グローバルボーイズグループ“JO1”が2カ月で全国4都市(14公演)を巡ってきたライブツアー「JO1DER SHOW 2024 ‘WHEREVER WE ARE’」の福岡公演を、12月28日(土)マリンメッセ福岡A館で開催しました。
初上陸となった神戸や静岡、さらに結成5周年記念日というメモリアルな日をファンと共に過ごし特別なツアーとなった今回の『JO1DER SHOW 2024 ‘WHEREVER WE ARE’』。先日告知された通り、2025年2月からは全世界6都市(7公演)を股にかけるワールドツアーへとバージョンアップして世界中を巡ります。
そして全国ツアーファイナルの28日、追加公演として4月20日(日)、21日(月)に東京ドーム公演を開催することがサプライズ発表されました。
【 『JO1DER SHOW 2024 ‘WHEREVER WE ARE’』福岡公演オフィシャルライブレポート】
ファンキーな生バンドのサウンドが鳴り響く中、「Where is my love?」と高らかに歌い上げる川西拓実のアカペラでライブが開幕。ポップアップによって次々とメンバーが登場し、11人が2階ステージに集結すると、「Love seeker」がスタートします。この曲は、30日放送の「第66回 輝く!日本レコード大賞」優秀作品賞受賞曲であり、大みそかには「第75回NHK紅白歌合戦」でもパフォーマンス予定。さらに、世界最大のオーディオ ストリーミングサービスSpotifyにて、2024年世界で最もX(旧Twitter)でシェアされた楽曲1位にも認定された楽曲。そんな今年のJO1を象徴するナンバーでライブの幕開けを飾りました。
続く「HAPPY UNBIRTHDAY」では、今年MUSIC VIDEOの撮影で訪れたハワイの地で、メンバーが涙するほど影
響を受けたという”ハカ“を取り入れたダンスアレンジで魅了。「Move The Soul」、「GrandMaster (JO1 ver.)」など勢いを加速させる楽曲で盛り上げていきます。
VCRにより会場の雰囲気が一変すると、光沢のある淡い水色で、ほどよい肌見せがセクシーな衣装をまとったメンバーが再登場します。「ICY」「Black Out (JO1 ver.)」など、色気を漂わせる楽曲を披露し、続くMCで福岡出身の川尻蓮は、「福岡ただいまー!今日最後ですよ。後悔だけはしないように!最後まで楽しんでいきましょう!」と盛り上げ、リーダーの與那城奨は、「声出せますかー!?全力で僕たちと最高のステージ作っていきましょう!」と呼びかけました。
中盤には、2ユニットに分かれメンバーの趣向を凝らしたステージを展開。DJ STAGEとして豆原一成がDJブースとともにリフトで現れ、「“DJまめ”ラストだぞー!声出していけよー!」と煽りスクラッチで魅せると、川尻蓮&川西拓実が強気なラップできめ、金城碧海&白岩瑠姫が続いて登場。
普段はクールな印象を持たれる2人だが、「突き進め」という思いの込められた熱いラップをパフォーマンス。DJ STAGEのラストを飾るのは、鶴房汐恩。遊びを交えた鶴房らしいリリックのラップ曲を披露し、唯一無二のパフォーマンスを行いました。
BAND STAGEでは、河野純喜と與那城奨がギター、佐藤景瑚がドラム、木全翔也がベース、大平祥生がキーボードを担当し、「Mad In Love」をバンド演奏しながら歌唱。歌とダンスだけでなく、ラップや楽器演奏など5年間で磨いたスキルを表現する特別なステージとなりました。
そして、今回のツアーの中で特に盛り上がりを見せたREMIXパートでは、「KungChiKiTa (JO1 ver.)」「La Pa Pa Pam」「Trigger」など、JO1を代表するパワフルなダンスナンバー6曲を巧妙にリミックス。これでもかと全力で踊る姿に観客は大熱狂。本編の締めくくりとなる「Test Drive」では、アリーナとスタンドに分けた楽しいコール&レスポンスで、タオルを振り回して盛り上がり、会場全体が一体となりました。
