グローバルボーイズグループINIの初となるドキュメンタリー作品「INI THE MOVIE『I Need I』」の完成披露プレミア試写会が10月23日(木)東京・六本木のTOHOシネマズ 六本木ヒルズで開催され、INIメンバー11名(池﨑理人、尾崎匠海、木村柾哉、後藤威尊、佐野雄大、許豊凡、髙塚大夢、田島将吾、西洸人、藤牧京介、松田迅)が登壇した。
4年間の活動に密着した“INIの全て”が詰まった本作について、メンバーは笑いと涙、そして熱い絆のエピソードを披露し、それぞれの思いを届けた。
この舞台挨拶の模様をお届けします!
「大傑作!全米が泣くだろう」-メンバーが確信した自信作
映画を鑑賞した感想について問われると、メンバーからは本人たちだからこそグッときた作品への思い入れについて熱く語ってくれた。
木村は、当初「僕らの裏側がちゃんと映画になるのか」と不安があったことを明かしつつも、「実際観てみて大傑作だと感じた。全米が泣くだろうって。そのくらい本当に濃くて、すべて詰まっている」と断言。田島も「僕たちの自信作です」と力強く語った。
メンバーの涙のエピソード
藤牧から、隣で鑑賞していた松田の号泣ぶりが暴露される一幕が…。藤牧が「隣を見たらめちゃくちゃ泣いていた、鼻水垂らして…」と暴露し、松田が「めちゃくちゃではないけど…」と言うと、木村からも「5、6席離れてたけど、もうそこまで聞こえるくらい」と明かされた。松田は「でも、映画の(中での)征哉の方が泣いていたよ」と話し、少しばかりネタバレで反撃。西も「本当にティッシュの準備だけお願いしますね。僕たちもすごい泣きそうになったので、楽しみにしていってください」とアピールしていた。
辛かった時期も「MINI(ミニ:INIのファン)がいたから」乗り越えられた
作品がメンバーの苦悩や葛藤も映し出しており、その原動力について聞かれると、髙塚は作品にはファンであるMINIからの応援コメントも挿入されていることに触れ、「MINIがいないと、本当にそれ以外ないかなと思える。期待してくれているからこそ、それ以上のものを返さなきゃという思いでこの4年間をやってきた」と、ファンへの感謝を述べた。
また後藤も「常にカッコいい自分を更新し続けたい。特典会やライブに来てくれるMINIにカッコいいと思ってもらいたいから、辛い時も乗り越えてこられた」と、ファンとの関係が活動の軸となっていることを語った。
やはり、匠海はスーパーアイドル?!
裏側のドキュメンタリーだからこそ見えてくるメンバーの姿についても、メンバーならではのエピソードが飛び出した。松田は「匠海は、スーパーアイドル!」と評し、リハーサル中に誰もいない席に向かって、コーヒー作りながら、「みんなコーヒー好き?僕とどっちが好き?」とアイドルチックなセリフを言っているのを見て、根っからのアイドルだと思って「匠海推しの気持ちがわかったわ!」と明かした。
尾崎は「京介と征哉のシーンを楽しみにしていただきたい。2人のケミストリーを感じられて…」、高塚も「だいぶ、くっついてたよね」と、観てのお楽しみのシーンのひとつにあげた。
田島は初期の映像を振り返り、「最初は殴り合いや髪の毛の引っ張り合いがあってと言うのは嘘で(イタズラっ子そうな顔で)、今はお互い理解し合って、新しい絆が結ばれた」と、グループの確かな成長を伝えた。
池田は常にカメラが密着していたため、自分の逆モヒカン姿など「素の自分を見せすぎて、ウルトラマンのようだった」と自虐も。
主題歌『君がいたから』は、メンバー6人の歌詞をひとつに
映画の主題歌『君がいたから』について、以前ライブ時に木村が語った言葉を藤牧が受け取り歌詞に入れ込んだり、メンバー6人(藤牧、尾崎、佐野、髙塚、後藤、池﨑)で書いたが、ひとりで書いたようなまとまりのある曲となったという。INIにとっても大切なバラード曲になっているので楽しみに聴いてもらいたい。
メンバー愛が爆発!「〇〇がいたから」
本作の主題歌『君がいたから』にちなんで、隣のメンバーへの感謝を伝えるフリップ企画“〇〇がいたから”では、メンバーのユニークな関係性が浮き彫りに。
池﨑⇒佐野「ユダ(佐野)がいたからINIは男子校」(ムードメーカーぶりのおかげで、男子校のような、小学校のような、動物園のような楽しさがある)
