9月7日、7.5期生としてNMB48に加入したイ・シヨンが、大阪・難波のNMB48劇場で行われた吉田朱里プロデュースによる研究生公演「Will be idol」で劇場公演デビューしました。
韓国出身のイ・シヨンは、NMB48の7期生オーディションの最終選考まで勝ち進んだが、新型コロナウイルスの影響で最終オーディションを受けることは叶いませんでした。しかし、NMB48のメンバーなるという夢を諦めきれず、追加オーディションに挑み、その熱意と真摯な思いが伝わって見事“合格”。8月14日、大阪城ホールで開催した「NMB48 LIVE 2021 in 初夏 ~はつなつ!ハツラツ!」でサプライズお披露目をして、オープニングアクトで「夢は逃げない」を独唱するという鮮烈なデビューを飾りました。
そして、ついに劇場公演初日。研究生公演の「Will be idol」も、正規メンバーに昇格した7期生の平山真衣と眞鍋杏樹が本公演から卒業したことで、新たなスタートを迎えており、“しよみん”こと、イ・シヨンの加入は、7期生メンバーたちにいい刺激を与えています。
「overture」が流れた後、イ・シヨンは、瓶野神音、黒田楓和、佐月愛果、隅野和奏、早川夢菜、和田海佑と共にステージに登場し、「LOVE修行」で公演が始まった。続けて「Seventeen」「恋なんかNo thank you!」を披露し、他のメンバーたちとの息の合った初々しいパフォーマンスを見せました。
3曲を歌ったところで自己紹介。イ・シヨンは「みんみんみん!みんなの?(しよみーん)みんなと夢見る恋しよう!韓国出身、21歳の“しよみん”ことイ・シヨンです!」というキャッチフレーズも公開。佐月から「劇場公演初日、3曲やってみてどう?」と聞かれると、「本当に初めて、3曲連続で踊ったりしたので、汗だらけになりました」と答え、「あっという間に感じて、リハの時よりもめっちゃ早いです!」と笑顔を見せました。
ユニットコーナーでは、白い衣装に替えて、佐月、瓶野、早川と4人で「エンドロール」を歌唱。クールな雰囲気は前半の曲とはまた違う一面を感じさせました。「Choose me」からの後半戦。歌い出しのパートを任された「制服が邪魔をする」、シリアスなムードの「最後のカタルシス」を堂々とパフォーマンス。そして、瓶野が「続いて披露する曲はNMB48にとって大切な曲。NMB48の歴史を作ってくださった先輩方の想いや考えを私たちが引き継いでいきたいと思います。そして、研究生一丸となって、これからの歴史を作り上げていきます」と曲振りをして、NMB48のデビュー曲「絶滅黒髪少女」で本編を締めくくりました。
アンコールではTシャツに着替えて、「らしくない」「高嶺の林檎」などアップテンポな曲でテンションを上げ、最新シングルの「シダレヤナギ」も歌唱。「私たちはまだ何もできませんが、全員で力を合わせ、これからのNMB48を引っ張っていける存在になります。これからも見守っていてください。私たちは私たちにしかなれないアイドルを目指し、掴み取るまで手を伸ばします」と、佐月が代表して思いを伝え、「夢に色がない理由」を歌い、この日の公演が終了しました。
イ・シヨンの劇場公演初日。緊張もある中、他のメンバーたちもアイコンタクトを取りながら、しっかりとサポートするなど、高い結束力が感じられる公演となりました。