ユン・ヨジョン×ユ・ヘジン ダブル主演の映画『DOG DAYS 君といつまでも』が、11月1日“犬の日”に日本公開となる。
『DOG DAYS 君といつまでも』は、孤独を抱えた人々とチャーミングな犬たちの偶然の出会いが奇跡を起こす、とびきり愛おしいハートウォーミングな作品。愛犬ワンダだけを心の支えに暮らしている世界的女流建築家ミンソを『ミナリ』で韓国人俳優として初のアカデミー賞受賞の国際派女優ユン・ヨジョン、不動産会社に勤めながら、持ちビルの1階を動物病院“DOG DAYS”に貸し出す犬嫌いの家主・ミンサンを、アクション映画『コンフィデンシャル』シリーズからシリアスな時代劇『梟ーフクロウー』まで、昨今の韓国映画界の大ヒット請負人とも言える演技派俳優ユ・ヘジンが演じている。さらに様々な人間模様を描くキャストに、キム・ユンジン(『LOST』シリーズ)、キム・ソヒョン(『ビニールハウス』)、ダニエル・へニー(『私の名前はキム・サムスン』)、イ・ヒョヌ(『ペーパー・ハウス・コリア:統一通貨を奪え』)、タン・ジュンサン(『愛の不時着』)らほか、ミュージカル界トップ俳優であるチョン・ソンファまで、韓国が誇る、世代を超えた主役級の演技派俳優たちがずらりと揃っている。
この映画の日本公開を前に、ダブル主演の1人であるユ・ヘジンが、韓流Mpostの独占インタビューに答えてくれた。
―初めて『DOG DAYS 君といつまでも』のオファーが来た時はどのような気持ちでしたか?キム・ドクミン監督はどのような思いをもってオファーをしたと思いますか?
私は犬が大好きだということもありますし、キム・ドクミン監督が所属しているJKフィルムは映画『コンフィデンシャル 国際共助捜査』でもご一緒した、家族のような会社なので、信頼していました。私自身、ささやかでも人間味があって、ユーモアと悲しみが混じったストーリーが好きですが、『DOG DAYS 君といつまでも』がまさにそんなお話だったんです。監督は、私とこの作品が、犬たちという固い絆で結ばれ、そして何よりもこの作品の持つ温かみに私が魅了されるだろうと確信してオファーしたんだと思います(笑)。
―車長さん、ワンダ、スティングの演技はいかがでしたか?また、現場では犬たちとどのようにコミュニケーションをとっていたんでしょうか?
私は主に車長さんと撮影したんですが、幸運にも、車長さんはとてもいい子で、撮影中も辛抱強く待ってくれましたし、動きも自然で、撮影も順調でした。
私が出演したバラエティ番組『三食ごはん』の時にいつも一緒にいたサンチェと車長さんがとっても似ていたので、サンチェのことをよく思い出していました。小さくてかわいい犬がいる撮影は、仕事というよりは癒しのような気分でした。
―犬がいる現場は撮影時間や雰囲気など、通常の撮影現場と違う部分はありますか?
実際、動物たちとの撮影は簡単ではなく、「自分が犬の役をやったほうがいいんじゃないか」と思うことも多いです。たくさんの人が集中して、限られた時間の中で最大限の結果を出さなければなりませんが、犬とは正確なコミュニケーションができないので、難しい場面がしょっちゅうあります。でも『DOG DAYS 君といつまでも』の制作陣は、車長さん、ワンダ、スティングをはじめ出演した全ての犬たちと最高のパートナーシップを築いていました。俳優犬たちを尊重し、理解する忍耐の時間が多かったとでも言いましょうか(笑)。そのおかげで、より笑いの多い、温かい現場になったので、その雰囲気が作品にもよく出ていると思います。
―愛犬家でもあるユ・ヘジンさんにとって“犬”はどのような存在ですか?
