“やられたら、やり返す!それが政治理念だ!”をモットーに1%の成功者になるため翻弄される若き検事の成り上がりの人生を描き、そのセンセーショナルな内容が話題を呼んで、韓国で観客動員530万人をこえる大ヒットを記録した『ザ・キング』(配給:ツイン)が、いよいよ3月10日(土)よりシネマート新宿ほか全国順次公開となります!
この度、チョ・インソン演じる本作の主人公パク・テス、チョン・ウソン演じる絶対的権力者の検事部長ガンシク、ぺ・ソンウ演じる権力に絶対服従する先輩検事ヤン・ドンチョルの意味深な会話から始まる衝撃の冒頭映像(6分半)が解禁となりました!
本作は1980年から2010年にわたる激動の韓国現代史を背景に、国家という巨大ピラミッドに蔓延する理不尽なパワハラや大統領選挙の裏で活発化するスリリングな駆け引きを実話さながらに描きあげたスタイリッシュなクライム・エンタテインメント。『観相師~かんそうし~』で韓国900万人動員を果たしたハン・ジェリム監督が、歴代の大統領選の裏に蠢く金と権力のために動いた検事たちの物語は、情報操作やイメージ戦略、時にはヤクザさえも利用し、まさに悪のバイブルかのごとき、政治の非道さを描き出す。
主人公の成り上がるために悪に染まる若き検事を、人気俳優チョ・インソンが好演。99%の平凡な公務員検事を目指した彼が、1%の成功者になるため地滑りのように堕ちていく、苦悩と葛藤を見事に演じきった。また、金と権力を持ち合わせた、絶対的成功者の検事部長役を『アシュラ』の熱演も記憶に新しいチョン・ウソンが演じ、名実ともに韓国トップクラスの俳優の初共演に注目が集まった話題作だ。
今回解禁となった本編冒頭映像では、金と権力のためにパワーゲームを繰り広げる主人公テスらの意味深な会話から突然の衝撃的な場面を経て、激動の韓国現代史を象徴する場面や政治の表舞台に登場する大統領たちの映像を見せながら、主人公テスの高校時代まで時間が一気にさかのぼる。そして不良学生だったテスがなぜ検事を目指すことになったのか、彼の物語の原点をテンポよく描写していく。
本作で8年ぶりのスクリーン復帰となるチョ・インソンは、今回キャラクターを演じるにあたり、「キャラクター自体の変化に焦点をあわせず、むしろテスが経験していく事件や出会う人々に注目しながら演じた。とくに高校時代のテスの演技には多くの神経を注いだ」と語り、主人公の高校時代から男盛りの40代までの一代記を特殊メイクもCGによるエイジング加工も一切せずに挑んだ。その姿には、ハン・ジェリム監督も「チョ・インソンそのものがテスだった」と絶賛している。
また公開初日(3月10日)、シネマート新宿、シネマート心斎橋にて初日プレゼントが決定!インターナショナル版ポスターを使用した、ここだけでしか手に入らない貴重なスペシャルチラシをプレゼント。ただし数量限定でなくなり次第終了となるのでお早めに。
【ストーリー】
プライドを捨てろ!権力に寄り添え!!若き検事の成り上がり人生!!
ケンカ好きの貧しい青年だったパク・テス(チョ・インソン)は、暴力ではなく権力で悪を制する検事に憧れ、猛勉強の末に夢を実現、新人検事として地方都市で多忙な日々を始める。だが、ある事件をきっかけにソウル中央地検のエリート部長ガンシク(チョン・ウソン)と出会い、平穏だった人生は激変。富も名声も手にしたガンシクは、他人を踏み台にして出世し、大統領選挙を利用して権力をつかんだ“1%の成功者”だった。正義の仮面の下に隠された正体を知ったテスは、次第に悪の魅力に染まっていく。だが、制裁の刃はすぐそこまで迫っていた……。