7月26日(土)の長野公演を皮切りに、初の全国アリーナツアー『2025 ME:I 1ST ARENA LIVE TOUR “THIS IS ME:I”』が全国6都市(長野・北海道・愛知・神奈川・兵庫・広島)で行われ、全13公演を完走したガールズグループME:I(ミーアイ)。その追加公演『2025 ME:I 1ST ARENA LIVE TOUR “THIS IS ME:I” ENCORE IN TOKYO』が、12月13日(土)・14日(日)の2日間にわたり、東京・有明アリーナで開催された。チケットは完売し、2日間で計2万人超のYOU:ME(ユーミー:ME:Iのファン)が、年内ラストとなるME:Iのステージに歓喜した。
この14日公演の模様をお届けします!
この日の東京は、気温も低く寒さと雨。そんな天候にもかかわらず、会場内のボルテージは始まる前から上がり、場内に流れる楽曲『Click』に合わせてYOU:MEによる大きな掛け声が鳴り響き、ステージへの期待いっぱいで会場の温度を上げていた。
オープニングは、ツアータイトルの『THIS IS ME:I』で幕開け
オープニングは、カラフルなカラーレーザーから星空が輝くような美しい演出から、ME:Iのメンバーがメインステージに横一列に並んで登場。真っ白な衣装のメンバーがひとりずつポージングをキメるインパクトのある登場に、会場は割れんばかりの歓声に包まれた。
ライブは、9月にリリースされた1stアルバム『WHO I AM』のタイトル曲であり、ツアータイトルになっている『THIS IS ME:I』で幕開け。難易度の高い腰を反る振り付けが特徴で、時計の9時半を指すような体勢から、“9時半ダンズ”とも言われている。
続けて、3rdシングルタイトル曲『MUSE』のリミックスバージョンを披露し、最初から会場からの期待に応える盛り上がりを見せた。
そして8人で「Click!ME:Iです!」の挨拶後、リーダーのMOMONAは、天候が悪く寒い中、足を運んでくれたYOU:MEにまず感謝を伝えると、「寒くて身体が冷えていると思うので、隣の人にぶつからない程度に動いてください!」と声掛け。アップテンポな曲を次々と繰り広げ、会場をどんどん温め、キュートなME:Iの魅力を振りまきながら、ファンを高揚させた。
多彩なアレンジ曲満載なセットリストで、ファンは熱狂!
シャボン玉が舞う演出の『Summer Magic』、ロックアレンジの『CHOPPY CHOPPY』や『Cookie Party』、ジャズアレンジの『Sugar Bomb』、2ndシングルのタイトル曲『Hi-Five』をスタンドマイクで歌うパンクアレンジバージョンなどで、バリエーション豊かな曲を披露し、多彩な魅力を見せて楽しませた。
また、ME:Iが誕生したオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』(以下、日プガールズ)時代にコンセプト評価で挑戦した課題曲『小悪魔 (Baddie)』をKEIKO、RINON、KOKONA、AYANEで、『TOXIC』をMOMONA、MIU、SUZU、TSUZUMIのユニットに分かれて歌い、ファンを喜ばせた。
そして、日プガールズで木村カエラが練習生のために書下ろしたバラード曲『FLY UP SO HIGH』は、ME:I Ver.にアレンジして披露し、心を込めて歌いYOU:MEに届けた。
アンコールでは、会場の2階・3階にもメンバーが散らばりYOU:MEの元へ。初のウインターソング『Sweetie』も披露!
アンコールは、日プガールズのテーマ曲で、ME:Iの原点ともいえる『LEAP HIGH! ~明日へ、めいっぱい~ (ME:I Ver.) – Extended Ver. -』で2階・3階の客席にもメンバーが上がり、遠かった席のファンにも挨拶しながら、サインボールも投げ歌いながら練り歩き、YOU:MEは歓喜。
ME:I初のウインターソング『Sweetie』では、サンタの帽子やトナカイのカチューシャを着けて、会場をクリスマスムードに。
最後は、メンバーからYOU:MEへの感謝を改めて伝え、楽しかったライブへの思い、お互いのメンバーにもねぎらいと感謝を伝えた。
そしてメンバーで円陣を組み、YOU:MEと声をそろえて「YOU&ME、ME:I!」と叫んでから、デビュー曲『Click』をパフォーマンスし、最高の盛り上がりを見せて終演した。
明るくキャッチーなアイドルポップ、ダンスミュージック、そして感動的なバラード曲などバラエティ豊かに披露し、ハイトーンのボーカル陣をそろえ、パフォーマンスにもそれぞれ磨きがかかり、2周年を迎えるME:Iの成長が、ますます楽しみになった公演となった。