キム・スヒョンのアジアツアー日本公演となる『2024 KIM SOO HYUN ASIA TOUR in JAPAN 「EYES ON YOU」』が6月22日（土）・23日（日）の2日間、神奈川・横浜のぴあアリーナMMにて開催された。

この23日（日）公演の模様をお届けします！

【レポ】キム・スヒョン『2024 KIM SOO HYUN ASIA TOUR in JAPAN 「EYES ON YOU」』 at ぴあアリーナMM（6月23日）（1/2）

オープニングでは、スヒョン出演の歴代のドラマ映像がハイライトで流されると会場からは拍手も起こり、スクリーンが開いてスヒョンが登場すると、さらに大きな拍手と歓声の中、生バンドの演奏で今年上半期に多くの話題をさらったスヒョン出演のドラマ『涙の女王』のOST『미안해 미워해 사랑해（Love You With All My Heart）』（原曲：Crush）を披露。その変わらぬ歌声に会場が酔いしれると、たくさんの歓声を浴びたスヒョンはご機嫌で「フー！」と叫び、「こんにちは、お会いできてうれしいです。キム・スヒョンです」と挨拶。本日のMC古家正亨も合流すると、「いつも1曲目に歌う歌は上手に歌いたい」というスヒョンだが、「この歌はどうしても緊張してしまいます」と、震える手も見せてくれた。それでも昨日よりは緊張が和らいでいたのではないかと言われると、「実は秘密ですけど、今日僕の家族が来ています」と、緊張の理由を明かした。

そんなスヒョンは、昨日初日の公演を終え、遅い時間にベッドに入ったものの、公演の反省点などを思い返しながら、最終的にはYouTubeを観てから寝たそうで、YouTubeで何を観たのかを聞かれると、「これも秘密なんですけど…」と言いつつも、自転車やゴルフの動画を観ていたことを明かした。
また、昨日に続き、本日の会場に初めて生スヒョンを観るというファンが多いことを知り、『涙の女王』のスタッフに感謝の気持ちを伝えつつ、「『涙の女王』をご覧になってこの会場に来てくださったみなさんだとすると、これから観るべき作品がたくさん残っていますね。（日本語で）全部観てください(笑)」とコメント。会場からは笑いと拍手が起こっていた。

最初のコーナー“龍頭里（ヨンドゥリ）写真館”では、スヒョンのInstagramとbubbleにアップされた写真の中からピックアップされた2枚を観ながら、スヒョンがその写真についての質問（各3問）を100秒以内に答えていくことに。
1枚目の写真は街の中を歩いてるスヒョンの写真。場所を聞かれたスヒョンは、「2年前にファンミーティングに来た時に、渋谷を見物しました」と回答し、その時のTMIを3つ聞かれると、昼は天丼を食べ、とんかつも食べて、真夜中には六本木で有名なカレーうどんを食べたため、「かなり顔が太ってしまいました」と回答。最後に日本に来たら必ず行く場所を聞かれると、回答の途中でタイムアップになってしまったが、気にせず「特別な理由はわからないんですけど、泊まっているホテルから近いところにあるドン・キホーテに必ず寄ります」と回答し、今回もすでに訪問済みで、黒い綿棒などを購入したことまで教えてくれた。
2枚目の写真は、草原の中で両手で胸の辺りを押さえているポーズのスヒョンの写真。このポーズに会場はざわざわしていたが、スヒョンがこのポーズの意味を「私もできるんや」という意味だと日本語で解説したため、さらに会場はざわざわ(笑)。この写真を撮った時の周りの反応を聞かれると、写真を撮ってくれたドラマのスタッフが、周りのスタッフや俳優に見られてはいけないと思って「撮ったから、早くこっちに来て」と気を使ってくれたが、逆に「僕って恥ずかしいんですか？」と尋ねたというエピソードを披露。続いて、写真を撮ったのは、ドラマのどんなシーンを撮影している時だったかを聞かれると、客席のファンに「どんなシーンだったっけ？」と尋ね、「狩り」という答えを聞いて「正解っす」とスヒョン。当時はとっても暑かったそうで、「暑いからこうなったのかな？」とも漏らしながら、最終的には650秒のタイムでコーナーはフィニッシュとなった。

2つ目のコーナー“EXCLUSIVE II SOOHYUN’S COMMENTARY”では、俳優としてのスヒョンの魅力を確認していくために、『涙の女王』でスヒョンが演じたペク・ヒョヌにスポットを当てていくことに。ドラマの映像を観ながら、スヒョン自身がそのシーンについて解説をしてくれるということで、まずは、ベッドに横になっているヒョヌが、天井の星を見て亡くなった子供を思い出して号泣するというシーンから。心揺さぶられる泣きの演技で、会場に何とも言えない空気が漂うと、その空気を察したスヒョンが花道を歩き出し、センターステージで「悲しくないですよね？おかげでセンターステージまで行けました」と和ませていた。このシーンの台本を読んで、「いい演技をしたい」という欲と同時に「怖い気持ち」もあったというスヒョンは、「どんなふうに表現したらいいのかとても悩みました」とコメントし、このシーンで多くの人の涙を誘ったと聞くと、照れくさそうにしていた。
続いてのシーンは、キム・ジョンナン演じるボムジャおばさんが泣きそうな様子を見てヒョヌが「大丈夫ですか？」と声を掛け、号泣してしまうと涙をハンカチで拭いてあげて、肩をポンポンして慰めてあげるという微笑ましいシーンで、「ボムジャおばさんは、実は隠れた涙の女王だったんです」とスヒョン。刑務所のシーンで初めてキム・ジョンナンとの撮影をしたそうだが、「その時に先輩の演技を観て、僕のほうが気を引き締めて一生懸命がんばらなければ、ペク・ヒョヌというキャラクターがかすんでしまうと思って、怖い気持ちになるくらいすごいエネルギーを感じました」とその時の様子を振り返り、「みなさんもボムジャおばさん好きでしたよね？」と客席の反応をうかがっていた。

ここで突如、“突撃クイズ”なるコーナーがスタート。スクリーンに先ほど会場をざわつかせた“私もできるんや”ポーズの別の写真が映し出されると、この写真の撮影場所がドイツであることが伝えられ、「スヒョンがInstagramにアップしたドイツでの写真は何枚か？」というクイズが出題された。スヒョンがヒントを出しながら、会場のファンが挙手して答えていき、33枚と答えて正解したファンには、スヒョンのサイン入りの『涙の女王』ポスターが贈られた。

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