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2023年12月10日18時29分 日曜日 【レポ】年間の優れたミュージックビデオを表彰する音楽アワード『MTV VMAJ 2023』~チャウヌ、THE BOYZ、NiziUらが各賞を受賞!喜びのコメントからパフォーマンスまで!

世界最大級のユース向け音楽&エンターテインメント・チャンネル“MTV”が、2002年から開催している音楽アワード『MTV VMAJ 2023』が、11月22日(水)神奈川・Kアリーナ横浜にて開催された。
『MTV VMAJ』は、年間の優れたミュージックビデオを表彰する音楽アワードで、今年で22回目となる。この1年に世に送り出された数々のミュージックビデオの中から、各部門の最優秀作品と特別賞を選出。さらに受賞作品の中から、年間で最も優れた作品“Video of the Year”を決める一般投票を、10月27日(金)~11月10日(金)の期間で受け付け、その結果がこの日に発表された。

この授賞式の模様をお届けします!

【レポ】『MTV VMAJ 2023』 at Kアリーナ横浜

カウントダウンが終わると、オープニングは櫻坂46の『Start over!』のライブステージ。
パフォーマンス後には、本日の出演者を紹介する映像が流され、名前が読み上げられるたびに、会場からは大きな歓声が上がった。

そして本日のMC山里亮太(南海キャンディーズ)と藤井サチの2人が登場し、いよいよイベントが本格的にスタート。
まずはR&Bのジャンルにおけるミュージックビデオを対象に最も優れている作品に与えられるBest R&B Video(最優秀R&Bビデオ賞)が山下智久の『Sweet Vision』と発表され、山下智久が登壇、受賞の喜びや制作秘話を語った。

マカロニえんぴつが『リンジュー・ラヴ』『悲しみはバスに乗って』の2曲を披露したライブステージに続き、邦楽グループのミュージックビデオを対象に最も優れている作品に与えられるBest Group Video -Japan-(最優秀邦楽グループビデオ賞)が乃木坂46の『おひとりさま天国』と発表されると、梅澤美波、井上和、山下美月、久保史緒里、遠藤さくら、賀喜遥香の6名が登壇、受賞の喜びや曲の盛り上がりポイントを語った。

続いてロックのジャンルにおけるミュージックビデオを対象に最も優れている作品に与えられるBest Rock Video(最優秀ロックビデオ賞)が10-FEETの『第ゼロ感』と発表されると、10-FEETの3人が登壇、受賞の喜びや受賞までの道のりを熱く語った。
さらにミュージックビデオのアート性において最も優れている作品に与えられるBest Art Direction Video(最優秀アートディレクションビデオ賞)がアイナ・ジ・エンドの『Red:birthmark』と発表されると、アイナ・ジ・エンドが登壇、受賞の喜びやanoとのエピソードを語り、笑いを誘った。

ここでNiziUのライブパフォーマンスへ。まずは『Paradise』で聴かせると、「We need U!私たちNiziUで~す!」と全員で挨拶。MAKOは「このたび、Best Pop Video賞という素敵な賞をいただき、このような素敵なステージでパフォーマンスをすることができて本当に光栄です」と喜びを伝えると、メンバーたちからも「ありがとうございます」と感謝の言葉が伝えられた。そしてAYAKAが「私たちの韓国デビュー曲を披露させていただきたいと思います」と紹介して『HEARTRIS』を披露。明るくかわいいステージで魅せると、「以上、NiziUでした!」と挨拶し、ステージを後にした。

続いてミュージックビデオのコンセプト、楽曲とのマッチングなど、撮影における観点で最も優れている作品に与えられるBest Cinematography(最優秀撮影賞)が日向坂46の『Am I ready?』と発表されると、佐々木久美、金村美玖、松田好花、上村ひなの、河田陽菜、齊藤京子の6名が登壇、受賞の喜びを語った。

anoが『スマイルあげない』『ちゅ、多様性。』の2曲を披露したライブステージに続き、対象期間内に発表されたアルバムの中で最も優れた作品に贈られるAlbum of the Year(最優秀アルバム賞)がaikoの『今の二人をお互いが見てる』と発表されると、aikoが登壇、会場に負けないくらい自身も大盛り上がりし、トロフィーを受け取った。さらに『果てしない二人』でもBest Solo Artist Video -Japan-(最優秀邦楽ソロアーティストビデオ賞)受賞というW受賞であり、この日が誕生日というおめでたいこと続きのaikoは、感慨深げに受賞の喜びを語っていた。

続いて山下智久が受賞曲『Sweet Vision』をライブステージで披露すると、スクリーンでは、Best Choreography(最優秀振り付け賞)を『オトナブルー』で受賞した新しい学校のリーダーズからのビデオメッセージが流され、受賞の喜びを語った。

