SUPER JUNIORは、ソウルオリンピック公園体操競技場で「SUPER JUNIOR WORLD TOUR SUPER SHOW 5 in SEOUL」を開催。
「SUPER SHOW」は、2008年から3回にわたって行われたアジアツアーと1回のワールドツアーを通して、今までに約90万人の観客を動員している。観客100万人突破を目前に控え、メンバーの期待も高まる一方である。
ある意味SUPER JUNIORは、「SUPER SHOW」というブランドを立ち上げたように思う。
SUPER JUNIORがそれぞれ持つ個性を活かし、玉手箱から次から次へとてでくるように、ヒット曲、名曲を自在にSUPER JUNIORならではのカラーを打ち出して、観客を楽しませる。
リーダーのイトゥクがいないとどうなるのかと心配したが、その不在を埋めるべくパラエティやラジオなどでMCで活躍中のメンバーがMCでは引っ張り、合間の映像では、ドラマ班のシウォンやドンヘといった面々が輝きを放ち、ショーを盛り上げる。なにしろエンターテイナーの集団は、器用である。
ライブは、一瞬たりともたるむことなく3時間40分くらいの長丁場のライブを進行していく。
会場は、ワールドワイドの活躍しているSUPER JUNIORらしく、韓国はもちろん、日本、中国、タイなどの東南アジアファンをはじめ西洋人もたさくん詰めかけていた。客席を埋めつくし、照明がおちると、会場の青い海は、とても綺麗だった。
オープニングは、「Mr.Simple」!スタート曲から、大ヒット曲を投入して、会場は興奮のるつぼ。衣装も凛々しくそれぞれが素敵だった。そして、台湾チャートを63週1位(63週以上いったかもしれないが、その後追っていなかったのでわからず)で占拠した「Bonamana」、そして、SJ-Mのヘンリーチョウミをいれて「スーパーガールremix」とつないだ。
そして、今回の特徴だったのは、前回ソロ曲をそれぞれ披露したのだが、今回は、4年ぶりに「SUPER SHOW」に合流したカンインと今年入隊してしまうイェソンのふたりのみのソロステージのお披露目となった。
カンインは、意外なセレクションで今の心情を歌ったのだろうか・・・、キム・グァンソクの「三十の頃」を切々と大人っぽく歌い上げた。カンインは自分のソロステージにどうしてもヒチョルに見て欲しくて来て欲しいって頼んだみたいだったようで、ヒチョルは目立ちたくないと断ってしまったとヒチョルのラジオ「ソンドンカフェ」で言ってたよう。(ヒチョルといえば、リョウクがヒチョルからもらったという帽子もがぶって登場する場面もあった。)
もうひとりは、このライブで入隊を発表をした、イェソン。彼はSBSドラマ「その冬、風が吹く」の挿入曲「Gray paper」を熱唱した。
チョ・インソンとソン・へギュのこのドラマは、今大ヒットしていて、このイェソンの切ないかんじの歌がとても心に染みいる曲で、ヒット曲となっている、これを生で聴けて感激した。
そして、初日のMerry Uのときにイベント企画が用意されていて、「ONLY SJ」という文字をつくるものであった。いすにおかれた左のイベントの紙が各国語に訳されて用意されていた。
(つづく)→次頁へ…ユニットの曲もすばらしく、新曲も発表
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