読者のKNさんより届いた、2月20日に行われたキム・ヒョンジュン(リダ)のライブ『KIM HYUN JOONG JAPAN TOUR 2015 “GEMINI”』レポの続きです。
アンコール1曲目の『SAVE TODAY』ではリダがファンにマイクを向け、みんなで「♪せめて今日だけは~」の大合唱。
『Lucky Guy』~『Beauty Beauty』では割れんばかりの歓声と掛け声で、最後はGEMINIバンドのメンバーも熱いソロを披露。「じゃあ、本当に最後の、今日最後のアンコールです。『HEAT』!」と言って『HEAT』が始まると、先ほど以上の熱い大合唱となりました。
「(日本語で)本当にありがとうございました。」と感謝を伝えるリダには会場から大きな歓声と「キム・ヒョンジュン」コールが送られます。
「今日の公演いかがでしたか?」という言葉にも大歓声が送られると、「僕も悔いを残さず歌えましたし、本当に後悔が残らないくらい、今日はベストを尽くせたと思います。いつも僕は今日よりも明日、もっと成熟したい、そして、明日よりも明後日にもっといい人になっていたいと思っています。なのでみなさん2年後の僕を期待してもいいと思いますよ。」とうれしい発言。
「みなさん、本当に、(日本語で)本当にありがとうございました。」と何度も感謝を伝えるリダ。
「それから、未熟な僕をいつも信じてくださって、そして本当に無理な、タイトなスケジュールにも関わらず、ベストを尽くして下さった、バンドのみなさんにも大きな拍手をお願いします。悲しいかと思っていたんですけど、それでも笑顔になれそうな気がします。本当に考えただけでも最後は悲しいだろうなと思ったんですが、みなさんが僕に最後でないということを確かめさせてくださったからです。それから、(日本語で)愛しています。最後にみなさんに本当に言いたい言葉を伝えたいと思います。」と言ったところで、感極まるリダはなかなか言葉が出ません。それでも「ほんとうに、ありがとう」と言葉を絞り出すと、『고맙다(ありがとう)』を歌い始めます。リダももう涙声だったので、リダの気持ちが伝わりすぎて、ここで私も涙腺崩壊。会場も涙声の大合唱となりました。最後の歌詞は、日本語で「♪ありがとう、そばにいてくれて」と歌って、「では、ご挨拶をする時間です。今日は来てくれて本当にありがとうございました。この歌をみなさんのために一番最後に歌いたいと思っていました。もう一度、お別れのご挨拶をしなければいけませんね。今まで僕のことを心から助けてくださったみなさん、そしてスタッフのみなさんにも心から感謝していますという言葉を伝えたいです。僕をサポートしてくださったスタッフのみなさんに最後に一つお願いごとをするとしたら、ここにいる全員のみなさんにもう一度この場でお会いできるように、すべてのスタッフがまた力を貸してくださったらうれしいです。今日が最後ではありません。また戻って来ますので、悲しまないでくださいね。(日本語で)じゃ、挨拶します。バンドのみなさん。」と言ったところで、Yumiさんが登場。
急な登場にリダはポカーンとなり「突然どうしたんですか?」と事情が呑み込めない様子。
ここでYumiさんが「ファンのみなさんがヒョンジュンさんにサプライズプレゼントをしたいということで、私が出てまいりました。」と事情を説明すると、『Your Story』の演奏がスタート。
HENECIA全員でリダに歌を贈ります。
ファンのみんなの歌声に最初は一生懸命涙をこらえていたリダですが、途中で耐え切れなくなり、それでも泣いてる姿を見せまいと後ろを向いて涙を拭いますが、最後はもう涙を気にせず、ファンの顔を焼き付けるように会場を見つめていました。こんなリダの姿を見たら私も涙があふれ、まともに歌えなくなっていましました。
そして最後の歌詞は“離さないよ”ではなく“離れないよ”としっかりみんなで歌い、曲が終わると事前に配られていたボードを一斉に上げ、「離れないよ~!」と叫びます。このボード、ステージから見ると、パールライトグリーンの中に真っ赤なハートが浮かんでいるということで、この光景にリダも何とか「ありがとうございます。ありがとうございます。本当に。」と言葉にします。
そしてYumiさんの提案で、記念撮影をすることに。
会場のファンをバックにGEMINIバンドのメンバーと共に、1枚目はみんなボードを持った状態で会場に大きなハートが浮かび上がった状態で「ヒョンジュ~ン!」と叫びながらパチリ。2枚目はボードを下ろして、ファンも顔が見えるように「ヒョンジュン、大好き~!」と叫びながら撮影しました。
リダもかわいい日本語で「僕も、大、大好き!」と返し、ここで終わりかと思いきや、もう1つサプライズをします。
タイムカプセルが登場し、開演前に私たちが書いたメッセージカードが入れられます。このタイムカプセルにリダがしっかりと蓋をし、サインを書きますが、カタカナで「ヒョンジュン」と書こうとして間違えてマジックの文字を手でこすって消すという茶目っ気も見せ、最後はハートマークまで書いて完成。
このカプセルは2年後リダが帰って来た時に開けるのだそうです。その時のリダの様子を想像するとワクワクします。
そして最後に一言。
そして公演終了後はいわゆる“出待ち”が公式のお見送り会として行われ、幕張イベントホールの大きな大きな駐車場はHENECIAで埋め尽くされ、その中の長い長い距離をリダはGEMINIバンドのメンバーと共に歩いてくれました。笑顔で手を振り、ファンを一人一人目に焼き付けるように歩いていたリダの姿が印象的でした。
しばらくは生のリダに会うことはできませんが(偶然どこかで会えるかもしれませんが)、リダの言葉を胸に、リダの歌を聴きながら、リダの言葉通り、元気に幸せにリダの帰りを待ちたいと思います。
(完)←前頁へ