韓国9人組ダンスボーイズグループSF9が本日、12月9日(水)に、JAPAN 3rdアルバム『GOLDEN ECHO』を発売した。
発売に伴い、メンバーのオフィシャルインタビューが到着した。
【オフィシャルインタビュー】「医心伝心~脈あり!恋あり?~」キム・ナムギル
―日本での3rd アルバム「GOLDEN ECHO」がリリースされました!アルバムタイトル「GOLDEN ECHO」には、どんな意味が込められているのですか?
ヨンビン:「最高の響き」という意味がありますが、僕はそれを、「SF9の黄金期」と捉えています。このアルバムで、成長したSF9の姿と、発展した音楽の響きをお見せできているんじゃないかな?
テヤン:もうひとつ、僕たちがファンのみなさんに「良い影響を与え続ける存在でありたい」と願っている気持ちも込められているアルバムだと思っています。「GOLDEN」は、自分にとっての大事なモノ、「ECHO」には広がるイメージがあるけれど、SF9にとっての大事なモノはFANTASY(ファン)なので、FANTASYに良い影響が与えられたらいいなぁ。
―「最高の響き」ということですが、デビュー4周年を迎えたみなさんが、「最高の瞬間」と感じたのはいつですか?
ジェユン:今年1月に「Good Guy」で初めて(韓国の)音楽番組の1位を獲ったときですね。
フィヨン:僕も!1位になって、改めて「これからがスタートだ」と思えました。これからの活動をどうしていくべきか、見えた気がします。
チャニ:4年間にいろいろなことがありましたが、スタートの時が一番思い出に残っているので、デビューショーケースを挙げたいです。みんな緊張していて、ステージに上がる前に「ミスをしないように頑張ろう!」と気合を入れたことを覚えています。
ジュホ:僕は、初めてのコンサート。やりたくてやりたくて、ずっと願ってきたことだったから、「念願の!」という感じだったんです。
ロウン:僕は……、まだありません。「最高の瞬間」は、これから来るものだと思っています。
ヨンビン:今です。毎日毎日、アップデートされているので、今、この瞬間です。
テヤン:そうだね、SF9というチームが生まれてから、毎日毎日が大事な1日です。だから僕にとっても、チームにとっても、FANTASYのみなさんにとっても、毎日の記憶が宝物だと思います。
インソン:僕も、今が一番!メンバーのおかげでここまでこれました。みんな愛してるよー!
フィヨン:イェ~イ(サムズアップ)!
ダウォン:そうだね、メンバーと一緒に過ごしている瞬間瞬間が幸せです。だって、チャニくんがすごくかわいくて、鼻にかみつきたいくらい(笑)。
チャニ:ありがとうございます(苦笑)。
―リード曲「Summer Breeze」はどんな曲ですか?
ヨンビン:今年の夏のテーマ曲になりました。ファンのみなさんと一緒に、夏を踊りながら過ごしたいという気持ちで歌っていた曲です。季節をテーマにした曲って、SF9としてははじめてなんです。イントロで流れる口笛が、ちょっとおもしろさを与えるためのポイントになっています。
フィヨン:口笛ね!カッコいいのに、ちょっと「マンマミーア!」みたいなおもしろさがあるよね。すごく軽快な曲です。
インソン:サビの「Bang Bang Bang」っていうところは、みんなで一緒に踊れるのでポイントじゃない?