そしてここからはTHE BOYZのライブステージへ。ケガの治療のためハンニョンは欠席となったが、10人で『ROAR』を披露。その圧巻のパフォーマンスに、会場からはひときわ大きな歓声と掛け声まで起こり、人気の高さを証明した。パフォーマンスを終えると、大きな歓声の中、「ありがとうございました」「愛してるよ~」「THE B(ドビ:THE BOYZのファン)アンニョン」「サランヘ」などと声を掛けながら、ステージを後にした。

ここで横浜市長の山中竹春氏が登壇し、世界最大級の音楽の街、ミュージックシティ横浜から創設される特別賞の発表へ。横浜市とのコラボ企画として実施された特別賞“Rising Star Award Presented by YOKOHAMA”は、横浜から大きく世界に羽ばたいてほしいという願いを込めて創設された賞で、今後大躍進が期待される新人アーティストに贈られるもの。期間中に開催されたデジタルスタンプラリーによって、6組のノミネートアーティストからWOLF HOWL HARMONYがその栄冠に輝いた。トロフィーを受け取ったWOLF HOWL HARMONYの4人は、受賞の喜びや今後の抱負を語った。

続いてアジアを代表するセレブリティに贈られる特別賞Best Asia Celebrity(ベストアジアセレブリティー賞)のプレゼンターとしてタイの人気俳優Gulfが登壇すると、「日本のみなさん、私はGulf Kanawutです」と日本語で挨拶。今回この賞を受賞したBrightと友人でもあるGulfは、「君がやること全部、思いっきりやればいいと思うよ」という熱いお祝いメッセージを贈り、Brightにトロフィーを手渡した。Gulfと同じくタイの人気俳優Brightは、「こんにちは、私はBrightです」と日本語で挨拶し、受賞の喜びを伝えるとともに、スタッフやファンに感謝の気持ちを伝え、「これをきっかけにタイのアーティストの認知がもっと広がっていくといいと思います」とコメントした。

乃木坂46が『おひとりさま天国』『Monopoly』の2曲を披露したライブステージに続き、スクリーンではBest Solo Artist Video -International-(最優秀洋楽ソロアーティストビデオ賞)を受賞したOLIVIA RODRIGOからのビデオメッセージが流され、受賞の喜びを伝えた。

ここからは、音楽活動をはじめ、俳優、ファッションなどアーティストとしてグローバルな活動の功績をたたえた特別賞Global Icon Award(グローバルアイコン賞)の発表へ。受賞したチャウヌ(ASTRO)が登壇すると、会場からは割れんばかりの大歓声。トロフィーを受け取ると、「こんにちは、チャウヌです。久しぶりですね。Global Icon Award、特別に賞をくださり、ありがとうございます」と日本語で挨拶。さらに「いつもたくさんの応援と愛をくださるAROHA(アロハ:ASTROのファン)のみなさんの応援と愛のおかげで、価値ある賞をいただけたと思います。そして、みなさんのそのような応援と期待に応えられるような素敵な姿をお見せします」とファンに感謝の気持ちを伝えると、「改めて、ありがとうございました」と日本語で締めくくった。
ここで降壇したかと思われたチャウヌだったが、そのままライブステージへ。『1番好きな人にサヨナラを言おう』を、透き通るような優しい歌声で歌い、会場中をうっとりさせて、ステージを後にした。

Best New Artist Video -International-(最優秀洋楽新人アーティストビデオ賞)を『golden hour』で受賞したJVKEからのビデオメッセージを挟み、BE:FIRSTのライブステージへ。『Boom Boom Back』『Mainstream』の2曲を披露した。

続いて、対象期間内に発表された楽曲の中で最も優れた作品に贈られるSong of the Year(最優秀楽曲賞)がYOASOBIの『アイドル』と発表されると、YOASOBIの2人が登壇、受賞の喜びを語った。YOASOBIは『アイドル』でBest Animation Video(最優秀アニメーションビデオ賞)も受賞しており、aikoに続きW受賞となった。

日向坂46が『Am I ready?』『君は0から1になれ』の2曲を披露したライブステージに続き、最も優れたアーティスト活動をたたえて贈られるArtist of the Year(最優秀アーティスト賞)がMrs. GREEN APPLEと発表された。Mrs. GREEN APPLEは、『ケセラセラ』でBest Visual Effects(最優秀ビジュアルエフェクト賞)、『Magic』でBest Alternative Video(最優秀オルタナティブビデオ賞)も受賞しており、登壇したMrs. GREEN APPLEの3人は、受賞の喜びとともに、大忙しだったこの1年を振り返って、感謝の気持ちを伝えた。

