【レポ】『OH MY GIRL LIVE TOUR ～starlight again～』 at 豊洲PIT（2/2）

残すところあと2曲ということで、ここで今日の感想を話すことに。いつも以上にどのメンバーも感慨深かった様子で、じっくりと気持ちを伝えてくれた。

スンヒは「今日は特に、本当に幸せでした。MIRACLEが贈ってくれた花を見ました。キラキラするきれいな花を見て、本当に力が出ました。MIRACLEのきれいな心が、ここにもきれいに咲いたな、と思いました。私は椿のような人になりたいです。椿は他の花が咲かない冬に、唯一がんばって花を咲かせる花です。どんな辛いことでも乗り越えて、きれいに花を咲かせる、素敵な強い、みなさんの椿になります！」と全て日本語で気持ちを伝えた。

ユアは準備したという長文の手紙を読み上げ、「最近幸せとは何だろう？と考えます。私を愛して大事に思って、会いに来てくださる方々に、私と会っている短い間だけでも胸いっぱいの幸せを差し上げたい思っているからです。私が差し上げられる幸せは、日々の生活に疲れたみなさんが、わずかな時間だけでも私を見て、リフレッシュして、1日1日新しい夢を描けるようにすることです。そんなエネルギーと原動力を差し上げるために、私はステージの上で常に情熱的な姿を見せなければなりません。そしてそんな私の原動力とエネルギーは、私を心から支えてくださるみなさんからもらっています。私たちはこうやって一緒にいる時に輝く存在です。みなさんはひとりぼっちではありません。みなさんを見て元気になる私がいるじゃないですか。お互い愛し合う気持ちを忘れないでほしいです。私が前に進めるのは、MIRACLEと手をつないで一緒に進んでいるからです。今日も私たちと一緒に、情熱とエネルギーを燃やしてくださり、本当に本当にどうもありがとうございます」と涙ながらに伝えると、最後は「大好きだよ」と言って大きなハートを贈った。

ユアの涙と、感動を誘うBGMの中でも気丈だったヒョジョンは、「私は1日が終わると、色々と考えるんです。MIRACLEについて考えますし、明日はどうしようかな、どんな姿を見せようかな、どんな私になろうかな、そんなことを考えます。私はMIRACLEのみなさんのおかげで、明日を描くことができる、それだけでもとっても幸せです。私たちメンバー、私たちのステージと音楽を愛してくださってありがとうございます。全ての人にいつか別れが訪れると言いますが、私はMIRACLEのみなさんとの別れはないと思います。いつまでもいつまでもみなさんのそばにずっとついています。とってもとっても感謝しています。とってもとっても愛しています」と伝えた。

ビニはスタッフにも感謝の気持ちを伝えると、「私たちと一緒に公演を完成させていただいたファンのみなさんにも感謝の気持ちをお伝えします。みなさんに良い思い出が残る事を心から願います。新年になって新しい目標を立てたんです。今まで自分に自信がなかったんですが、こんな私も愛してくれて、一緒に悩んでくれるみなさんを見て、みなさんのために自信がある人になりたいと思いました。それがみなさんがもっと幸せになることだと思いました。今年はもっと堂々として素敵なアーティストになる、とお約束しようと思います。どんどん変わる私をいつもよく見守ってください。いつもみなさんの幸せを心から願います」と、最後は涙声になりながらもがんばって日本語で伝えてくれた。

いつもあっけらかんとしている印象のアリンだが、「このBGMが私たちを悲しくさせますね」と言いながら、「2020年になって私は数え年で22歳、ひとつ歳を取りましたよね。私のもともとの性格が、あまり表現が上手じゃない、恥ずかしがり屋ということもあって、今まではミラクルのみなさんに、あまり感情表現することができなかったと思います。でもこれからはもう少しだけお姉さん達のように、真心を込めてMIRACLEのみなさんに対して表現できるようにがんばっていきたいと思います。MIRACLEは今までのように、健康で私たちの横でいつも見守っていてください。健康でいましょう～！」と少し照れくさそうに伝えた。

ラストのミミは、年末の授賞式と公演の準備で「目が回るほど忙しかった」と明かし、健康にも不安を感じていたよう。「2019年だけでもすごく忙しかった1年だったので、その分ファンのみなさんに出会った時間が多くあるから、文句や悪いところはないんですけど、私たちもやっぱり人間だから、大変な時、疲れた時とかあるじゃないですか。でもみなさんに会って、みなさんが大声を出してくれたり、色んなトークをしたりしながら、私はエナジーをもらいます。みなさんも私たちも、一緒にお互いに頼りになって、私たちもファンのみなさんを見て疲れがなくなって、ファンのみなさんも私たちを見て疲れがなくなって、一緒に2020年も歩いて行きたいと思います。そして次には7人でぜひ会いたいと思います。私たちも、もっともっとよく休んで、よく仕事してがんばるから、心配し過ぎずに、みなさんも私たちを待ってください」と正直に気持ちを伝えると、最後は「2020年ももっとがんばって活動していくつもりだから、ファンのみなさんも一緒に来てください。準備できましたか？」とMIRACLEにも発破をかけた。

会場の気持ちが一体となったところで、最後の2曲『WINDY DAY Japanese ver.』『BUNGEE Japanese ver.』を披露すると、ひと際大きな掛け声が起こり、今日いちばんの盛り上がりとなった。

メンバーが退場し、アンコールを求める拍手が起こると、スクリーンにはメンバー直筆の心の込もった長文の手紙が映し出され、しばしスクリーンに集中するMIRACLEたち。
そして、Tシャツ姿に着替えたメンバーが登場すると、『Sixteen Japanese ver.』で、愛嬌たっぷりにステージを駆け回る。
そして先ほどの映像の手紙について触れ、「メンバーのみんなが本気で書いたから、心に長く長く残ってほしいです」とビニ。
ミミも「ファンのみなさんが私の手紙全部、ひとつひとつ覚えていると思うから、よろしくお願いします」とイタズラな笑顔を見せると、「今日のいい思い出」にと、ヒョジョンが記念撮影を提案。最近ヒョジョンがよくしているという「オットケ（어떡해：どうしよう）？オットケ？」と言って人差し指を合わせるかわいいポーズを全員でして写真を撮ると、さらにヒョジョンが「今日もセクシーポーズを」と言ってひとりずつカメラ目線でセクシーポーズ。照れながらも全員がセクシーポーズをすると、いよいよアンコール最後の曲へ。

「今日は本当にありがとうございました。あけましておめでとうございます。以上、」というミミの掛け声で「OH MY GIRLでした～！」と全員で挨拶すると、アリンの「もしもし？」で『Touch My Heart』がスタート。MIRACLEは“♥우리는 쭉 Eternally♥”（私たちはずっとEternally）というスローガンを掲げ、会場は温かいムードに包まれた。
アンコールを終えたメンバーたちは「また会いましょう」「元気でね」などと声を掛けながら、名残惜しそうにステージを後にした。

2019年はまさにOH MY GIRLにとって飛躍的な1年だったといえるだろう。
日本デビューもあり、日本で活躍の場を広げたのはもちろん、韓国でも色々なプログラムに参加し、その都度注目を集め、話題に事欠かなかった。
それに伴い、7人もどんどん洗練され、見るたびに新たな魅力を見つけることができるOH MY GIRL。2020年も注目せずにいられない。

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