披露。
ここからは座ってトークすることになり、まずはこの3人の組み合わせになったきっかけについて聞かれた尾崎は「（以前3人でやった公演が）ファンのみなさまからすごく好評だったので、またこうやって3人で立つことができました。ありがとうございます」と回答。
続いて本日はリーダー木村柾哉がいないが、3人の時は誰がリーダーなのかを聞かれると、藤牧が「リーダー、いないですね」と答え、この場でリーダーを決めることに。じゃんけんと話し合いの結果、藤牧がリーダーになったが、3人は全員同い年だという情報から、年齢を聞かれ「24歳です」と答えると、ソヌ（23歳）からは「赤ちゃんですね」の言葉も(笑)。藤牧リーダーに「…任せられます」と、絶対？の信頼を置いている様子の髙塚と尾崎だったが、藤牧は「本当か？？大丈夫かその間は」と心配していた(笑)。
ここでファンのINIの特別な姿を観たいという希望から準備したという“INIのアカペラワンフレーズライブ”のコーナーへ。まずは“ハム太郎 大夢”と指名を受けた髙塚がWanna Oneの『에너제틱 (Energetic)』、続いて“キラキラアイドル 匠海”と指名を受けた尾崎がOmoinotakeの『幾億光年』披露。最後に“バンド部出身 京介”と指名を受けた藤牧がEXILEの『愛すべき未来へ』を披露すると、その歌声に会場も沸き、ソヌからも「リーダーさん、カッコいいですね」と握手を求められていた。

最後にDJ“トンディ”から、『IDOL RADIO』の番組にも、11人の完全体のINIで出演してほしいというオファーがあり、3人が快諾すると、韓国式の小指～親指～手のひらの約束で約束を交わす場面も。
そしてソヌの「IDOL RADIO LIVE IN？」の呼びかけで、INIと観客が「YOKOHAMA～！」と叫ぶコール＆レスポンスでソヌが退場、再び3人のステージへ。
2曲目に歌ったのはバラード曲『Mirror』。優しい歌声で会場を魅了した。
あっという間に次の曲が最後の曲ということで、INIを知らない人のためにも、「何かひとつでもちょっといい情報を持って帰ってほしい」という藤牧が、髙塚も苦しめられているという“花粉症”のいい情報として、「花粉が飛んでいない県ランキング」を「1位 沖縄、2位 北海道、3位 群馬（草津）」と発表。「標高1000m以下でしかスギとかヒノキってないらしい」という豆知識も披露し、草津を推していた。
最後は「そんな旅行にぴったりな曲持ってきました」と藤牧が紹介し、『Ferris Wheel』を披露。「以上、INIでした！」と挨拶し、ステージを後にした。

続いて登場したのは2PMのJUN. K。イントロから「横浜、みんなSAY “OK”！SAY “JUN. K”！Make some noise 横浜！」と会場をあおりまくると、激しいHIP HOPナンバー『EVEREST』でカリスマあふれるステージを披露した。
そんなJUN. Kと入れ替わりで登場したのは、2PMのニックン。さわやかなシティポップ調の『Bridge』をダンサーと共に披露した。
そして「横浜のみなさん！2PMのニックンです！ごはん食べましたか？今日、雨がいっぱい降ってて、お疲れ様でした」と挨拶すると、「2PMのJUN. Kさん、会いたいですか？」と会場に尋ね、JUN. Kを呼び込むニックン。衣装チェンジをして再びステージに登場したJUN. Kは、「みなさんのエネルギー、JUN. Kです！」とパワフルに挨拶した。
昨年ソロコンサートで横浜に訪れたというJUN. Kだが、初めて2人を観る人に向けて、「僕たちJUN. Kとニックン、本当に愛してくださ～い！」とかわいく愛嬌たっぷりにアピールする場面も。2人で仲良くハートなどのカップルポーズを連発し、ドルラネコッでも魅せてくれた。

そしてJUN. Kが「『IDOL RADIO LIVE IN YOKOHAMA』、終わったらどこに行きますか？」と尋ねると、「部屋に行きます」とニックン。さらにJUN. Kが「僕ちょっと一緒に行きたいんですが…。みなさんと一緒に行きたいです」という、芝居がかった(笑)前フリに続いて『My House -Japanese ver.-』がスタート。2PMの代表曲のひとつでもあり、若いK-POPアーティストたちにもしょっちゅうカバーされている楽曲だけに、会場も盛り上がっていた。
歌い終えるとJUN. Kが、雨の降る中来てくれたファンに「雨いっぱいですけど、今日来てくれて本当に本当にありがとうございます。感動しました」と感謝の気持ちを伝え、ファンをバックに記念撮影。
最後の曲を前に、「次の曲は、みんな手を上げてください」とJUN. Kが言ったところで、曲名が頭に浮かんだファンたちからは歓声も。そして全員が手を上げたところで、盛り上がり必至の『Hands Up』へ。会場一体となって手を上げて、大盛り上がりで2PM JUN. K＆ニックンのステージは幕を閉じた。