Best Collaboration Video -Japan-(最優秀邦楽コラボレーションビデオ賞)をmillennium parade × 椎名林檎『W●RK』で受賞した常田大希(King Gnu)のビデオメッセージを挟み、ダンスミュージック、ダンスパフォーマンスにおけるミュージックビデオを対象に、最も優れている作品に贈られるBest Dance Video(最優秀ダンスビデオ賞)が櫻坂46の『Start over!』と発表されると、松田里奈、山崎天、藤吉夏鈴、田村保乃、小林由依、守屋麗奈の6名が登壇、受賞の喜びを語った。

アイナ・ジ・エンドが『キリエ・憐れみの讃歌』、アオイヤマダと共に『Red:birthmark』の2曲を披露したライブステージに続き、2022年以降にデビュー作品を発表した邦楽新人アーティストのミュージックビデオを対象に、最も優れている作品に与えられるBest New Artist Video -Japan-(最優秀邦楽新人アーティストビデオ賞)がanoの『ちゅ、多様性。』だと発表されると、早速MC山里との楽しい掛け合いがスタート(笑)。しっかりと受賞の喜びも伝え、ライブへの思いなども語った。

Brightが自身も出演したドラマ『F4 Thailand/BOYS OVER FLOWERS』(タイ版『花より男子』)のOSTより『Who am I』を披露したライブステージに続き、ヒップホップのジャンルにおけるミュージックビデオを対象に、最も優れている作品に与えられるBest Hip Hop Video(最優秀ヒップホップビデオ賞)がBAD HOPの『Champion Road』と発表されると、BAD HOPの8人が登壇し、受賞の喜びとともに感謝の気持ちを伝えた。

Best Group Video -International-(最優秀洋楽グループビデオ賞)を『CASE 143』で受賞したStray Kidsからのビデオメッセージが流されると、aikoのライブステージへ。途中、大ファンだというMC山里も巻き込んだりしながら軽妙なトークも交え、『果てしない二人』『星の降る日に』『荒れた唇は恋を失くす』の3曲を披露した。

ここからは、受賞者の発表が続き、まずはポップジャンルにおけるミュージックビデオを対象に、最も優れている作品に与えられるBest Pop Video(最優秀ポップビデオ賞)がNiziUの『Paradise』だと発表されると、NiziUの9人が登壇。MAKOは「今回『Paradise』という楽曲を、本当にたくさんの方々が愛してくださったということを改めて実感することができましたし、日々応援してくださるWithU(ウィジュー:NiziUのファン)、そして全スタッフのみなさんに心から感謝を申し上げたいと思います。そして、これからもNiziUらしさをパフォーマンスで世界に発信していけるようにがんばりたいと思います。本当にありがとうございます」と受賞の喜びを語った。

続いて、ストーリー性のあるミュージックビデオを対象に最も優れている作品に与えられるBest Storytelling Video(最優秀ストーリーテリングビデオ賞)がマカロニえんぴつの『悲しみはバスに乗って』と発表されると、マカロニえんぴつの4人が登壇し、受賞の喜びを語った。

そして最も優れたグループ活動をたたえて贈られるGroup of the Year(最優秀グループ賞)がBE:FIRSTだと発表されると、BE:FIRSTの7人が登壇、RYOKIが「せっかくなので、しっかりとお話ししたいと思います」と前置きし、受賞の喜びや感謝の気持ちを日本語と英語でしっかりと伝えた。

Best Buzz Award(最優秀バズ賞)を受賞したNewJeansからのビデオメッセージを挟み、音声合成ソフトウェアをベースに作られた楽曲を対象にした特別賞Daisy Bell Award(デイジーベル賞)が、まらしぃ×じん×堀江晶太(kemu)の『新人類』だと発表されると、まらしぃ×NORISTRY×齊藤京子(日向坂46)がスペシャルコラボパフォーマンスで『新人類』を披露した。

続いて、アジアを代表するグループに贈られる特別賞Best Asia Group(最優秀アジアグループ賞)がTHE BOYZと発表されると、THE BOYZの10人が登壇、「Best We THE BOYZ!こんにちは、僕たちTHE BOYZで~す!」と全員で挨拶すると、ジュヨンが「MTV Best Asia Group賞をいただき、ありがとうございます。ファンのみなさんのおかげで、こんな賞をもらえました。ありがとうございます」、ジェイコブが「これからもたくさんの姿を見せられるようにがんばって、たくさん会いに来ます。来年2月、ライブで会いましょうね。THE Bのみなさんいつもありがとうございます」、ヨンフンが「ありふれた一瞬が輝くのは、THE Bがいるからだよ」と日本語で伝え、ケビンは英語で感謝の気持ちを伝えた。名残惜しそうにステージを後にしたメンバーたち。ヨンフンは「THE B、好き!」と最後までTHE Bに愛を贈っていた。

