2021年8月4日(水)にミニアルバム『Bubble Up!』で待望の日本デビューを果たしたRocket Punch(ロケットパンチ)。
Rocket Punchは韓国Woollim Entertainment所属のジュリ、ヨンヒ、スユン、ユンギョン、ソヒ、ダヒョンの6人からなるガールズグループで、日本人メンバーのジュリは、AKB48での活動から『PRODUCE 48』の出演を経て、韓国へと活動の場を移した経歴の持ち主。
Rocket Punchというグループ名には「退屈な日常に飛ばす新鮮な一発のパンチ」という意味が込められており、彼女たちが生み出す新しい音楽とパフォーマンスで「日常に明るいエネルギーを届けることができるように」と願いを込めて命名されたとのこと。
まさにその名の通りの明るいエネルギーがあふれた彼女たちが、デビューを控え、合同インタビューに答えてくれた。
【インタビュー】Rocket Punch《ヨンヒ&ジュリ&スユン編》(1/2)
―自己紹介をお願いします。
ヨンヒ:日本で20歳、リーダー ヨンヒです。
ジュリ:日本人メンバー、ジュリです。
スユン:Rocket Punchの19歳、スユンです。
―日本デビューミニアルバム『Bubble Up!』の紹介をお願いします。
ジュリ:私たちのデビュー曲『Bubble Up!』は、すごく爽やかで夏にぴったりの曲になっていて、私たちのさわやかなエネルギーを存分に楽しんでいただける曲になっています。
振り付けも、すごくみなさんが真似しやすい振り付けになっているので、一緒に楽しんでもらえたらいいなと思っています。
ヨンヒ:簡単だからみんなが真似しやすいと思います。
ジュリ:「♪Bubble Up!~」って言って、シャボン玉が弾けるような振り付けがポイントです。
―日本デビューはどこでどんな風に聞きましたか?その時の気持ちはいかがでしたか?
ジュリ&スユン:会社でした。
ヨンヒ:会社で『Ring Ring』(今年5月に韓国で発売されたファーストシングルアルバム)の準備をしながらでしたね。
スユン:アルバムの準備をしながら聞きました。びっくりしましたし、ドキドキしました。
―日本デビューに対する気持ちや意気込みを教えてください。
ヨンヒ:初めて聞いた時は、みんな本当に緊張して、「できるかな?できるかな?」と思って、今まで本当に、日本語もダンスの曲もすごく練習して、今は全部自信があって、ドキドキ、ワクワクしています。
ジュリ:Rocket Punchは韓国で活動するのと日本で活動するのと、曲やパフォーマンスの魅力が違うと思っていて、末っ子ダヒョンは16歳ですごく若いんですけど、韓国では大人な魅力を見せたり、カッコいいパフォーマンスをすることがとても多くて、日本では年相応の学生の魅力とか、私たちらしさとか、アイドルとしてのかわいさとか、見せられる魅力が違うと思うので、日本でデビューを聞いた時は、みんな日本語もすごく上手だし、すごくうれしくて、「絶対うまくできる」って思いました。
意気込みとしては、日本でデビューをして日本のファンのみなさんに「Rocket Punchはこういうグループなんだ」って覚えてもらうのと、『Bubble Up!』はたくさんエネルギーをもらうことができる、すごく素敵な曲になっているので、韓国のみなさんも、日本のみなさんも、世界中のみなさんが楽しんでいただければいいなと思います。
スユン:私は日本語の勉強をがんばって、みんなで勉強したし、ジュリと会話をすごくしました。
―ジュリさんは韓国に渡って大変だったことやうれしかったことは何ですか?
ジュリ:大変だったことはまず会話。韓国語は勉強していましたが、まだ未熟なままデビューをしたのですごく大変でした。でもメンバーが助けてくれたのでここまで上達しました。
日本で8年くらい活動していましたが、韓国でデビューをしたのをきっかけに、自分がアピールできなかった部分をたくさんの世界中の方が知ってくれたことがすごくうれしかったし、表現する時も、たくさん練習するので、日本で活動していた時より少しだけ自信を持って舞台に立てているんだなと今は思います。自分が変われたことがうれしかったです。
―日本デビューミニアルバム『Bubble Up!』の中でお気に入りの曲とその理由を教えてください。
ジュリ:『Bubble Up!』ですね。『Bubble Up!』は弾けるような魅力があって、歌詞に「♪EO 始まりの鐘~」ってあるんですけど、“始まりの鐘”っていう歌詞が、私たちがデビューをするので、私たちの始まりを響かせることができる歌詞になっているので、すごくお気に入りですね。
ヨンヒ:『SUMMER DAYS』という曲があるんですけど、本当にサマーソングなので、みなさんが夏に聴いて、さわやかな日を過ごすことができると思います。(歌詞の)「♪叫ぼうLife is cool~」とか、本当にエネルギーが多くていい曲です。
スユン:2つの曲もすごくいいんですけど、他の曲を選ぶとしたら、『Let’s Dance』を選びます。初めて聴いた時、本当に私が気持ちが良かったんです。なぜなら…
ジュリ:踊るのが好きだからね
スユン:(笑)日本のみなさんも、聴いたら私と同じ気持ちを感じると思うので、この曲が好きだと思いました。
ジュリ:聴いてください。
―日本語のレコーディングで特に苦労した部分、歌詞の中で面白い言葉だなと思った部分があったら教えてください。
ヨンヒ:面白いというより、かわいくて日本語の魅力を感じるポイントがあるんですけど、“ふわふわ”とか“まるまる”とか、その表現が本当にかわいくって、その発音とか表現にハマりました。この曲(『Bubble Up!』)でも、「♪ふわふわ両手ですくいあげて~」とか、“ふわふわ”の表現があるんですけど、そのポイントが私は好きです。
ジュリ:(言葉を教える時は)クッションを持って「ふわふわだよ~」「これだよ~」って。
スユン:やっぱり発音が難しくて、“た行”と“は行”と“ん”の発音が本当に難しかったんです。この発音をしながら歌うことが本当に難しくて、ずっと「これ何ですか?」って質問したりしました。
ヨンヒ:「この発音でどうやって歌える?」って思って、「(これで)いい?」って、たくさん質問しました。
―みなさんの個性をもう少し詳しくご紹介したいので、「○○に見えるけど実は○○です」という風に、自分の紹介をしてください。
ヨンヒ:グループの中でポジションがリーダーで、仕事の時は本当にカリスマな雰囲気ですけど、実はチョコレートをもらって友達になっちゃう。
(全員爆笑)
ジュリ:本当に誰とでも仲良くなれるんです。(ヨンヒは)チョコレートがあれば幸せだよね。
韓国人って結構“早く、早く”っていう性格だと思うんですけど、実は韓国人に負けないくらい日本人の私がいちばんせっかちで、本当に「早く、早く」って、メンバーにいつも私が(言って)、マネージャーさんと私がいつもすごく行動が早くて、私のほうが韓国人だなって思いました。
ヨンヒ&スユン:認めます
ジュリ&スユン:(行動が遅い人は)リーダーです。
ヨンヒ:ちょっと早くなったよ。今は末っ子(ダヒョン)の方が遅いよ。
ジュリ:末っ子と同じくらいです。
ヨンヒ:やー!やめてー!
