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2013年5月28日20時37分 火曜日 【レポ&写真】俳優キム・スヒョン、パク・ギウン、イ・ヒョヌ、ソン・ヒョンジュ、チャン・チョルス監督登壇!映画『隠密に偉大に』マスコミ試写会&舞台挨拶 at ソウル・東大門MEGA BOX

【レポ&写真】映画『隠密に偉大に』マスコミ試写会&舞台挨拶 at ソウル・東大門MEGA BOX

5月27日(月)午後、ソウル・東大門のMEGA BOXで、映画『隠密に偉大に』(監督チャン・チョルス)のマスコミ試写会と舞台挨拶が行なわれた。MEGA BOXのフロアには、ファンから送られた米花輪が並べられていた。

試写会にはチャン・チョルス監督と俳優キム・スヒョン、パク・ギウン、イ・ヒョヌ、ソン・ヒョンジュが出席。
試写が始まる直前に、チャン・チョルス監督と俳優キム・スヒョン、パク・ギウン、イ・ヒョヌ、ソン・ヒョンジュが登壇して挨拶した。

映画『隠密に偉大に』は、『太陽を抱いた月』で一躍スターダムにのし上がったキム・スヒョンの新作ということもあって注目されている。共演者には、ドラマ『フルハウスTAKE2』でのヒットにより日本でも公式ファンクラブが設立され韓流スターの仲間入りをしたパク・ギウン、そして『太王四神記』『善徳女王』『階伯』の大作で子役を演じ、『花ざかりの君たちへ』では、キラキラした演技を見せたイ・ヒョヌという若手イケメン3人に、2012 SBS演技大賞でドラマ『追跡者』で大賞を受賞したベテラン俳優のソン・ヒョンジュが加わり、大注目となった。

キム・スヒョンは少し緊張した面持ちでキリリとした感じ、パク・ギウンは笑顔を見せ、イ・ヒョヌはとってもかわいく、ソン・ヒョンジュは若手を見守る堂々とした様子で舞台挨拶をした。
男ばかりの舞台挨拶なので、最後の「カムサハムニダ」という全員での挨拶も、体育会系の挨拶のようにさわやかだったのが印象的だった。

『隠密に偉大に』は、ネットユーザーが選定した“死ぬ前に必ず見たいウェブトゥーン”1位となった、漫画家チェ・ジョンフンが書いた話題の同名人気ウェブ漫画が原作となった映画。そして、累積閲覧数2億5000万ビューなどの記録を持つウェブ漫画の大作に、このキャスティングである。おのずと興味がそそられる。
キム・スヒョン、パク・ギウン、イ・ヒョヌの3人は、南へ派遣された北朝鮮の最精鋭スパイの役で主演を務めた。この3人が演じた北朝鮮の最精鋭エージェント5446部隊のエリートスパイが、祖国統一という使命を受けて韓国に派遣され、ソウルの貧民街で生活しながら、任務を遂行していくというストーリーを描いているのだが、祖国統一という偉大な任務を抱え、韓国に派遣された北朝鮮の最精鋭スパイのウォン・リュファン(キム・スヒョン)、北朝鮮の最高位層幹部の息子リ・ヘラン(パク・ギウン)、北朝鮮史上最年少スパイのリ・ヘジン(イ・ヒョヌ)は、それぞれ下町でとぼけたバカな人物、歌手志望生、高校生になりながら任務を遂行し、物語を繰り広げていく。

キム・スヒョンは、劇中で2000倍の倍率から選ばれた北朝鮮の最精鋭スパイで、韓国に派遣されてからは下町のバカな庶民ウォン・リュファン役を熱演し、ここまで見せていいのか、という感じの演技を見せる。いつものさわやかな素敵なイメージを捨て、体当たりでとぼけたバカな役を演じ切っていた。ただカッコいいだけのアイドル俳優でなく、本物の俳優として演じていくという意気込みを感じた。「えっ!いいの?そんなシーン演じて…」というくらい、熱演しているので、その変身ぶりも楽しみにしてほしい。もちろん、このとぼけたバカな役だけでないので、時折見せる精鋭のスパイらしいキリリとした切れ者の顔が更に輝く。この切り返しが見もの。
それぞれが下町で暮らすための役になり切っているので、スパイ役として2面性を見せ、そして何よりアクションシーンの迫力はなかなかのもの。この若手のがんばりに加え、ベテラン俳優のソン・ヒョンジュは言うまでもなく、この映画に渋みと重厚さを与えている。そのほか、周りを固めている演技派俳優たちが、この映画に深みを出している。
笑いもあり、温かい感動もあり、緊張感あふれるアクションなど、見所満載なこの映画は、6月5日に韓国で公開される。
なかなかの秀作なので、ぜひこれも日本に来てほしい映画のひとつとなった。


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