アジアトップアイドル“2PM”テギョンの、兵役入隊前最後の主演作「君を守りたい~SAVE ME~」のDVDが好評リリース中!
このたびDVDリリースを記念して、本作でテギョン(2PM)に次ぐ第2の主人公を演じたウ・ドファンのオフィシャルインタビューが到着!
本作でウ・ドファンはテギョンとは真逆のダークな持ち味を生かして、物語の後半に大活躍!撮影時のエピソードなどたっぷり語っています。
―演じた役柄を教えて下さい。
ウ・ドファン:ドラマ「君を守りたい~SAVE ME~」で、ソク・ドンチョル役を演じるウ・ドファンです。間違ったことが嫌いで負けん気が強く、正義感にあふれた人物です。
―オーディションを受けて選ばれたそうですが、出演が決定した時の感想を教えてください。
ウ・ドファン:オーディションの準備をしている頃から、ドンチョルというキャラクターに惹かれ、ぜひ演じてみたいと思っていました。そしてオーディションの後、出演できるという知らせを受けた時は、本当にうれしかったです。今までオーディションは何回も受けてきましたが、その中でもやりたいと強く感じた役に選ばれたので、この作品に参加できることを本当に感謝しています。
―ドンチョルというキャラクターの魅力について教えてください。
ウ・ドファン:何かをやる時にあれこれ考えず、衝動的に行動することが多いキャラクターです。体が先に動くスタイルですね。とても男らしい人物です。自分が正しいと思ったことには後先考えずに飛び込んでいきます。また情に厚い一面もあり、一緒に暮らす祖母や大切な友人、愛する女性のためなら自分の犠牲はいといません。
―ドンチョルとドファンさんとのシンクロ率はどのくらいですか?
ウ・ドファン:ドンチョルとのシンクロ率は半分以上だと思います。僕も義理人情に厚いところがあるし、誰かを好きになった時、ストレートに突き進むところは似ていると思います。
―演じるにあたって事前に準備したことは?
ウ・ドファン:約2カ月間、方言の練習をしました。一度も使ったことのないイントネーションだったので、たくさん練習しました。撮影開始後も、いつも方言指導の先生やその地域の人に尋ねたりして、現場でもいつも台本を見て、確認していました。
―ドンチョルを演じるうえで、特に気をつけたことや努力した点はありますか?
ウ・ドファン:孤独を表現したいと思いました。愛する人たちに裏切られたと感じて、この世で独りぼっちになったような彼の気持ちを表現したかったんです。
―それはうまくできたと思いますか?
ウ・ドファン:自分の口からは言いにくいですね(笑)。できる限りの努力はしました。
―孤独を表現したいと思った理由は?
ウ・ドファン:ドラマでは、登場するキャラクターそれぞれに、担うべき感情があります。その点でドンチョルは……20歳の青年の寂しさを抱えながらも、克服し、時間の流れを経てまた人を信じるようになる、そういうパワーを伝える役だと思いました。そのためにはまず最初に、彼の「孤独」を表現する必要がありました。
―ドファンさん自身の性格は?友達に頼るタイプですか、もしくは引っ張っていくタイプ?
ウ・ドファン:特にどちらかは決められませんね。友達に頼りたいときには素直に頼るし、今度は僕が引っ張ったほうがいいと思ったら、自分がリードすることもあります。どちらかと言えば、引っ張るほうが多いかな。「集まって楽しく遊ぼう」とよく声をかけるほうです。僕は友達が大事だし大好きなので、皆を集める役割のほうが多いです。
―キム・ソンス監督の作品は映画が多いですが、演技についてアドバイスをもらったことは?
ウ・ドファン:監督は撮影初日にドンチョルについてこう言ってくれました。「私より君のほうが彼を知ってる。だから君が思うように演じなさい」と。それが大きな力になりました。ドンチョルだったらどうするか、いつも僕に尋ねてくれて、お互いに意見を合わせながら撮影を進めました。役者として成長できたと思います。
―高校の制服にも違和感がなかったです。久々に着た感想は?
ウ・ドファン:もう一度着てみたいと思っていたので、とてもうれしかったです。もっと制服姿のシーンが欲しかったくらいですよ。
―では次もまた学生役を?
ウ・ドファン:ええ、そうなったらいいですね。
―ムジ郡4人組のドファンさんを除く3人について、それぞれの第一印象と共演した感想を教えてください。
ウ・ドファン:まずテギョン先輩は、僕が中学の頃から見ていた2PMのメンバーなので、そんなスターと共演していることに不思議な感じがしました。先輩は方言での撮影の経験が何度もあり上手だったので、よく教えてもらいました。ダウィさんは僕より年下ですが大好きな俳優さんです。演技力があり学ぶ点が多いですね。いつも彼の演技には感心しています。フェジョン先輩は初対面でした。4人の中で一番年上なのに友達のように接してくれて、現場の盛り上げ役でした。
―撮影現場の雰囲気はどうでしたか?