自分自身を振り返ったり、小さな幸せを与えてくれたり、学び、成長させてくれる存在だと思います。
―ユ・ヘジンさんはアクションから人間ドラマまで、幅広い役を演じていますが、本作のような“恋する中年男性”のキャラクターを演じるのはいかがでしたか?演じる上で難しかった点やポイントなどはありますか?
自分で言うのは照れますが、“50代の恋愛名人”と呼ばれています。前作の『マイ・スイート・ハニー』に続いて『DOG DAYS 君といつまでも』でもロマンスがあって、みなさんが応援してくださいましたが、私自身も恋愛ドラマはずっと好きでした。私がもっと若い頃に恋愛ドラマの世界に入っていたら、もっとちゃんとお見せできたのに、残念ですよね(笑)。恋愛ドラマは共感が重要だと思います。相手と状況に集中して、そのドキドキする気持ちを伝えることで、観客のみなさんも2人の愛に共感できるようになると思います。
―ジニョン役を演じたキム・ソヒョンさんとの撮影はいかがでしたか?現場でしたお話や、印象に残っていることなどがあったら教えてください。
これまでとは異なるカラーのキム・ソヒョンさんの演技とリラックスした姿がとてもよかったです。オールバックの髪で、ナイフのようなシャープなイメージも素敵ですが、『DOG DAYS 君といつまでも』のジニョンのようなキャラクターも、彼女にとても合っているので、もっとこういう役を演じてほしいと言いました。
エンディングのキスシーンの「耳で変な音がする」というセリフは私のアドリブで、(耳を)指で叩かれ、実際に「ウィ~ン」という音がしたので出たセリフですが、現場では好評でした。そんなふうにアドリブも自然にやり取りしながら、上手く息を合わせられたと思います。
―初共演となったユン・ヨジョンさんとは、現場でどのようなお話をされましたか?
先輩との撮影初日はとっても寒かったんです。直接お話したことがなく、「セリフを間違えたらどうしよう」と思って、撮影前から緊張していましたが、現場でお会いしたら緊張も解けて、先輩も気軽に冗談を言ったりしながら撮影をしました。久しぶりに心地よい緊張感を感じた現場だったと思います。
―いちばんお気に入りのシーンを教えてください。
ユン・ヨジョン先輩とタン・ジュンサンさんが一緒に出ているシーンで泣きました。特に先輩のセリフの中で「まだ若いのに。年寄りみたい」「春はいい。まして青春は青い春。どれだけいい時か」のようなセリフは、老害の言葉のようなものではなく、親身にアドバイスをしてくれる感じでした。自分よりはるかに若い青年に伝える大人のシンプルなアドバイスが、どうしてそんなに胸に響くのかわからないほどです。誰かが心揺れている時に、あんなふうに適切なアドバイスをくれたら、どれだけ力になるだろうかと思いました。
―『DOG DAYS 君といつまでも』を通して伝えたかったことは何ですか?日本で映画を観るファンへのメッセージをお願いします。
『DOG DAYS 君といつまでも』は、犬との絆を通して育まれた人間関係とその変化を、温かく、愉快な目線で描いていく作品です。トキメキ、癒し、楽しさ、感動といった様々な感情が込められた、ささやかながらも心温まる物語が、日本の観客のみなさんの心にもちゃんと届くことを願っています。劇場で会いましょう~
犬を介して出会い、心を通わせる人々の日常が、少しずつ動き始める。
出演:ユン・ヨジョン(『ミナリ』) ユ・ヘジン(『梟ーフクロウー』、『コンフィデンシャル』シリーズ)
キム・ユンジン チョン・ソンファ キム・ソヒョン ダニエル・ヘニー イ・ヒョヌ タン・ジュンサン ユン・チェナ
監督:キム・ドクミン
原題:도그데이즈/韓国映画/カラー/シネマスコープ/5.1ch デジタル/120分/翻訳:小西朋子
提供:楽天
配給:ギャガ
宣伝:ミラクルヴォイス
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公式サイト:https://www.rakuten-ipcontent.com/dogdays/
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11月1日(金)新宿ピカデリーほか全国ロードショー