ロウン:そうだね!キレのあるそろったダンスも、ポイントになっています。テヤンくんが振付に参加しているのですが、どんどん自分たちの考えでステージができるようになってきたのはうれしいですね。
テヤン:僕は、サビ前の振付を担当しました。夏の曲なので、夏に似合うクールな振付にしようと思って。振付は、作っただけじゃダメで、みんなが踊れないといけない。メンバーがいつも一緒により良いものを目指して頑張って練習してくれるから、そういう姿を見ると、作った僕にも力になります。
ヨンビン:韓国語版の作詞には、僕たちと仲良くしてくれている先輩、N.Flyingのリーダー、スンヒョプさんが参加してくださいました。リリース前に会社で会って作詞のお礼を言ったら、「楽しみにしているよ!」と応援してくださいました。
―ミュージックビデオ(MV)は、ダンスを見せるものではなく、ストーリー仕立てになっていますね。
ヨンビン:はい。「Summer Breeze」のMVは、韓国語バージョンの「Good Guy」からストーリーがつながっているんです。「Good Guy」のラストシーンに9人のブレスレットが1つになるシーンがあります。ブレスレットが金環日食を象徴していて、「Summer Breeze」は金環日食で太陽が消えた世界での物語になっています。暗い世界では9人が疑心暗鬼で、一触即発。でも太陽が戻ってくると、また全員が団結して黄金期を迎えるという意味になっています。この続きもある……かもしれないので、楽しみにしていてください。
ダウォン:僕とヨンビンくん、フィヨンくん、チャニくんはチンピラっぽい衣装だったよね(笑)。
ヨンビン:そうそう、他の5人は洗練された感じのキャラクターだったのに(笑)。
テヤン:そう?クラシックなオープンカーに乗って、カリスマがある感じじゃなかった?僕ら4人が、インソンくんのクルーと銃撃戦を繰り広げます。
チャニ:僕ら、息がぴったりだったよね!
ロウン:僕はひとりだけカッチリしたスーツで高級車に乗っている、エリートっぽい役でした。ペーパードライバーなのに、久しぶりの運転で緊張した!しかも高級車だし。でも、すごく気分が良かったです。
ジェユン:僕は殺し屋役です。銃を使うシーンがたくさんあって、カッコいいんですよー(笑)。でも、当日まで銃を使うことを知らなかったんです。ガンアクションは、リハーサルのときに何回か練習して、その中でカッコイイポーズを確認してみたりして。知っていたら家でも練習したのに!
ジュホ:ガンアクションすごかったよね。銃の音が思ったより大きかったので、インソン兄さんが怖がると思っていたら、怖がらずに演技を上手くやってたのでびっくりしました。
インソン:それくらいのことで驚かないよ!それより僕は、大役を任されたんです!正体がバレてはいけないスパイなのに、正体がバレてしまって、銃撃戦に巻き込まれて、必死に戦闘するという役を演じました。
フィヨン:インソンくん同様、僕は問題を解決するキーマン役でした。ずっと1人で行動していて、「ミッション:インポッシブル」みたいな感じでした(笑)。
―この「Summer Breeze」では、リリースイベントがオンラインで行われます。オンライン通話で上手くコミュニケーションを取るコツを教えてください。
ロウン:まずは、Wi-Fi!Wi-Fiがちゃんと繋がるところにいてください!
ジュホ:話したい事や伝えたいことをあらかじめ考えて、メモしておいたほうがいいと思います。急に始まるとパニックになって、それで時間が過ぎてしまうのはもったいないじゃないですか。
テヤン:うん、どんなことを話してもメンバーはみんな幸せなので、緊張せずにリラックスして話してください。なんでも言いたいことを!
フィヨン:僕たちは会えるだけで、うれしい!落ち着くように、始まる前にアメをなめるのをおススメします。
ダウォン:飲み物を飲んでリラックスするのもいいよね。
ヨンビン:韓国のアルバムのオンライン通話会にも、日本のファンの方がたくさん参加してくれましたよね。久しぶりにお会いできてうれしかったし、今回は日本のアルバムでオンライン通話会ができるのも、すごくうれしいです。
―今はまだ会うことができない日本のファンに、メッセージをお願いします。
ヨンビン:前作「Good Guy」の発売記念リリースイベントがコロナの影響で延期になっていますが、時期が時期なのでみなさんの健康を第一に思っています。僕たちと一緒にこの状況を乗り越えて、会える時が来ればすぐに会いに行きますので、悲しまずに元気で待っていてください。みなさん、ファイティン!オンライン通話会で会いましょう!
フィヨン:僕たちもがんばっていますので、ファンのみなさんもあきらめないで、辛い日々が早く過ぎることを祈りましょう。早く会えますように!
インソン:早く会いたいです!
取材・文/坂本ゆかり
さらに今回は、収録曲10曲+【初回限定盤B】特典DVDの、SF9メンバーによるセルフライナーノーツも公開!
