ex CODE-V&Niiisan’sのRUIが9月3日(金)神奈川・新横浜NEW SIDE BEACH!!にて『RUI -THE BIRTHDAY LIVE-』を昼夜2公演で開催した。
本来はRUIの誕生月である7月に開催される予定だったこのライブ。緊急事態宣言の影響で延期されてしまったが、この日無事にオフライン&オンラインでの開催となった。
2021年から本格的にソロ活動をしたRUI。このライブでは、オリジナル曲からカバー曲まで、RUIの歌声をたっぷり楽しむことができた。
まずは、『Rain』を歌うと、続けてNiiisan’sの曲『Hello』へ。
最初のMCでは、久しぶりのライブで緊張しているというRUI。1部ではとても緊張していたようだが、2部は少し緊張がほぐれた様子で、オンラインで視聴しているファンのコメントを楽しそうに読み上げていた。
コロナ対策のため、会場にいるファンは声を出せないので、一方通行になってしまうのが寂しいと話すRUI。次からは「ボードとかを用意して書いてもらおうかな」と、素敵な提案をしてくれた。
今回はバンド演奏でのステージとなったが、バンドのメンバーは、RUIが主演&楽曲をプロデュースを務め、今年4月に上演されたミュージカル『アンコール』のアフターLIVEに出演したメンバーとのこと。RUI自ら“アンコールバンド”と命名し、バンドのメンバーを紹介してくれた。
続いては、本日唯一の韓国語の曲だという『이젠 그랬으면 좋겠네(イジェン クレッスミョン チョッケンネ)』へ。日本では『釜山港へ帰れ』でお馴染みのチョ・ヨンピルの楽曲で、RUIも大好きだというこの曲を切なく歌い上げた。
そして川崎鷹也の『魔法の絨毯』を歌うと、再びトークへ。
やはり会場のファンの声が聞けないのはとても寂しいようで、ここでもオンラインで視聴しているファンのコメントを読んでみることに。
先ほど『魔法の絨毯』で少ししっとりとした雰囲気になってしまった会場を和ませるために、冗談を交えて話してくれたRUIだったのだが、それに対して「くだらない話いらん」という辛口コメントが送られ、会場もRUIも大爆笑。どんなコメントでも、ファンの反応はうれしそうなRUIだった。
ここで、ミュージカル『アンコール』でも共演した内海大輔がゲストとして登場する予定だったが、体調不良のため、本日は欠席に。内海と歌うために選んだという清水翔太の『恋唄』を、感情たっぷりに歌い上げた。
しばしのトークを挟み、カバー曲に対する思いなどを伝えると、ここからはRUIオリジナルの楽曲が披露されるというタイミングで、お誕生日サプライズが。1部でのサプライズを受けて、「やめてくださいね」と警戒していたRUIだったが、案の定バンドが『ハッピーバースデートゥーユー』を演奏し始めると、客席のファンがクラッカーを鳴らし、ケーキまで登場。「わかっていてもうれしい」というRUIは、「一緒にフ~やろうか。でもフ~はできないからみんなはこうやって」と、火を吹き消す時のユーモラスな表情をファンに指導し、全員でろうそくの火を吹き消した。
そしてRUIオリジナル曲の『MINE』『Gravity』へ。アコースティックギターを掻き鳴らしながら、ロックな歌声を響かせた。
ここで、新しいペンライトの話題へ。「他のアーティストと区別がはっきりしてて、どこを見ても“RUI”」とうれしそうに説明してくれた。
続く『Flash of Light』では、力強い歌声を披露していたRUIだが、実は7月に出演した舞台『リライト』で、喉を痛めてしまったのだそう。RUIも初めてのことで、戸惑ってしまったようだが、そんなことを感じさせない歌声だった。
そしてRUIの予想に反してファンにも人気だという『CHAIN』を歌うと、「音源も今年中にリリースできるようにしたい」といううれしいコメントもあったところで、残念ながら最後の曲へ。
オリジナル曲は自分自身に言いたいことを書いた曲が多いというRUI。最後に披露した新曲『Satisfaction』も自分自身に伝えたいメッセージを書いた曲だそうで、RUIの歌声に応えるように、会場はペンライトを振って応援した。
「まだソロとしては慣れてなくて、足りないところもいっぱいあると思うんですけど、どんどんがんばって成長していくアーティストになっていきたいと思います。みなさんの応援があれば、僕もあきらめずにがんばっていけると思いますので、これからも引き続き応援よろしくお願いします」と感謝の気持ちを伝えると、アンコールに応えて、最後に『Hello』を歌い、笑顔でステージを後にした。
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