『JINLONGGUO 1st FANMEETING [Friday n Night] in TOKYO』 at 東京国際フォーラム ホールC（2/2）

ミニゲームのコーナーでは、4つのゲームを楽しんだ。
1つ目は、“ぐるぐるバット風船割り”で、10回ぐるぐる回った後、風船を割るというゲーム。回った後、フラつきながら風船を割るのだが、大きな風船がなかなか割れず悪戦苦闘のヨングクの姿が微笑ましかった。

2つ目の“豆豆豆大移動ゲーム”は、箸で豆を30秒以内に別の皿に移すゲームで、終了間近になると、最後は手で全てつまんで移動させ、ドヤ顔をしたヨングクに会場は爆笑。
その後、自分でやり直し、意外と上手に運び最後の一粒までコンプリート。落ち着いてやってみると箸使いも上手で器用な所も改めて見せた。

3つ目の“ぶるぶるダンス万歩計”では、ダンスを踊るように可愛い振りで手足を動かし、カウントの結果が、ウエスト100回、右腕128回、左腕116回とミッションで決められた回数をなんなくクリア。

最後の“ふ〜ふ〜ティッシュ落とさないで”のゲームでも、かなり上手に落とさずやっていて、歌手だから肺活量があるのか、と思わせる健闘ぶりだった。

続いて“あなたは最高の表現者”というコーナーでは、5名のファンが舞台に上ってヨングクが何を表現したかを当てることに。
ジェスチャーでは、“猫と遊んでいてひっかかれて痛がる”、“VRゲームをしていて高い所から落ちるヨングク”という凝ったお題にも関わらず、うまく表現するヨング。それに応えてファンも2問とも正解。
絵のお題の“ドラえもん”は、似ても似つかない耳のあるドラえもんを描いたが、これまたファンがきっちり当て、2つ目の“ラーメン”は絵心を見せて、箸で麺を上げている絵を描き、これまた正解。
最後は、粘土で表現ということで、お題は“象”。青い粘土で、鼻のシワなどもヘラで細かくつけたり、鼻の角度にもこだわりを見せながら、無言で黙々と没頭して作り、中々の芸術作品を仕上げたヨングク。ステージに上がり一番得点が高かったファンにこの象が贈られた。
このコーナーで、色々な事に器用さを見せたヨングクは「僕自身も知らない才能を見つけた」と嬉しそうに話していた。

VTR後、タータンチェックのスーツに着替えて再登場したヨングクは、心地よいメロディーの『Universe』を歌うと、秋の季節にぴったりな雰囲気の曲に会場も聴き入っていた。
歌い終え、「中国ver.の『Friday n Night』をもうすぐリリースするので、中国活動もする予定です。」とのお知らせには歓声が上がった。

「韓国でも人気があって、歌詞が美しく幻想的な曲なので選びました。」と歌い出した曲は、SEKAI NO OWARIの『RAIN』。
日本のファンのために選んだこの曲は、ヨングクの高音の声質が合っていてとても素敵に歌い上げていたのが印象的だった。

「本当に最後の曲になりました。みなさん楽しかったですか？」と聞くと、会場からは大きな声で「ネー！（はい）」。「僕もとても楽しかったです。本当に幸せで良い時間でした。日本でいい思い出を作ってくださってありがとうございます。」と言って、『Friday n Night』をしっとり歌い上げた。ヨングクの透明で綺麗な声が際立つ曲に会場は酔いしれ、余韻を残しステージを後にした。

「キム・ヨングク」の掛け声のアンコールが掛かり、『Clover』の曲で再登場。
「(日本語で)みなさん、今日は本当にありがとう。」「とても名残惜しいですね。最後は楽しい曲だったので寂しがらないでください。僕、また、戻ってきます。また新しいアルバムを引っ提げて、戻ってきます。お別れです。ヨングクでした。また会いましょう。」とはける間際までハートをつくってファンサービスしながら、笑顔で日本での初めてのファンミーティングを終えた。

（完）←前頁へ