韓国のバラードの皇帝の異名を持つソン・シギョンが、日本で初のアルバム『DRAMA』を12月20日(水)にリリース。日本デビューを実現した。12月21日(木)からは東京都府中の森芸術劇場より『SUNG SI KYUNG JAPAN LIVE TOUR 2017“DRAMA”』がスタート。愛知、福岡、と開催し、12月28日(木)NHK大阪ホールの公演を最後に、改めて日本中にその実力を知らしめた。堪能な日本語とトークの面白さ、そしてなにより並外れた歌唱力と表現力の凄さは、日本デビューにおいてどれほどの努力と準備をしてきたかを証明した。
ライブではオリジナル曲はもちろん、『どこかで、いつか』、『やさしくさよなら』などの人気韓国ドラマOSTや、日本のカバー曲『Everything』、『ずっと一緒さ』、『プライマル』など、バラエティに富んだ内容でファンを魅了。林部智史氏との共作『夢月夜』では、東京公演のみ林部智史氏本人も登場し、トークも繰り広げられた。そして、「10年以上も待っててくれた日本のファンにどうしても届けたかった。」という、アルバムのタイトル曲『Life is …』。そんな彼に会場では「ありがとう!」と何度も叫ぶファンや涙を見せるファンも多くいた。
3時間半という時間を全く感じさせなかった、ソン・シギョン初の日本ツアー『SUNG SI KYUNG JAPAN LIVE TOUR 2017“DRAMA”』は、まもなく明ける新しい年の幕開けと共に、更なる日本での活躍の期待感を残した。