“cafe de KAVE”は、今最も日本で活躍している韓国アーティストと言っても過言ではないJYJのキム・ジェジュンが運営しているカフェ。昨年8月に渋谷にオープンし、先日めでたく一周年を迎えたばかり。ジェジュンが運営しているというだけでなく、カフェとしても様々なメニュー、丁寧なサービスで老若男女問わず愛されている。
そして、8月31日(金)、東京・目黒のホテル雅叙園東京にて、KAVE cafeの事業拡大のためのフランチャイズ加盟募集の事業説明会が開催され、ジェジュンも社長として登壇した。
最初の挨拶では、「オープンしてからちょうど1年が経った時点で、これからどんな形で、どんな品質のものを出して、KAVE MALLにいらっしゃる方々に、どうやってもっと楽しめる空間になるか、もっと幸せを与えるような空間にしようかとすごく悩んできたんですけど、やっと1周年になってこのうれしい気持ちをやっとここでみなさまに伝えることができてうれしいと思います。」と感謝の気持ちを伝えた。最近のジェジュンの日本での活躍は目覚ましいが、今日も別の仕事から駆け付けたと言い、会場に集まった人の多さに驚いていた。
KAVE cafeについては、「美味しいものを食べたり飲んだりするだけでも十分に幸せな思い出を作れると思います。日本で待っていらっしゃる方々にその気持ちを一緒に共有できるといいんじゃないかと思って、日本でKAVE MALLをオープンすることになりました。」とオープンした経緯を明かし、会場に集まった加盟希望者への事業説明が開始となった。
まずは、KAVE FCのコンセプトが『Provence、Nature Style、Classic、Different、Unique、Dessert、Trend』というキーワードで説明されると、その後は、KAVEの特化したフランチャイズ展開の方法やメニューの紹介、カラフルなパステルカラーの店舗イメージ図などが紹介された。
また、カフェメニューだけでなく、今後はコスメも展開していくことなどが発表された。
後半はジェジュン社長自らがカフェについての展望などを語るトークセッションも行われ、来場者の期待を膨らませた。
―KAVE cafeはどのような存在ですか?
最初は小さいカフェにしようかな、という希望がありましたが、物件ってすごく大事じゃないかな、と思いました。例えば今のKAVE cafeが隠れ家のような探しにくい場所にあったとしたら、いい商品を作っても、難しい店になるんじゃないかと思っていて。今の店舗は場所的にはいいところにあるんじゃないかと思っていて、いい場所も探せたので、店の中に置いてある機材やものの作りとか、ひとつひとつ気にして、完成度の高いものを作らなきゃいけない、今のKAVEになっちゃったんです。
―KAVE cafeの事業を始めたきっかけは?
韓国でカフェをやっていて、それはファンのみなさまが休めるような気楽処を作るといいんじゃないかと思って始まったんですよ。それを日本に持っていこうということになって、来ちゃったんです。
やってみて思ったのは、普通の一般のお客さんたちが入ってきて、飲んで食べてみて、そこから評判が良くなると、最初に来てくださったファンの方々もプライドが強くなるし(笑)、海外の方々も自然に入ってきて、食べたりするところを見て、メニューを増やしたり、作ったりしてたんですよね。
―お客さんの動きを見て、メニューを開発していったのですね。
個人的に料理が好きで、おいしくないものを食べたら、まずいと思って、食べないことが多いんです。僕の店も、スタッフががんばって作ってくれたものなので、食べてまずかったら、「まずい」って言わないじゃないですか。でも本当においしくないメニューがあったりすると、メニューから全部外したんです。
KAVEのものは食べておいしいのも大事だと思いますけど、見て写真が撮りたくなる見た目も大事だと思って、ビジュアルも大事にしてますね。
―色んなカフェに行って研究などされているんですか?
世の中ですごく売れているものをそのままコピーしたり真似して、もっとレベルアップさせてそれを出すというのは、KAVEとは合わない。KAVEの中でミーティングをして、どういうものがいいか、研究して作って、KAVEだけの独特なものを完成していくのがKAVEなんじゃないかな、と思います。
渋谷の裏道を歩いていて、カフェを探しているとあまりなかったんです。あってもチェーン店とかで、個性がないっていうのが強く印象に残っていて。KAVEは、最初は値段が高いんじゃないかと思って入ってこなかったんです、お客さんたちが。でも入ってきて、値段も安いし、味もおいしくて、どんどんお客さんが増えてきたと思います。
―ジェジュン社長おすすめメニューは?
個人的にはサムギョプサルパスタじゃないかと思います。ベーコンのものは地味ですよね(笑)。サムギョプサルをパスタの上に乗せたら味のバランスがすごく良くて、僕も直接食べてみてすごくおいしくて、周りにもお勧めしてみたんですが、みんな一番おいしいのはサムギョプサルパスタだと言いますね。
基本的にお勧めしたいのは、ケーキなんですよね。ケーキはカフェが終わる前に全部なくなったりするんです。数量が多くないんですよ、新鮮度のために。
―甘いものはお好きですか?
好きじゃないんです。甘いものがあんまり好きじゃないのに作って食べちゃうっていうのもすごいですよね。本当にすごくおいしくなかったら食べないですよ。
―cafeにはよく行きますか?
月に3回くらいですかね。少ないんですけど、今までのスケジュールを見てみると、9月は休みが3日くらいしかないんです。KAVE cafeには結構時間を使って行くほうですね。
―FC事業のコンセプトは?
体の中に入れるものとか、自分の体に塗るのって一番大事だと思います。ものも品質が一番大事だと思いまして、良い品質の食べ物、飲み物、そして化粧品など、すごく前から用意してたもので、時間もかけてるんですけど、完成度の高いものを完成させて、KAVE cafeに行くと、食べて飲んで健康のことも考えながら、精神的にも幸せになる、そして良いものを自分の体や顔につけて、使って、美しさの満足感も高くなるような空間にさせたいって希望があるんです。きれいになりましょう!
―コンセプトの中にあった“パステル”はジェジュンさんが選ばなそうなイメージですが…
インテリアは一個一個自分で選んだものです。インテリアはすごく大事だと思います。ものがどれだけ良くても、店に入りたくなるようなインテリアになっていないと、ダメだと思うので。
―今後の店舗展開は?
次は新大久保店ですね。新大久保店はもうオープンの準備をしてありまして、物件も決まっていて、すごく行きやすい場所にありますので、みなさん楽しみにしてください。
そして次が横浜店、そして大阪店もオープンの準備をこれからする予定になります。
そして海外のほうも今準備しています。ヒントとしては中華圏のとこかな。
KAVE cafeはチェーン店になってもメニューは全く変わりません。
―今後の目標や計画は?
事業説明会でこんなこと言っちゃいけないんですけど、僕の本業として、アーティスト ジェジュンとしてもっとがんばっていきたいな、という。ここでは社長って呼ばれてるんですけど、ソロとしては日本でデビューしたばっかりなんですよ。なのでアーティストとしてもっとがんばっていきたいな、と思いますし、がんばりながらも、みなさんの健康と美しさを責任を持って、色んな所で楽しめるような、幸せを与えるようなプレースをもっと広げていきたいな、と思います。
フランチャイズを広げるのも大事だと思いますけど、一店舗一店舗の管理がどれだけ上手くできるか、というのが大事だと思うので、そういう管理もちゃんとできるようにスタッフのみんなと一生懸命がんばっていきたいな、と思います。
そして、最後に会場に集まった方々に向け挨拶をすると、事業説明会は終了となった。