2年間の兵役を終え7月1日に除隊したばかりのパク・ジョンミン（SS501）が、ソロアーティストとして日本で復帰。7月22日（土）、23日（日）には東京・原宿クエストホールで除隊後初の日本コンサートを開催、新曲を含め20曲を披露した。
生バンドでのライブで、トークは「台本はない」と言ってアドリブで進行。2年間のブランクをまったく感じさせないライブとなった。

【レポ】『パク・ジョンミン 復帰記念コンサート Show 1』 at 原宿クエストホール

スタート曲『君は知ってる？』を歌い終えると、客席に『おかえり』のボードを見つけると嬉しそうに「みんなも、こういうの準備してきて感動させてよ～」と笑顔でおねだり。

この間発売されたアルバムから1曲ということで、「次の曲は、なんだと思う？」とファンとの会話を楽しみながら進行。いろいろな曲が飛び交い正解がでると「おめでとう！」と言って『ナップニンガヨ』を披露。

ちょっぴり声の調子が悪かったようで、でも「ファンの笑顔を見たらちょっと治った。」と話しつつ、「次の曲はみなさんの力が必要です」とサビでかけ声をお願いし、歌う前に練習をしてから『Summer Break！』。

途中のトークでは、「僕、前となにか変わった？」とファンに聞くと、ファンから「体重！」と間髪入れずの回答に「くそー」と悔しそうな笑顔（笑）。
「合っているけど、正解は歳です。」「20代と30代とでバラード歌ったら、どう違うかなと思って、30代のバラードを聴かせたかった。」と話し『愛をください』『浅い夢の果て』をしっとりと感情を込めて歌うと、ファンは吸い込まれるように歌に聴き入っていた。
歌い終わると「どうですか変わった？」と聞き、自分で「ジョンミン、最高だよね（笑）」というジョンミンらしくおどけた。

続いて、「自分の事が好きだから人の曲はあまり歌わないけど、歌がいいなぁと思って。」とROMEOの『IN THE FOREST』のモチーフにもなったオム・ジョンファの『招待』をカバー。「そして続いてみんな知らない曲なので適当に聴いてください。」とジョンミンらしい茶目っ気あふれるコメントで歌ったのが、『花咲く春が来れば』。

そして、9月18日発売予定のニューシングルに収録されている『会いたくて』『WINK』を披露。この曲は、SMAPの『らいおんハート』などの作曲で有名なコモリタミノルが、ジョンミンの再出発に送るはなむけの歌ということでプロデュースしてくれたもの。とても美しいメロディラインの素敵な曲。
『WINK』の曲の中に、「tonight tonight♪」というフレーズがあり、ファンに「ここ、練習して（一緒に歌って）ください。」とおねだり。ファンと掛け合いで歌いたいようで、“tonight”を繰り返し歌い会場から笑い声が聞こえると「笑う歌じゃなくて切ない歌だから。」とジョンミン。

そして、新曲で発売未定だけどどうしても聴かせたいということで、出だしのピアノのメロディラインがきれいな『Love Sick』を歌い、続けてまたもや新曲と言って『風が吹く』を歌いファンを驚かせた。
「来年か再来年にみなさんの手元に届く曲を早くきかせたいと思ったので…。みなさん、練習する曲がいっぱいです。」と、ファンを喜ばせた。

次は、カバー曲ですと言い歌った曲は、ROMEOの『Kiss＆Smile』。続けて『NO NO NO』。

『君を…』『Always and Forever』『永遠に』の歌に、会場はジョンミンワールドに浸っていった。

そしてアンコールでは、『Beautiful』の曲とともに再登場。会場の盛り上がりは、最高潮に。『Wara Wara』では、ファンと楽しみながら歌い、最後の曲はとなったのは『NOT ALONE』。除隊後日本ですぐに日本活動を復帰させたジョンミンの気合を感じさせるコンサートとなった。

また、9月16日にはROMEOとしてコンサート2公演、パク・ジョンミンとしても9月18日にコンサートの開催を予定している。