昨年12月の新メンバー「イ・ドンウォン」加入後初となるKNK(クナクン)の日本ツアー『KNK JAPAN TOUR 2019 -Move on-』が2月15日(金)東京、2月18日(月)大阪にて開催された。
昼公演はファンミーティング、夜公演はライブと昼夜で異なる姿を見せた5人。
今年1月にカムバックした『Lonely Night』も披露し、久しぶりのファンとの再会を楽しんだ。
この公演の2月15日(金)東京・マイナビBLITZ赤坂で行われた夜公演(ライブ)の模様をお届けします!
映像に続き黒いスーツで登場した5人。早速カムバックタイトル曲『Lonely Night』を披露すると、会場からはティンカーベル(KNKのファン)の熱い掛け声が。
続けて『비(Rain)』『DAY BY DAY』まで披露すると、「日本のみなさん、こんばんは、KNKで~す!」と日本語で挨拶。
ヒジュン「ギターを弾く末っ子、オ・ヒジュンです。」
ジフン「KNKでリーダーとダンスを担当しているキム・ジフンです。」
ソハム「KNKでかわいいソハムです。」
インソン「KNKでメインボーカルをしているチョン・インソンです。」
ドンウォン「初めまして、私はドンウォンです。」
と、それぞれ日本語で自己紹介をすると、2階まで埋め尽くしてくれたファンに「今日本当に大勢の方が来てくださいましたね。」「どうもありがとうございます。」と改めて感謝の気持ちを伝えるメンバーたち。
昨年の12月に加入し、2ヶ月足らずで日本でのコンサートのステージに立ったドンウォンに対してソハムが「今日はドンウォンさんにとって初めてのコンサートです。ドンウォンさん、本当に緊張しています。」と言うと、ヒジュンも「踊っていないじっとしている時があるんですけど、見てるとすごく緊張しているのがわかります。」とその緊張ぶりを明かす。
さらに「すぐにコンサートのステージに立つというのはすごくいい経験ですよね。」と言われると、ドンウォン本人も「ぼくにとって、とってもいい経験になりました。すごくうれしいんですけど、すごく緊張もしています。本当に、短い間に準備をしました。すごく心配もしましたし、緊張もしたんですけど、上手くできそうです。本当に一生懸命がんばります。どうか楽しんでご覧ください。」と緊張した様子でコメント。
KNKのデビュー前からメンバーとは仲が良かったというドンウォンは“ギター~ダンス~俳優~釣り~ラップ”を経てKNKになったそうで、ヒジュンはその人生を「スペクタクル」と表現した。
先程披露したカムバックアルバムの曲『Lonely Night』はヒジュンが作詞に、『DAY BY DAY』はヒジュンとジフンが作詞作曲に参加しているということで、その話題になると、「恥かしいから言わないで。」と言いながらも、その自信が伺えた。
そして「2部(公演)では僕たちの全てを注ぎ込んでお見せしますので、楽しんでもらえたらうれしいです。コンサートをすると、ちょっとまばたきをしている間に、もうコンサートが終わりだな、って感じになりますよね。なので、みなさん、残念だと思わないように、1分でも1秒でも僕たちの姿を焼き付けて行ってくださいね。」とヒジュンがティンカーベルに伝えると、「今回バラードがあんまりないんです。次の曲は、バラードと言えばバラードですね。ちょっと恥ずかしいかな。」というソハムの言葉で次の曲へ。
『Think About You』『무슨 생각해(What Do You Think?)』『요즘 넌 어때(I Remember)』と優しい曲を3曲続けて歌うと、「僕たちKNK印のバラードタイムだったんですけど、どうでしたか?」とヒジュン。
美しい歌声を聴かせてくれた5人だったが、ジフンは昼公演のファンミーティングでゲームを頑張りすぎてしまったようで「今喉がすごく痛いです。」とテンションが下がり気味の様子。
「ちょっとテンションが下がった気がするんですけど、眠いですか?」とヒジュンにツッコまれると、ジフンは「僕たちが聴いていただいた『Think About You』という曲は、天才作曲家のキム・テジュさんが作ってくれた爽やかなバラードです。『무슨 생각해』もテジュさんの曲ですよね。先ほど僕たちが歌った曲のラインは、テジュラインと言いますか、春のような感じでしたね。」とテンションを上げて説明。
そして、バラードの余韻に浸って少しおとなしくなっていたティンカーベルには、「ご飯食べましたか?」とインソン。ご飯を食べていなかったティンカーベルが多かったようで(笑)、「いつも僕たちがお願いすることですけど、みなさんの歓声を聞かないわけにはいかないですよね。」とヒジュンが盛り上げ、全員で声出し。
さらに、「僕たちは応援を食べて生きている歌手なんです。みなさんが、(小さい声で)『はー』としたら、僕たちもこう(だらだらに)なってしまいますね。みなさんが盛り上がって遊んでくれたら…」と言って大暴れするヒジュン。
そんな中、ソハムが「今衝撃的なものを見ました。ある方が、こう(口を開ける素振りを)してたので、叫ぶのかと思ったら、あくびでした。」と笑いを誘い、会場のテンションもアップしたところで、次の曲へ。
『Tonight』ではキレのあるダンス、『Feel So Good』ではかわいいポーズ、そして『해, 달, 별(Sun, Moon, Star)』では切なく歌い上げると、再びMCへ。
ソロステージの準備のためジフンとヒジュンが一旦ステージを後にすると、やはり話題は新メンバー“ドンウォン”に。
カムバックや公演のためにたくさんの曲の振り付けを短期間で覚えなければならなかったというドンウォン。
そんなドンウォンを見て「人ができないことはないんだな、という人生の教訓を得ました。」というソハム。インソンも「本当にできないことはないですね。人は本当に極限の状態に追いやられると、何でもやり遂げられます。それは人間が持っている力だと思います。みなさんも全部やり遂げられますよ、どんなことでも。」と、ドンウォンが相当過酷なスケジュールをこなしてきたことを明かした。
さらにソハムが「僕たちもいつも『カムバックする、カムバックする』って言ってて、本当にしましたよね。『コンサートしたい、したい』って言ったら、しましたよね。ドンウォンが『お寿司食べたい、お寿司食べたい』って言ったら昨日食べることができました。」と言うと、ドンウォンは「美味しかったです。20皿食べました。」と満面の笑み。
「高いのが美味しいって知ってるのか、高いのばっかり食べてました。僕は玉子とかそういうお寿司を食べてたのに、何で本マグロに手を出すんですか!」とインソンに暴露されると、「僕、日本語が分からなくて、数字を見て高いのを頼んだんです。」と、なかなかの大物ぶりを見せていたドンウォンだった。
ソロステージでは、ジフンはCrushのやさしいバラード曲『어떻게 지내(fall)』を披露し、じっくりと歌声を聴かせる。
対照的にヒジュンはセクシーにLoco×Hwasaの『주지마(Don’t)』を歌い、ラップも披露。
途中ジャケットを脱ぎ、鍛え上げた二の腕を見せると、一輪のバラを「好きです」と言いながらファンにプレゼントする場面も。この演出には会場も湧き上がった。
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