ウ・ドファン:僕たち4人組だけじゃなく、スタッフ全員が家族や友人のように過ごしました。徹夜で疲れていても、カメラが止まれば笑いが起こります。撮影後にビールを飲んだり、ネットカフェでゲームをして一緒に楽しみました。
―ドラマの中で行きつけの居酒屋の女将(おかみ)が個性的で面白いキャラでした。あの方と何か楽しいエピソードは?
ウ・ドファン:居酒屋のお姉さんですね。「おばさんと呼ぶな、お姉さんと呼べ」と言われてるんです。居酒屋での彼女との共演シーンは、ドラマで見て分かるとおり、とても面白いです。イントネーションが独特で、よく口マネをして遊んだりしました。4人組だけでなく、居酒屋のお姉さんやその他の先輩たちとも、今でも月に1回は会っています。いい人たちとつながることができて、幸せな現場だったと思います。
―サンミ役のソ・イェジさんの第一印象は?
ウ・ドファン:イェジ先輩はドラマを観れば分かると思いますが、とにかくキレイだしすごく優しい人です。僕の面倒を本当によく見てくれました。今でも時々連絡するんですが、温かく迎えてくれます。
―何か特別なエピソードはありますか?
ウ・ドファン:救船院での撮影シーンでこんなことがありました。先輩を壁に押しつけて口をふさぎ、静かにさせるシーンがあります。その時、僕がイェジ先輩の鼻を押さえてしまって、現場の皆がドッと笑いました。先輩にも申し訳なかったです。でも優しく許してくれて、何度かリハーサルを行い、無事に演じることができました。
―演技で苦労した点、あるいは撮影中に大変だったことは?
ウ・ドファン:エンディングの撮影では苦労しました。ワンテやワンドクとの対決シーンがあります。テギョン先輩と僕が共に戦うアクションシーンですが、撮影当日に予想外の雨が降ってきました。でも撮り終えないといけないので、結局明け方まで雨がやむのを待ちました。日の出の1時間前になり、「小雨なら撮ろう」と決めました。機材を濡らさないよう屋内でリハを繰り返し、本番は大急ぎで撮った記憶があります。
―苦労したというより待ち時間を楽しんだのでは?
ウ・ドファン:いえ、僕たちではなくスタッフが大変だったんです。日が昇ってからはすぐに昼の撮影がありますし、徹夜のまま作業を続けていました。そのスタッフの方たちが苦労をしたと思います。
―では反対に楽しかった撮影は?
ウ・ドファン:4人組で一緒にいる時が一番楽しかったですね。アクションシーンもそうですし、おしゃべりをするシーンや作戦会議のシーンも、4人でいると楽しかったです。
―一番印象に残っているシーンは?
ウ・ドファン:「4人でいる時」と話していて思い出したんですが、第1話の冒頭、競技場のシーンですね。僕たち4人組が他校の生徒とケンカしてバイクで逃げるシーン。とても暑かったので印象に残ってます。
―日本の視聴者に向けて、俳優を目指した理由とこれまでのキャリアを教えてください。
ウ・ドファン:僕の父は、ちょうど今の僕と同じ年頃まで演劇の道を歩んでいました。今は別の仕事をしていますが、そのこともあり両親から役者になることを勧められていて、小さい頃からこの世に「俳優」という職業があることは知っていました。でもその頃の僕には勇気がなかったので、「自分には無理だ」とずっと思っていたんです。19歳になり進路や大学について決める時期が来た時、勇気を出そうと思い両親に話しました。そして入試の準備をして大学へ行き、多くのオーディションを受けることになりました。視聴者の皆さんがご存じなのは「ウチに住むオトコ」や映画「マスター」、本作、そして「マッド・ドッグ」。この順番ではないかと思います。これが僕の出演作になります。
―DVD発売を前に、日本のファンにメッセージをお願いします。
ウ・ドファン:ドラマ「君を守りたい~SAVE ME~」でソク・ドンチョルを演じるウ・ドファンです。ドラマのDVDが日本で発売されると聞きました。とてもうれしいです。このドラマはカルト教団に取り込まれた初恋の人を救うため、ムジ郡の4人組が命懸けで活躍する、恋とスリルが満載のラブサスペンスです。僕は中盤以降、大活躍を見せるので、最初から最後まで見逃さないでください。ありがとうございました。またお会いしましょう。