キム・ジェジュン(JYJ)は、除隊後初となる日本ツアー『2017 KIM JAE JOONG ASIA TOUR in JAPAN ‘The REBIRTH of J’』を2月7日横浜アリーナを皮切りにスタート。3都市7公演で開催する。さらに、この日サプライズの発表で、2月25日、26日のさいたまアリーナでの追加公演の発表もあった。
ひさしぶりの日本のステージに立った1曲目『One Kiss』は、日本語バージョン。
2年ぶりのステージに立つジェジュンは、メインステージにスモッグの中から美しく浮かび上がった、幻が現実になる瞬間だった。
待ち続けていたファンは、この瞬間を待ちに待っていただろう。
ステージに立つジェジュンを一心に見つめるファン、感慨深そうな気持ちがいっぱい会場に溢れていた。
そして歌い終わり第一声は「みなさん、こんにちは!わぁ~、みなさん、元気でしたか?日本で本当に久しぶりですね。何年ぶりですか?3年?(ファンから2年~)2年。」と感慨深そう。
「軍隊終わってあまり経ってないので、まだ完ぺきに社会人になってなくて、この社会にまだ慣れていないので一般的な話がぼくには一般的でなくて…」と話すジェジュン。2年の軍隊生活にすっかり溶け込んでいたのだろう。久しぶりの日本のステージ立ち、改めて新鮮な気持ちをかみしめた感じだったのであろう。
「2年間ほぼ日本語を使ってないからすごく忘れていて頭の中の単語が2000語位なくなって日本語がへたくそになった」と話す。なので、「日本語の練習をしようかな」と思って、早めに日本に来て友達に会って言葉のリハビリをしたそう。
だいぶ忘れたというものの、会場のファンの言葉を拾いながらの進行は、相当なもの。
本人も言っていたが、ライブトークの台本はなく100%アドリブでやっているとのこと、長年日本で培ってきた基礎が出来ている人ならではだろう。
また「カッコいい~」「カワイイ」の声が飛ぶと、「以前は、みんながそういってくれるから、オレ本当にカッコいいのかなって勘違いしちゃたんですけど(本人、照れ笑い)、今は、なんかねぇ恥ずかしいっすね正直。まだ、やはり(社会生活に)慣れてないのかなあ。」と照れていた。
「日本に来て3日間、和食とかをいっぱい食べちゃって、食べたいものは多すぎて、全部食べちゃったんですね。3日後にライブあるのに自己管理しないといけないのに、食事とかトレーニングとか管理するのにまったくしなかったんです(笑)。」
「でも、2年ぶりだから、食べたいものは思いっきり食べて…」と日本食を堪能したよう。
そして「顔に肉がついたかもしれないけど、その方が若く見えますよね。これからも若くして、今は、30代になりましたけど20代のようにして生きるとみなさんもうれしいんじゃないかな(ウフフ)」と、リラックスした感じでファンと会話を楽しむようにトークは進んだ。
久しぶりで緊張すると言っていたがそんな風には見えず、輝きを放つジェジュンはやはりステージが似合う。
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