トリを飾ったのがSUPER JUNIORのリョウク。
司会のイトゥクが、「ぼくが大好きなリョウク」と紹介すると、リョウクが登場。
SUPER JUNIOR-K.R.Yのカバー曲『ハナミズキ』。とっても丁寧にきれいな日本語で歌い上げ、会場をうならせた。周りにいた取材陣からも「これが、正しい(発音での)日本語だよね、本当にうまい。」と声が上がっていた。
そして続けてK.R.Yの『Dorothy』、リョウクの高音ボイスが会場に響き渡る。
6月に入隊が決まっているリョウクのステージとあって、ファンもいろいろな思いをめぐらせ聴いている感じが伝わってきた。
トークでは「こんばんはー」「ただいまー」と言うと、エルフが「おかえり」と返し、「行ってきま-す」とリョウクが言ったら、エルフ「・・・行かないで」の声。
そして「みんなの彼氏、忙しいけどいい男、かっこいい男リョウクです。」と挨拶。毎日日本語を勉強しているという。ファンから「上手」と言う声があがると「ヨシっ!」と笑顔でガッツポーズ。お水をお冷やという高度な日本語も使っていた。
そして、バラード曲だけでなくダンスナンバーも披露。SUPER JUNIORのたくさんの人数で歌っている『BONAMANA』もダンサーを率いて、ひとりで歌いきり間奏のダンス披露のウニョクパートも踊ると、会場から歓声があがっていた。
『Devil』では、MCのイトゥクも登場して二人でのレアな『Devil』を披露。楽しませてくれた。
そして、メインステージにふたりで戻ると、リョウクがメンバーの立ち位置に行ってひとりずつメンバーの名前を言っていき、いつもの挨拶「僕たちは、スーパージュニアです。スーパージュニアオエヨ!」と叫ぶと、ファンから「ウリ ヌン エルプエヨ」という返しのフレーズが会場いっぱいに響いた。
そして『Hello』では、さわやかな笑顔で、ハッピーオーラをふりまいていた。
リョウクは、「2年後、3年後、長くない!僕がまた会いに来ますから待っていてください。約束~!ソロコンサートもやります!みなさんのおかげで僕がいます。愛してるよ。」と言って、最後の曲となった『The Little Prince』では、涙目で感慨深い表情で歌っているリョウクが印象的だった。会場のたくさんのファンも涙していた。
全ての公演が終わると、ステージに出演者全員が勢ぞろいし、花道やサブステージから、サインの書かれたサッカーボールを一人ずつ客席に投げ入れた。各アーティストが、それぞれファンに向かって丁寧に別れの挨拶している姿がとても印象的だった。
最後、リョウクがはける前にイトゥクが「2年待ってくれますよね?」とリーダーイトゥクの顔をのぞかせた。そして、出演者が全員ステージからはけると、最後まで隅々に挨拶していたイトゥクがステージの中央に立ち感謝の気持ちを込めたお辞儀をして大盛況の中、大イベントの幕を閉じた。
この日の模様は、「Power of K 2016~Korea TV Fes in Japan」ノーカット版がDATVで6月18日(土)午後7時より日本初放送。また「Power of K 2016~Korea TV Fes in Japan」ノーカットスペシャル版が7月にKNTVにて日本初放送される。
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【KNTV放送情報】
「Power of K 2016~Korea TV Fes in Japan」ノーカットスペシャル版 日本初放送
7月放送