1.Summer Breeze -Japanese ver.-
ヨンビン:今年の夏のテーマ曲になりました。ファンの皆さんと一緒に、夏を踊りながら過ごしたいという気持ちで歌っていた曲です。季節をテーマにした曲って、SF9としてははじめてなんです。イントロで流れる口笛が、ちょっとおもしろさを与えるためのポイントになっています。
2.One Love -Japanese ver.-
チャニ:愛の告白の歌。サビがお気に入りです。僕は……、自分から告白できるタイプじゃないんです。緊張してしまうけど、イザとなったら勇気を出さなくちゃですよね。この曲を歌いながら告白します、FANTASYに!
3.Go High -Japanese ver.-
ジュホ:僕が作った曲です(笑)。「会社や日常生活で感じるストレスを全部ふっとばせ!」という内容。僕が作る曲に楽しい曲が多いのは、FANTASYが、歌っている僕たちを見たとき、何も考えずにただ楽しんでもらいたいから。気楽に聴いてもらえれば嬉しいです。これからは楽しい曲だけでなく、雰囲気のある曲や、落ち着いた曲も作ってパフォーマンスをしたいです。
4.RPM -Japanese ver.-
テヤン:個人的に、この曲のパフォーマンスが大好きです。MVの物語もおもしろいし、聴くと身体が動くようなサウンドが豊かな曲です。
5.My Story, My Song -Japanese ver.-
フィヨン:ファンソングともいえる曲。愛を求める歌詞から始まりますが、最後は「みんな、愛そう!」という大きな愛を歌っています。
6.See U Tomorrow -Japanese ver.- *日本語対訳をIMALU(LULU X)が担当
ダウォン:IMALU(LULU X)さんが日本語歌詞を書いてくださいました。タイトル通り、「明日会おう」という曲です。人と会うときには、マスクを忘れずに!
7.Good Guy -Japanese ver.-
インソン:これまでの最高位、オリコン2位を獲得することができた曲。FANTASYに感謝しています。「いい人になる」という意味が込められていますが、僕は、FANTASYにとっての「いい人」になりたいな。メロディもステキなので、楽しんでもらえると思います。
8.Round And Round -Japanese ver.-
ジェユン:個人的に好きな曲です。爽やかな曲ですよね。僕が思うに、SF9の曲の中で一番夏に似合う曲。聴くと気分が上がるし、楽しくなる曲です。
9.Like The Hands Held Tight -Japanese ver.-
ヨンビン:愛の歌なので、歌詞もロマンチックです。フィヨンくんと僕が、導入部の作詞をしているので、そこが思い出に残っているし、特に気に入っている部分です。
10.Beautiful Light -Japanese ver.-
ロウン:デモテープを聴いたとき、「いい曲だな」と思いました。FANTASYへのプレゼントのような曲なので、聴くと時々涙ぐんじゃうんです(笑)。最近思うんですけれど、愛や関心には、形とか温度があると思うんです。そういう形、相手の気持ちを見せてくれるというか……。「ファンはどういう気持ちで愛や応援をくれるのだろう?」と考えると、僕たちが返しきれないくらい大きなものをいただいていると思うんです。だから、幸せだと思わせてくれるファンのことを考えると、胸がグッときます。感謝の気持ちを伝える歌です。
※特典DVD【初回限定盤B】収録「SF9 Japan 1st Fanmeeting ~Dear Fantasy~」での思い出は?
ヨンビン:スケジュールがすごく忙しい時期で、当日にNYから日本に着いて、そのままリハーサルをして本番をやって。ファンの方の大きな声援のおかげで疲れを感じることはなく、ステージを楽しむことができました。
ジェユン:日本で初めてのホール会場だったので、意義深かったです。
ヨンビン:ゲームをたくさんして、すごく楽しかったです!ファンのみなさんも楽しんでくれていたみたいだし。SF9が歌手としてステージでパフォーマンスする以外の姿を楽しめるのが、見どころだと思います。
そして、「My Story, My Song -Japanese ver.-」MUSIC VIDEOのフルバージョンも公開!是非ご覧ください!
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