アンコールでは、昨年のツアーでも好評だったJAMの皆さんからのリクエストに応える企画「Call me Call me」をアップグレードして実施。事前アンケートで人気だった「GO」、「やんちゃ BOY やんちゃ GIRL (JO1 ver.)」をステージいっぱいに広がりながらパフォーマンス。
スペシャル披露となった「JOin us!!」は、今月デジタルリリースしたばかりの、明るく元気をくれる一曲。12月22日(日)に開催された「第69回有馬記念(GI)」のJRA「2024年度有馬記念プロモーション」TVCMソングとして書き下ろされ、先日の静岡公演で初披露となりました。さらに、神戸公演でJO1サンタからJAMへプレゼントされたクリスマスソング「サンタさんへ。」を歌唱すると、“幸せなこの時間が永遠に続きますように”という曲に込められた思いそのままに、会場が多幸感に包まれました。
そして、MCになるとリーダーの與那城が「久しぶりに乾杯する?」と持ちかけ、JO1とJAMでお決まりの「じぇ×11、おわーん!」の掛け声で乾杯しました。メンバーは「なんか忘年会みたいだね」とつぶやき、笑いを誘いました。そして、メンバーからJAMの皆さんへメッセージが送られると、川西は「皆さんいろんな悩みとか、不安とかあると思いますが、そんな皆さんに僕ができることは、皆さんが元気の出るような曲だったり、涙を流したい時に涙を流せる曲を作ることだと思ってます。
僕を信じて、またJO1のライブに来てください。絶対に幸せにします。本当にありがとうございました。」と語り、川尻は「楽しかったね~!やっぱりステージが好きです。こんな素敵な機会を作ってくれてありがとうございました。そして、伝えたいことがあります。メンバー!疲れたり、困ったりしたら…」と話し始めると、思わず大粒の涙が溢れ出します。そして、「疲れたり、困ったりしたら俺を頼れ!JAMも困ったら俺のところ来い!夢見させるし、叶えたるから!黙って俺らについてこい!」と男らしく伝えました。
記念写真撮影をしよう、とメンバーが呼びかけ、客席に背中を向けると、ビジョンに映像が映し出され、メンバーも「なにこれ!?」と驚きのリアクション。追加公演として、「JO1DER SHOW 2025 ‘WHEREVER WE ARE’ IN TOKYO DOME」の開催が発表されると、言葉を失うメンバーたち。JAMも歓喜に沸き立ちます。立ち上がって両手を掲げるメンバーや、嬉しさのあまり倒れ込むメンバー、抱き合うメンバーも。思わぬサプライズを実感し始めると、メンバーは次々と泣き崩れ、嬉し涙が伝染していきました。JAMからも「おめでとう~!!」という歓声が届けられるなか、金城が「ちょっとメンバーみんなでハグしよう」と集めると、自然と円陣を組み、「JO1 We Go to the TOP!」とお決まりの円陣の掛け声で喜びを噛み締めました。メンバーもお互いの泣き顔を見ながら、木全は「サプライズ上手いね。」としみじみ。そしてグループの末っ子である豆原が「泣いちゃいましたね。嬉しいです!僕たちは11人で、絶対テッペンにいけるので、皆さんも絶対ついてきてください。絶対また会いましょう。また今度。」と「Maybe Next Time」であたたかく締めくくりました。
本公演で一区切りとなりましたが、ワールドツアー、そして念願の東京ドーム公演と続いていきます。5周年イヤーを華々しく盛り上げていくJO1、そして年末も「レコード大賞」、「NHK紅白歌合戦」とJO1らしいパフォーマンスを届けていきます。
なお、各種音楽ストリーミングサービスにて本公演セットリストのプレイリストを公開しました。
■Linkfire:https://lnk.to/jds_whereverweare