イベントのトリを務めたのはTHE BOYZ。紹介映像から割れんばかりの歓声が起こり、ステージに11人登場すると、さらに大きな歓声が。
まずは『WATCH IT』を披露すると、会場のTHE B（ドビ：THE BOYZのファン）からは、掛け声も起こっていた。続く『Breaking Dawn』のセクシーなステージも掛け声で盛り上がると、ジュヨンが「横浜！」、ヨンフンが「THE B～！」と叫び、「Best We THE BOYZ！こんにちは、僕たちTHE BOYZで～す！」と全員で挨拶。
続けてジュヨンが「このようにTHE BOYZが『IDOL RADIO LIVE IN YOKOHAMA』に来られて、すっごく幸せです」と伝えると、「ファンミーティング以来、2か月ぶりに横浜に戻ってきたんですが、やっぱり横浜のみなさんの雰囲気は、とっても熱くて最高だと思います」とキュー。ヒョンジェは「観客のみなさんもそうですが、MCを担当している“トンディ”！やっぱり『IDOL RADIO』のDJですね。進行が完璧です」とソヌを絶賛し、ジュヨンが「ソヌ、上手ですか？」と会場に尋ねると、その反応に照れながらも「もっとがんばります」とソヌ。“トンディ”の『IDOL RADIO』初回放送に出演したというジェイコブからも、「その時は緊張していたみたいですけど、今は完璧です」とほめられていた。シーズン1にレギュラー出演もしていて、『IDOL RADIO』は「家族」だというソヌは、「そんな縁のある番組なので、僕たちがまた遊びに来ないといけないですよね。楽しみにしていてください」と期待を高めた。
ケガのために休んでいて、久々の日本でのステージとなったハンニョンは、「お久しぶりです。めちゃくちゃ会いたかったでした」とかわいい日本語で指ハートも。
ドルラネコッでは、ギャルピースやセクシーポーズ、投げキッスなどの4カットを披露した。
ここでニューが「今年もTHE BOYZはTHE Bのみなさんにいい姿だけをたくさんお見せするように努力します」、エリックが「これからもTHE BOYZのダンスや歌にたくさん期待してください。そして愛してください」と伝えると、ケビンが「♪Tu tu ru ru Tu tu ru ru～」とヒントを出し『THRILL RIDE』へ。メンバーたちはステージいっぱいに広がって、エリックは客席に水をまいたりと、大盛り上がりとなった。
熱気も最高潮の会場だったが、ハンニョンからは「そんなに楽しんでる感じじゃないです。声がちょっと小さいと思います」とまさかのダメ出し(笑)。ソヌは「ハンニョンさんより（声が）大きいです」と観客に味方していたが、ハンニョンは「みなさん楽しいですか？」と観客に声を掛け、大きな歓声を受けていた。
最後の曲『Nectar』を前に、キューが「応援方法（掛け声）を知ってますか？」と尋ねると、会場からは大きな反応が返り、目を輝かせるメンバーたち。そしてソヌが「知らない人は“叫べ”お願いします」と言って『Nectar』へ。会場のTHE Bからは完璧な掛け声が起こり、熱い雰囲気のまま、THE BOYZのステージは終了となった。

そしてエンディングでは、「このままお別れするのは寂しいですよね。『IDOL RADIO』ソリチルロ～！」というソヌの言葉で、本日の出演者全員がステージへ。
ATBOスンファン「今日、みなさんを見ながらステージをして、本当に幸せでした。今日の瞬間、絶対に忘れないでください」
Kep1erユジン「今日来てくださって本当にありがとうございます。大好き」
INI尾崎「今日は本当に楽しかったです。3人で今日は歌わせていただいたんですけど、僕たち11人、最強のメンバーがいますので、ぜひぜひINI、チェックしてみてください！」
THE BOYZサンヨン「THE Bのみなさ～ん、叫べ！」
THE BOYZジェイコブ「今日は雨、たくさん降っているけど、来てくれて本当にありがとうございます。僕たち早く戻るつもりだから、たくさん楽しんでください」
2PM JUN. K「みなさん、次会える日まで、元気でいてください！」
キュヒョン「みんな、お疲れ様でした！今日の時間が永遠に忘れられないように、めっちゃいい思い出になるんなら、めっちゃ幸せになりますと思います。私がみなさんのそばにいなくても、僕の歌でみなさんを守りたいです。みんな、大好きです♡」
と、チームごとに日本語でひと言ずつ挨拶もすると、ソヌが「今夜のこの瞬間は僕の心の中に永遠に残ると思います」と言って、観客をバックに全員で記念撮影も。
ソヌは「K-POPを愛するみなさんと一緒に、『IDOL RADIO』はまたひとつの素敵な瞬間を完成させました。僕たちはこれからもたくさんのK-POPアーティスト、そしてファンのみなさんと一緒に『IDOL RADIO』だけの時間を作っていきます」と締めくくり、最後はソヌの「IDOL RADIO！」の声で会場全員が「サランヘ（愛してる）～」と叫んだところで2時間半の公演は終了。スクリーンにはアーティスト全員のサインも映し出され、観客を見送った。

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