SUPER JUNIOR-D&Eが日本8都市で6年ぶりのホールツアー『SUPER JUNIOR-D&E LIVE TOUR 2024 -DEparture-』を開催し、各地でのソールドアウトを受け、待望のアリーナでの追加公演として、 6月1日(土)・2日(日)東京・国立代々木競技場第一体育館、6月25日(火)・26日(水)兵庫・神戸ワールド記念ホールの4公演が決定し、その追加公演初日の幕を開けた。ホール公演とはまた一味違ったアリーナ会場ならではの特別なステージに、ANNIE(エニ:SUPER JUNIOR-D&Eのファン)は沸いた。
この追加公演初日(6月1日)の模様をお届けします!
オープニングは、4月にJapan Digital Singleとしてリリースしたばかりのドンへが作曲に参加した『Like That』で登場!ペンライトでブルーオーシャンになっている会場の中、ダンスナンバー3曲を歌い踊った後、いつものように「SUPER JUNIORの僕は誰~?」、(ANNIEから一斉に)「ドンへ~!!」、「会いたかったです。会いたかったですか?いっぱい会いたかったです。みなさん、あなたのウニョクが?」、(ANNIEから一斉に)「ニョクニョクニ~!!」と、ファンと掛け合いをしながらの挨拶。
「ここの場所が大きいから、みなさんがよく見えないけど。ちょっと見えないけど~(笑)、みなさん心配しないでください。僕たちがもっともっと近くに行きます!」というウニョクの言葉にANNIEもワクワク。
ドンへは「6年ぶりの日本ツアーがスタートして、僕たちはみなさんが愛を贈ってくださったおかげで、とっても幸せでありがたかったです」と感謝の挨拶。
そしてANNIEとの鉄板のやりとりも健在で、「では、次の曲に行きましょうか?」からはじまる「えーー!」「B、C、D&E バーン」「あ~!」と、ANNIEと楽しいコミュニケーションを取りながら進んでいき、会場は常に楽しい雰囲気。
アリーナの追加公演では、SUPER JUNIOR-D&Eの歴代コンサートを振り返り、ファンが好きそうな3曲をセレクトし、さらにその曲に合わせた当時の衣装で披露するなど、過去を回顧しながらのステージで楽しませた。衣装は6年前のものといういうで、体形を維持している2人にも感心。そして何より昔から変わらないパワーで、ダンスナンバーを次々楽しそうに披露するドンへとウニョクから、懐かしさと幸せなパワーをファンはもらったに違いない。
また、『Motorcycle』では、トロッコにバイクを乗せて、会場中をすごいスピードで遠いスタンド席のほうまで周り、ANNIEを喜ばせた。
トークでは、明日の収録に際してのANNIEへの練習や、神戸公演での収録のための練習をドンへ&ウニョクが厳しく指導(笑)しているのを楽しそうに聞きながら歌うANNIEの姿が微笑ましかった。
トークは相変わらず面白く、ドンへが「昨日髪切ったけど、もっと髪の毛短く切りたいんだけど、どうかな?」とファンに聞くと、反対の声に撃沈。そんな様子を見たウニョクが「僕も筋肉付けるなと言われるし…。でもやめてほしいというのがひとつずつぐらいはあるみたいですね。でも、愛しているならどんな姿でも受け止めて愛してあげないといけませんよね。みなさんがほかのコンサートに行ってきても大丈夫です。行って戻ってきてくれればいいんです(笑)」とフォローしたが、さらに「正直言ってほかのコンサート行った人?」と聞いて大勢のファンが手を上げると、「ではコンサート終わり。みなさんさよなら!(笑)」とドンヘがすねたりと、ウィットに富んだやりとりでトーク力を発揮。終始笑い声があふれていて、さすがSUPER JUNIOR-D&Eといった感じだった。
日本の新しいアルバムのタイトル曲『You&Me』のMVも完成し、神戸公演までに公開されるという発表とともに『You&Me』を披露すると、『I Wanna Dance』+『Oppa, Oppa』では、会場が一気にヒートアップ。掛け声も最強で、一体感を出していた。
またアンコール1曲目の『GGB』は、ウニョクから「たくさん拡散してください!」ということで撮影可能に。
そしてウニョクが「みなさんと一緒に歌って、そのみなさんの声がその曲の中に入ったら、きっと忘れられない思い出になると思うので、みなさんにたくさん神戸に来てほしいです。そして、神戸はファイナルコンサートですよね。そのツアーの最後をみなさんと意味のある形で飾れるんじゃないかと思っています」と、神戸公演でANNIEの声を入れて歌の収録をしたいという発表とともに、ぜひ来てほしいという気持ちをと伝えた。
そしてドンヘの日記の時間のコーナーでは、面白おかしい“今日の僕の1日”を読み上げ、プライベート写真とともに公開。そのほのぼのとした様がいかにもドンヘらしく、会場に笑いを運んだ。
また、最近覚えたという日本語「譲れない」という言葉を、所々に加えトークで上手に使って笑わせるドンへとウニョク。「今日のハッシュタグを決めましょう」という時には、ファンからの提案で、“#よよぎゆずれないドンヘ”“#よよぎなにとぞヒョク”(ウニョクが挨拶中に「引き続き、何とぞよろしくおねがいします」と言ったことから)と決定。
その後3曲を歌い、盛り上がり曲『촉이와(チョギワ)』では、会場のANNIEが一緒に歌い踊りながら楽しく弾けて高揚。約3時間26曲の公演を終えた。
個性的な音楽とパフォーマンス、そしてSUPER JUNIORが持つ軽快で絶妙なトークで多くのファンから愛されているSUPER JUNIOR-D&E。残りの神戸公演も楽しみである。SUPER JUNIORとしては東京ドームに行っているが、改めてSUPER JUNIOR-D&Eとしても東京ドームを目標にしている向上心もすごい。この世代のグループがけん引してこそのK-POP、これからも期待したい。若い世代のグループにないベテランの安定感、そしてライブが何より楽しい!やはり固定ファンが離れない理由はそこにある。
<兵庫>
神戸ワールド記念ホール
6月25日(火)17:00開場/18:00開演
6月26日(水)17:00開場/18:00開演
○チケット料金
指定席:14,800円(税込)