佐野⇒許「おフェンタン(許)がいつも僕たちや会社が気付かないことまでリスクマネジメントをしてくれてとても助かっている」(知識とか幅広いから、いろんな確認してくれて助かってる。グッズの在庫管理まで(笑))
許⇒後藤「威尊がいたから、INIが常に元気いっぱい」(威尊は絶対にいつもポジティブでいてくれて、元気づけてくれて、がんばろうみたいにな気持ちになり乗り越えられる)
後藤⇒藤牧「キヨがいたから安心してボケることができる」(藤牧のゲーム名がキヨ。藤牧のツッコミやMC力のおかげで、自由にボケられる)
藤牧⇒木村「まっちゃん(木村)がいたから、INIがある」(先頭を走って、責任感も強いし、リーダーとして引っ張ってくれている」
木村⇒髙塚「ヒロムンがいたから、バンドができた」(ユニット曲で、大夢がいたから4人でバンドを組めて、開かなかった扉が開いた)
髙塚⇒尾崎「匠海がいたからフェスが締まる」(フェスの最後でやる『HERO』という曲をイントロからぶち上げ、ボルテージを上げて最後に思いっきり締めてくれるフェスの盛り上げ番長)
尾崎⇒西「西がいたからINIがある」(常に前にいてくれて、最初に先陣切ってくれて、メンバーがチャレンジできていて、良い刺激を与えている、みんなにとってもデカい存在)
西⇒松田「MJがいたから、癒される」(最年少で元気いっぱいで、美しいし癒される)
松田⇒田島「将吾ヒョンがいたから誕生日が楽しみ」(毎年手書きの“焼肉券”をプレゼントしてくれる優しさ。実は券を使わなくてもおごってくれてるので焼肉券はたまっている)
田島⇒池﨑「理人がいたから人を理解しようと思えたんだ」(年下だけど優しく、落ち込んでいる時にサウナに誘ってくれるなど、全メンバーに優しくて人柄が素晴らしい。名前からサブタイトルのように考えた)
メンバー愛を感じるフリップトークの後、フォトセッションでイベントを締めくくった。
「INI THE MOVIE『I Need I』」は、INIが歩んできた道のりのすべてを映し出す、ファン必見のドキュメンタリーとなっているので、メンバーの等身大の姿、熱い気持ちをぜひ受け取ってもらいたい。
公開日:2025年10月31日(金)全国公開
出演:池﨑理人、尾崎匠海、木村柾哉、後藤威尊、佐野雄大、許豊凡、髙塚大夢、田島将吾、西洸人、藤牧京介、松田迅
監督:榊原有佑 武桜子 原田大誠
製作:LAPONE ENTERTAINMENT 東宝
制作プロダクション:吉本興業
制作協力:and pictures Your Films
製作幹事:東宝
配給:TOHO NEXT 吉本興業
公式サイト:https://ini-official.com/feature/movie_ineedi
(C)2025「INI THE MOVIE『I Need I』」製作委員会
[作品紹介]
『I Need I』――その繋がりは、“かけがえのない”ものになった
2021年6月、「ミライへ羽ばたく」と誓ったあの日から、4年。
「INI」というグループ名に込められた、「あなたと繋がっていく」という想い。
11人で夢を追い、駆け抜けてきた道も、立ち止まる日もMINIと繋がっていくことで走り続けてこられた。
順風満帆に見えたそんな彼らにもスポットライトの裏で言葉にならなかった本音、迷いがあった。
仲間と支え合い、MINIと歩んできた4年間が、今、スクリーンに刻まれる。
INI待望のドキュメンタリー映画。
今、彼らは語りはじめる――
これは、INIとあなたが繋いできた、かけがえのない“居場所”の記録。
[主題歌]
「君がいたから」/INI(※作詞参加:池﨑・尾崎・後藤・佐野・髙塚・藤牧)
2025年10月31日公開、INI初のドキュメンタリー映画「INI THE MOVIE『I Need I』」主題歌として書き下ろされたバラードソング。デビューから現在までの約4年間のメンバーの姿を映し出したINI初の映画作品である本作。「僕たち(I)があなた(I)と繋がっていく(Network)」というグループの出発点から始まり、メンバーとMINIが共に過ごしてきた中で「お互いが必要な存在(Need)」となっていくという想いが込められた映画タイトル「I Need I」と呼応するアンサーソングであり、メンバー自身が作詞を手がけ、歌詞にはこれまでのグループヒストリーが垣間見える。重なり合う歌声がメンバー同士、そしてMINIとの確かな未来を確かめ合うような、温かなバラードソングに仕上がっている。