ここで改めて各部門の受賞者がアナウンスされると、受賞者の中から一般投票で最も得票数が多い作品に贈られる“Video of the Year”の発表へ。受賞したのはMrs. GREENAPPLEの『ケセラセラ』で、再びMrs. GREENAPPLEの3人が登壇。ボーカルの大森元貴は、あまりのうれしさに「まだわからない」とコメント。キーボードの藤澤涼架は「めちゃくちゃうれしいです!」、ギターの若井滉斗は「本当に…本当に…ありがとうございます!!」と三者三様の表現で喜びを伝えた。
最後は史上初の4冠となったMrs. GREENAPPLEが『Magic』『ケセラセラ』の2曲でフィナーレを飾り、『MTV VMAJ 2023』は幕を閉じた。

この豪華アーティストが出演の授賞式『MTV VMAJ 2023』の模様は、MTVにて12月10日(日)19時より放送され、放送と同時に12月1日(金)に本ローンチされたプレミアムストリーミングサービス「Paramount+」でも12月10日(日)19時より独占配信を開始される。

【MTV VMAJ 2023 WINNERS】
・Video of the Year:Mrs. GREEN APPLE『ケセラセラ』(Dir. 戸塚富士丸)
・Best Solo Artist Video -Japan-:aiko『果てしない二人』(Dir. 山岸聖太)
・Best Solo Artist Video -International-:OLIVIA RODRIGO『vampire』(Dir. Petra Collins)
・Best Group Video -Japan-:乃木坂46『おひとりさま天国』(Dir. 伊藤衆人)
・Best Group Video -International-:Stray Kids『CASE 143』(Dir. 725)
・Best New Artist Video -Japan-:ano『ちゅ、多様性。』(Dir. 渡邉直)
・Best New Artist Video -International-:JVKE『golden hour』(Dir. Gus Black)
・Best Collaboration Video -Japan-:millennium parade × 椎名林檎『W●RK』(Dir. 児玉裕一)
・Best Collaboration Video -International-:SAM SMITH, KIM PETRAS『Unholy』(Dir. Floria Sigismondi)
・Best Rock Video:10-FEET『第ゼロ感』(Dir. 大澤健太郎)
・Best Alternative Video:Mrs. GREEN APPLE『Magic』(Dir. 新宮良平)
・Best Pop Video:NiziU『Paradise』(Youngjo Kim, Seungwoo Yoo (Dir. NAIVE Production))
・Best R&B Video:山下智久『Sweet Vision』(Dir. 辻本祐希)
・Best Hip Hop Video:BAD HOP『Champion Road』(Dir. Spikey John)
・Best Dance Video:櫻坂46『Start over!』(Dir. 加藤ヒデジン)
・Best Storytelling Video:マカロニえんぴつ『悲しみはバスに乗って』(Dir. 森義仁)
・Best Animation Video:YOASOBI『アイドル』(Dir. 中山直哉)
・Best Art Direction Video:アイナ・ジ・エンド『Red:birthmark』(Dir. 酒井伸太郎)
・Best Visual Effects:Mrs. GREEN APPLE『ケセラセラ』(Dir. 戸塚富士丸)
・Best Cinematography:日向坂46『Am I ready?』(Dir. 白石剛浩)
・Best Choreography:新しい学校のリーダーズ『オトナブルー』(Dir. 吉川エリ)

【SPECIAL AWARD WINNERS】
・Artist of the Year:Mrs. GREEN APPLE
・Song of the Year:YOASOBI『アイドル』
・Album of the Year:aiko『今の二人をお互いが見てる』
・Group of the Year:BE:FIRST
・Global Icon Award:チャウヌ
・Best Asia Celebrity:Bright
・Best Asia Group:THE BOYZ
・Best Buzz Award:NewJeans
・Upcoming Dance & Vocal Group:DXTEEN、LIL LEAGUE
・Rising Star Award:WOLF HOWL HARMONY
・Daisy Bell Award:まらしぃ×じん×堀江晶太(kemu)『新人類』

【番組情報】
「MTV VMAJ 2023」
初回放送:12月10日(日)19:00~22:00
リピート放送: 12月23日(土)20:00~23:00、12月28日(木)19:00~22:00
※放送終了時間は変更になる可能性があります。
番組ページ: https://www2.mtvjapan.com/music/programs/202312-095

Paramount+配信日:12月10日(日)19:00~配信スタート
・J:COM STREAM:https://linkvod.myjcom.jp/cp_item/1
・WOWOWオンデマンド:https://wod.wowow.co.jp/program/196190

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