ここでウジンが一旦退場すると、“DJヨンの悩み相談”の映像がスタート。ラジオのDJ風に次々とファンのお悩みを解決していく。
そしてピンクのニットとグレーのパンツに着替えて再び登場すると、先程の映像で悩み相談を寄せてくれたファンの元へと向かうウジン。
旦那さんがサボテンを育てるのに夢中だというファンには、「僕も趣味を持っていますが、一緒に趣味を楽しむような雰囲気に持っていくのが一番重要ではないかと思います。旦那さんがサボテンを育てることをあまり責めないで、男性の健全な趣味であるということで理解していただければと思います。」とアドバイス。
ダイエットが上手くいかず、体脂肪率が高いというファンには、「体脂肪は、短時間で落とそうとしないで時間をかけてゆっくりと徐々に落とした方がいいと思います。急激に落としてしまうと体に良くないので、ゆっくり落としてください。ダイエットしなくても本当に美しいですよ。次のファンミーティングの際にも健康な姿でお会いしましょう。」とアドバイス。
そして息子がウジンに関心がないというファンのところに向かうと、「君がその息子さんですね。個人的に聞きたいんですけど、韓国の俳優さん、誰が好きなんですか?」と直球な質問。「ソンフンです。」と返され、「ソンフン?」と大声を上げたウジンは、「ソンフンさんは僕よりも体格がいいし、健康だし、カッコいいし、勝つことはできませんね。」と諦めモード。
しかし、「僕の出ている作品のDVDを送りますので、必ず僕の出ている作品を見て、次回は僕のことをちゃんと応援して、ファンミーティングに来てください。後々、ソンフンさんのファンミーティングに行ってヨン・ウジンが好きだよ、って必ず言ってください。」と食い下がり、「お兄ちゃんに何か言うことない?」と言葉を掛けたウジンだったが、「ないです。」と言われ、撃沈。
ウジンとの2ショット写真を見た友達に「彼氏?」と聞かれ、答えられなかったというファンには、その場で2ショット写真を撮って、「新しい彼氏です、って必ず言ってくださいね。言いふらしてくださいね。」と甘い言葉を掛け、旦那さんに仕事だと言ってファンミーティングに来た、というファンには「次回からは旦那さんに嘘をつかないで旦那さんと一緒に来てください。招待券をプレゼントします。」とサービス満点。
さらにこの場でも直接悩みを受け付けることになり、韓国ドラマを見過ぎて理想が高くなり、なかなか彼氏ができない、という悩みを持つ女性には、「時間が解決してくれます。歳を取るにつれて徐々に理想が下がってきますので心配しないでください。」とアドバイス。
そして、野球が上手くなるにはどうすればいいか、という少年からのお悩みには、「イチローさんの試合を若い頃に見たことがあるんですが、やっぱり重要なのは集中力だと思います。あとマインドコントロールですね。マインドコントロールって意味わかる?」と悩みながら回答し、さらに「ちょっと難しいと思うので、お母さんにお願いしたいんですが、家庭の中で小さなボールでもいいので負担にならない程度にキャッチボールをたくさんするのがいいと思います。」と真剣にアドバイス。
そして最後に「俳優さんは誰が好きなの?」と試しに聞いてみると、「ソン・スンホン」と返され、敢え無く自爆。
「悩み相談はここまでです。」とため息を漏らすウジンだった。
ここで本日2つ目の代理体験映像がスタート。
ウジンの行きつけのお店を紹介する映像で、“オドルカルビ”なるお肉が登場し、美味しそうに頬張るウジン。
この“オドルカルビ”はウジン曰く、「オドルピョ(オドル骨)という肉についている軟骨を細かく砕いてタレと一緒にまぶしたものです。食感がコリコリしているんです。」とのこと。
そして、食べること以外のストレス発散法を聞かれると、「最近は人によく会うようにしています。ひとりでいると、どうしてもいろんなことを考えてしまうタイプなので、人とたくさん会って、交流を重ねて、人の話に耳を傾ける。そうやってストレスを解消するのが僕のやり方です。ですから、今日この場で僕自身も色んなことを話したり、みなさんからお悩みを聞いたり、そういった意味で今日のこの場は非常に意味のあることだと思いますし、気分もいいです。それを通して僕自身が癒されています。」と答え、ファンミーティング自体がストレスの発散になっているよう。
ファンミーティングも終わりが近づくと、ここでウジンからプレゼントがあるとのこと。
詞はウジン自身が書いたという、気持ちの込もった歌で、「みなさんのことを思いながら詞を書きました。デビューして10年が経ったんですが、10年間を振り返りながら、みなさんとの思い出を思い返しながら、また今後みなさんに対する僕の約束の意味も込めてこの曲を作ってみました。」と伝えると、その制作過程も映像で流された。
テーマは“愛と思い出”で、「歌詞をメロディに乗せるために凝縮させていく作業が難しかった」というウジン。
「曲を紹介して」と言われると、「『YOU&I』というタイトルで、みなさんという存在、そして僕という存在について深く考えながら作りました。みなさんと一緒に過ごしてきたこれまでの時間、そしてみなさんと過ごしている今現在のこの時間、そして今後みなさんと過ごすであろう、これからの時間、そういったことを思いながら書きました。みなさんに対する僕の想いを込めて作ったみなさんのための小さなプレゼントです。」と熱い思いを語った。
そして歌う前に「みなさんと共に過ごした全ての時間が、僕にとってはとても大事な時間で、感謝の気持ちでいっぱいな時間ですし、本当に大きな幸せです。僕という存在がみなさんの人生において、みなさんを幸せにしてあげるような存在になれたらいいなと思います。みなさんが僕に対して贈ってくださったその感情を持って、これからもっともっと役者としてがんばっていきたいと思いますし、演技に臨んでいきたいと思います。デビューして10年経つんですが、10年間無事に過ごすことができたのは一重にみなさんのおかげだと思います。本当にありがとうございます。」と丁寧に感謝の気持ちを伝えると、『YOU&I』へ。
スクリーンの訳詞を噛みしめながら、会場は拍手で応援。それに応えるようにウジンもダンスステップまで見せ、最後は「ありがとうございます。」とステージを移動しながらお辞儀をして退場。
鳴り止まない拍手に再び登場すると、手紙を読み始めるウジン。
人生を絵に例えた詩のような手紙で、「みなさん 人生を楽しんで 笑って 時々疲れても 私を見て 微笑んでください」「人生の主人公として 楽しく生きてください」「みなさんのことを想って 今日のことを思い出して 僕もいつも笑います」といった印象深いフレーズをファンの心に刻み、最後は「ありがとうございます。愛しています。」と言って投げキッス。
再び鳴り止まない拍手と「ヨン・ウジン」コールに応え登場すると、生声で「チンチャ、アンニョ~ン(本当にバイバイ)」「コンガンハセヨ~(お元気で)」と言いながら名残惜しそうにステージを後にした。
(完)←前頁へ