3月11日(金)に公開となるJO1(ジェイオーワン)のデビューからの約2年間を振り返る初のドキュメンタリー映画「JO1 THE MOVIE『未完成』-Go to the TOP-」の完成記念プレミア試写会が、3月4日(金)東京・TOHOシネマズ新宿で行われ、2月14日に活動再開を発表した金城碧海を含むJO1メンバー11人(佐藤景瑚、河野純喜、金城碧海、大平祥生、豆原一成、川西拓実、川尻蓮、木全翔也、白岩瑠姫、鶴房汐恩、與那城奨)が揃って登壇した。
会場にはムビチケ購入者の中から抽選で選ばれたJAM(ジャム:JO1のファン)が集まり、一足先に映画を堪能した。
映画には今となっては想像もつかないような結成時のメンバーの気持ちや、レコーディングの様子、デビュー後初の有観客ライブ『2021 JO1 LIVE “OPEN THE DOOR”』の映像などがたっぷり盛り込まれ、JO1の今まで見えなかった部分を感じることができる作品となっている。
映画上映後の舞台挨拶では、JO1のデビュー2周年をお祝いするケーキが登場したり、“未完成”にちなみ完成するために挑戦したいことをひとりずつ笑いも盛り込んで発表したり、短い時間の中でもファンを存分に楽しませてくれた。
久々にJAMと再会した金城は、緊張しながらも、「まだまだ“未完成ですので、これから完成形に近づけるようにがんばっていきたい」と、素敵な笑顔を見せてくれた。
この舞台挨拶の詳細レポをお届けします!
大きな拍手で迎え入れられたメンバーたちは、リーダーの與那城の「みなさん、こんにちは!」の声に続き、「Go to the TOP!JO1です!」と全員で挨拶。
そして自己紹介では、いつものチームワークを発揮。
河野「河野純喜役を演じさせていただきました、河野純喜と申します」
川西「いつだって飛べるから、川西拓実です」
豆原「みなさん感動しましたでしょうか、豆原一成です」
川尻「キングオブ未完成、川尻蓮です」
木全「今日の晩ごはんは何にしようかな、木全翔也です」
佐藤「JO1の佐藤景瑚です。○※%◎!△#♭★♪!!」(“よろしくお願いします”?のような言葉で、メンバーからは「誰も聞き取れない」のツッコミ)
大平「JO1の天使です。大平祥生です」
鶴房「若干お腹が痛い鶴房です」
白岩「今日はお集まりいただき、ありがとうございます。JO1の白岩瑠姫です」
與那城「後半になるにつれてやりにくくなりました、與那城奨です」
そして、與那城の「ここで大事なお知らせがあります。映画のタイトルは“未完成”なんですが、僕たちの完成形に近づくために欠かせないメンバーがいますので、呼んでみたいと思います」というコメントと共に、メンバー全員で「スカーイ!」と呼び込み、金城碧海が登場。
照れた表情を浮かべながら、「ただいま~!」と声を上げ、「みなさん、お待たせしました」と話すと、メンバーにリクエストして、11人全員揃った「Go to the TOP!JO1です!」の全体挨拶を披露。
金城は「本当にめっちゃ緊張してます、今。久しぶりにみなさんの前に出られて、ここにいられるのもJAMのみなさんのおかげだし、メンバーのおかげだと思っているので。まだまだ“未完成ですので、これから完成形に近づけるようにがんばっていきたいと思っていますので、これからも応援よろしくお願いします」と久しぶりの挨拶をすると、「JO1が完成に近づくためには、そしてJAMのみなさんのためにも、碧海は必要不可欠な存在だと思うので、これから11人で、たくさんのJAMのみなさんと、遠くまで歩いて行けたらな、と改めて思いました。おかえり!」という川尻に、「ただいま!」と力強く応える場面も。
大平も「こうやって11人揃ったら、JO1だなぁ、ってなりますね。あと、お客さんを見てると、碧海が戻って来てくれて安心している表情とか、たくさん見れるので、碧海ががんばってくれて良かったなって、本当に思います。これからもっとみんなでがんばりたいと思います」と激励の言葉を贈った。
木全の「みなさん、(金城が)帰ってきてうれしいですよね?」との言葉には、会場も大きな拍手で応え、MCの「我こそは、俺がいちばん碧海くん待ってたよ、という自信がある方はいらっしゃいます?」の言葉には、佐藤が勢いよく挙手。「みんな挙げると思ったけどな」と笑いを取りながら、「ずっと待ってましたね。僕、“see you!”(金城のキメゼリフ)が大好きなんで」と話すと、「そこだけ?」のツッコミもあり、変わらぬメンバーの姿をJAMもうれしそうに見守っていた。
ここで、本日3月4日のJO1デビュー2周年をJAMと祝うために、ケーキが登場。
MCの「デビュー2周年!」の声に、メンバーが「おめでとう!」と叫ぶと、金テープも噴射され、お祝いムード一色に。
JAMの目の前でデビュー2周年を祝うことができ、河野は「本当にこの2年間、決して順風満帆だったとはいかない2年間だったと思うし、本当に色々あって、JAMのみなさんとも会う機会が本当に少なかったと感じてまして、だからこそこうやって少しでも会えたらめちゃめちゃうれしいし、(昨年11月の)ライブだってホンマに楽しかったし、そうやってお互いがお互いを大切にしながら過ごしてこれた2年間だったなって思うし、これからもそういった大切な時間を過ごしていきたいなって思います。ありがとうございました」と感謝の気持ちを伝えた。
