ギターのGet Kuと2人でアコースティックなステージを披露したのは『NO』。この曲でもそのボーカル力を見せつけた。
再びメンバー全員がステージに揃うと、「日本に来て一番エナジーが良い状態」だという4人は『Who Is This Song For?』『I.D.S』を立て続けに披露。
そしてファンとの合唱となった『Hug Me』を歌い終えると、「みなさんの顔が見たいです。」と言ってファンの表情を確認するテヒョン。「『Hug Me』という曲は、僕の古い記憶がある曲だから、歌いながら少し古い記憶が蘇ります。」とこの曲への思いを語ると、「このステージが最後のステージでしょ。日本のステージはいつも幸せです。僕たちがもっとがんばるので、もっとたくさんの地域に行きたいと思います。もっと上手くなって、もっと活動して、みなさんの応援に応えたいと思います。」とファンに気持ちを伝えた。
しっとりした曲が続いたが、ラストスパートは『OUTCAST』で勢いをつけると、最後は『LIAR』で聴かせ、大歓声の中ステージを後にした。
そしてアンコールに応えて、The Beatlesの『Yer Bluse』に加え、デビュー曲『Hug Me』を再び披露してくれた。
ブルースから感動的なOSTまで、ナム・テヒョンの変幻自在な姿に、今後の彼らにますます期待が高まるライブとなった。
ほとんどのMCを日本語でこなしたテヒョンの日本語力もさることながら、他のメンバーの日本語力の成長も気になるところ。
K-POPファンのみならず、音楽ファン必見のSouth Clubの次回公演に期待したい。
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