『エクストリーム・ジョブ』のリュ・スンリョンとドラマ「SKYキャッスル~上流階級の妻たち~」のヨム・ジョンア。数多くの映画やドラマで人気を博す実力派俳優の二人が初共演し、人生最後の旅を共にする夫婦をポップな音楽とともに描いたハートフルなロードムービー『人生は、美しい』(原題:인생은 아름다워)が11月3日(金・祝)シネマート新宿、ヒューマントラストシネマ有楽町他にて全国順次公開されることが決定!
この度、日本版予告編と場面写真11点が一挙解禁となった!
典型的な亭主関白の夫・ジンボンと、思春期真っただ中の息子と娘。そんな家族に時にうんざりしながらも、健気に尽くしてきた平凡な専業主婦のセヨン。だがある日、自分の命が残りわずかと知らされる。突然の余命宣告に激しく動揺したのも束の間、何かが吹っ切れたセヨンは、自身のおそらく最後となる誕生日プレゼントに、学生時代の初恋相手との再会を熱望。よりによって彼を一緒に探してほしいと夫に頼み込み、夫婦の奇妙な最後の旅が始まるのだが――。
いまどき珍しいほどに不愛想で不器用な夫に『7番房の奇跡』(14)、『エクストリーム・ジョブ』(20)などでヒットを飛ばす国民的俳優リュ・スンリョン。シリアスからコメディまで硬軟自在の高い演技力で、今回も不器用ゆえに愛おしいジンボンをユーモラスに演じ切る。死期が迫るほどに美しく輝きだす魅力的なセヨンに扮するのは、ドラマ「SKYキャッスル~上流階級の妻たち~」(19)、『完璧な他人』(19)などに出演する実力派俳優ヨム・ジョンア。近年は日本でも人気バラエティー番組シリーズ「三食ごはん」で注目される彼女が、ときにコミカルに感情豊かなセヨンを熱演し共感を呼ぶ。
注目すべきセヨンの初恋相手ジョンウ役には、本日8月25日に28歳の誕生日を迎える大人気K-POPグループ“Wanna One”出身のオン・ソンウ。ドラマ「十八の瞬間」(19)や『ソウル・バイブス』(22)など俳優としても注目され、現在兵役のため芸能活動を一時休止中の彼にとって、本作は実質記念すべきスクリーンデビュー作でありファン必見!他にも若き日のセヨン役にパク・セワン、若き日のセヨンの親友・ヒョンジョン役にシム・ダルギなどフレッシュかつ個性的なキャスト陣が揃う。
今回解禁された予告編では、突然自分の命が残り2カ月と宣告された専業主婦のセヨンが、夫ジンボンに向かって「この人を捜して」と写真を見せ、「最期に初恋の人に遭いたいの」と強引に頼み込む場面から、夫婦の旅へと。「あなたが初恋なわけないでしょ」と言い放ち、初恋の人ジョンウ(オン・ソンウ)との2ショット写真を嬉々とみせるセヨンに「俺と30年も一緒にいるのに」とイライラするジンボン。木浦から釜山、清州から小さな島・甫吉島へ、名前と年齢しかわからない初恋の人を捜す韓国横断の旅は、いつしか若き二人のドラマチックな出会いや「君なしで生きていけない」という熱いプロボーズなど夫婦の軌跡をたどる旅へと変わっていく。そして「一緒にいてくれて、ありがとう」というセヨンの言葉が静かに胸に迫る。
本作は韓国で愛される1970年~2010年代の名曲が物語を彩るミュージカル映画としての魅力も十分。予告編では、シン・ジュンヒョン(シン・ジュンヒョンと葉っぱたち)『美人』、イ・ムンセ『ソロ愛讃』、ユ・ヨル『別れて以来』といったヒット曲が登場し、劇中の登場人物の心情を代弁していく。
本作監督は『国家が破産する日』(19)のチェ・グッキ。「人生には限りがあるけれど、それでも十分に美しく、幸せになれる」というメッセージを込めたと語る。そして『エクストリーム・ジョブ』などの脚本を担当したペ・セヨン、ソン・ガンホ主演の『タクシー運転手 約束は海を越えて』(18)の制作会社として知られるザ・ランプとタッグを組み、主人公のジンボンとセヨンというある意味平凡な夫婦の旅を通じて、忘れていた初恋や友情、家族の愛を追体験していく「誰もが共感できる人生の物語」を作り上げた。