鶴房も「デビューして、コロナが蔓延しまして、本当に色々ライブとかも控えてたんですけど、全部帳消しになってしまって、ようやく11月にみんなに会えたんですけど、まだ地方にも行けてないし、碧海込みでライブもできてないので、まだまだこれから1500回ぐらいライブすると思うので、全部来ていただいて」と、力強い決意を言葉にし、豆原も「映画を僕たち11人でスクリーンで観たんですけど、普通に過ごしてきたものがひとつの作品になるっていうのが、自分でもすごく不思議だなと思いましたし、こんなにJO1を映画にしてくださって本当にうれしかったなという気持ちがいっぱいで、みなさんに感謝でした」と映画を観て、この2年を振り返ったよう。
そして川西の「本当に自分の中で2周年っていうのが、すごい早いと実感する自分と、すごく濃くて長く実感できる部分がたくさんあって、うれしいです」という言葉を聞いたメンバーたちも、2年は早くもあり、長くもあり、という気持ちのようだった。
今回の映画『未完成』は、デビューから現在までのJO1に密着したドキュメンタリー作品だが、この2年を振り返り、白岩は「デビューして2年が経ったんですけど、こうやって多くの人の前でステージに立ったりっていうのが、デビューして(から)なくて、あんまりそういうグループもいないなと、思って。11月に(ライブで)扉が開いた時に、お待たせしてしまったなっていうのと、感謝とか、すごく色々思いが込み上げてきたんですけど、やっぱりこうやって人が前にいるっていう状況って、まだ慣れなくて、これからもっともっとそういう場所とかを増やしていきたいなとも思いますし、ひとりひとりこうやって会って、時間を作って、直接感謝を伝えられる場面を増やしていきたいなって思えた2年間だったなって。映画を観た時も、もちろん感動したんですけど、こうやって直接目に入るライブだったりとか、こういう会場っていうのは特に感動しますね、未だに。(ライブのオープニングで目に入った光景は)僕が夢見ていたというか、このためにやってるんだな、というか、みなさんの泣いてる顔だったり、幸せそうな顔だったり、笑ってくれてる顔をステージから見て、元気づけられたり、勇気づけれる、ひとりでも多くの人をそういう感情にできるようにっていう意味で、がんばって目指してきてたんで、ひとつ、夢の景色を見た瞬間ではありましたね」としみじみと話す。
対照的に、佐藤は「やりたかったことがあんまりできなかったかなってすごく思ってて、僕はやりたいことはやる、やりたくないことはやらない人間なんですよ。ですよね?みんな。(メンバー全員『そうですね』と即答)そうなんですけど、やりたいことがなかなかできなかったので、すごく悲しかったですよね。来年はやりたいことは全部やろうかなって。(『来年なんだ』のツッコミに)今年です(笑)。今年はやりたいことは、やっぱりJAMのみんなにたくさん会うことなんで、やりたいことをいっぱいやろうと思います」と明るくさらっとJAMへの愛を伝えていた。
最後の質問では、“Go to the TOP”を目指すJO1が完成するために今足りないもの、3年目はどんなことをやりたいか、どんなことに挑戦していきたいかを全員が答えることに。
河野「はい、決めました!JO1はですね、やり終えたなっていう日に、よくみんなでピザを食べたりするんですけど、今年はピザNGで!全員ピザ禁止!ささみのお肉を食べて、筋トレして、もっと素晴らしいマッスルを作っていきたいと思います。それがね、僕たちのステージのキレにつながってくると思うんで。極力ピザを減らせる1年になればいいなと思います」
川西「自分たちの練習室があるんですけど、そこのハンドソープが匂いがキツすぎて、僕はずっとマネージャーさんにも変えていただきたいです、っていうのを伝えてるんですけど、そこがまだ変えられてないので、そこを変えていただきたいなと」
豆原「なんやろうな?二十歳にもなりますから、年金払わなきゃいけないですよね。がんばらないといけないな、という。活動もしっかりがんばって、お酒もみなさんで一緒に。誰の部屋にしますか?ピザ食べてやりましょう(笑)」
川尻「僕は“Go to the TOP”です。この意識というか、この言葉を常に言い続けて、常に未完成ながらも、完成に向かって走り続けることが、今年もなんですけど、来年もこれからもずっと大事になってくると思うので、“Go to the TOP”と言い続けて11人で協力してがんばっていき続けたらなと思います」
木全「自分に厳しく、JAMにあまし…やまし…甘く、優しく、どっちでしたっけ(笑)?優しくしたいですね。挑戦したいことは、筋トレをガチでやりたいですね」
佐藤「今年の僕たちの活動を映画にしたいと思います。“微完成”」
大平「僕は“地方でライブツアーとかをする”です。全国のJAMのみなさんと会いたいと思います」
鶴房「純喜くんをだまらせます!」
白岩「汐恩をほめます!だまらせてくれたんで(笑)」
與那城「僕、真面目にいきますね(笑)。今年はですね、11人揃って、それこそライブをしたり、さらなる高みを目指してがんばっていきますので、よろしくお願いします」
金城「僕、笑顔になりたくて、みんなで。11人でコント番組。ガッチガチのコント番組。それを観たらJAMのみなさんも笑顔になると思うんで」
そして、フォトセッションを挟み、最後は與那城が「僕たち『未完成』-Go to the TOP-、まだまだ未完成ではありますが、これから完成に向けて11人でまた一から歩んでいきますので、応援よろしくお願いします」と締めくくった。
退場時には、久々の金城の“see you!”ポーズも見ることができた。
(完)
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