スユン:私は背も高いし、ジュリに「渋い」ってよく言われるんですけど、実はちょっと人見知りもあるし、ちょっと心が柔らかいです。見た目はクールなイメージなんですけど。
ジュリ:強めに見えるんですけど、本当におっとりしているというか、穏やかな性格です。キリンとか、身長は高いけどすごくおっとりしてるじゃないですか。本当にそういう感じで、優しいです。
―“これがあればハッピー!”というものを教えてください。
ヨンヒ:“明るい空”があれば幸せです。本当に空が好きで、車の中でもいつも「みんな空見て」とか言うので、“明るい空”と“美味しいチョコレート”が一緒にあれば、本当に幸せです。
ジュリ:私は“笑ってる瞬間”ですかね。みなさんに笑っていただけることもすごく幸せですし、メンバーたちの日本語が面白いのとか、すごく幸せです。(みんなの笑顔の)雰囲気がすごく大好きです。
スユン:Rocket Punchのスユンとしては、KETCHY(ケッチー:Rocket Punchのファン)の愛ですけど、キム・スユンとしてはパンが本当に好きです。美味しいです。“マンモスパン”知ってますか?マンモスパン、本当に好きです。食べてください。
―『Bubble Up!』のMVでおすすめのシーンや撮影の裏話を教えてください。
スユン:MVの中にボールがたくさん出るんですけど、撮影する時、本当に(ボールを体に)受けて、みんなびっくりしながらたくさん撮ったんですけど、本当にきれいに映っているので、このシーンに注目してほしいです。
ヨンヒ:本当に忙しくて、みんな眠い中撮影したので、誰が眠そうにしているかを観ると、面白いと思います(笑)。
ジュリ:眠い目は多分使われてないと思うけど(笑)。メイキングなどがあれば、ヨンヒがいちばん「眠い眠い」(と言っていたので)、そこもファンのみなさんは探してもらえればいいかなと思います。
―自分ならではのストレス解消法はありますか?
ジュリ:半身浴!韓国人はあまり入浴しないですよね。だからメンバーでは私だけがお湯に浸かるんですよ。メンバーたちはお湯に浸からないのですごく早いんです、シャワーが。(シャワーする)タイミングがすごく重要で、ストレスを発散する方法なので(メンバーの)すきを狙って30分くらい入浴するのがいいです。
スユン:やってみたいです。
ジュリ:やってみて。
スユン:私は散歩することだと思います。漢江という場所から12キロ…
ジュリ:すっごい歩くんですよ。
スユン:12キロぐらい歩くんですけど、そのぐらい好きで、音楽も聴きながら。そんなことが好きで、これでストレスをよく発散しています。
ヨンヒ:スユンと一緒なんですけど、散歩が本当に好きで、散歩しながら風を感じて、空を見て、そんな雰囲気が好きなんです。
ジュリ:ロマンチックなんですよ。
ヨンヒ:お花を見て、写真も撮って、みんなにカカオトークで「きれいだったよ」って話すんです。ずっーとベッドでYouTubeを観ることも、(散歩と)同じくらいヒーリングになると思います。だけど散歩がいちばん。ワンちゃんとか動物の動画をいちばん観ます。
―宿舎の自分のスペース(ベッド)はどのような感じですか?
ジュリ:2人(ヨンヒとスユン)は同じ2段ベッドだよね?
ヨンヒ:本当にぬいぐるみが多いんです。実家にはもっとあるんですけど、寮ではちょっと少ないです。
スユン:ルームメイトはちょっと大変です。
ジュリ:20個くらいあるよね?生まれてきてからずっと誕生日でぬいぐるみをもらってるんですよ。
スユン:20年。
ヨンヒ:ありますね。(抱きしめるポーズをしながら)ぬいぐるみが本当に好きで。
スユン:(寝る空間は)小っちゃいです。
ヨンヒ:(腕をクロスしながら)ちょっとこうやって寝るんですけど、最近部屋を掃除して、ちょっと広くなりました。
スユン:よかった。
ジュリ:私はヨンヒとは逆で、自分の寝るスペースがすっごい大事で、匂いフェチなので、自分のいる空間をすごく匂いであふれさせてしまうっていう。アロマキャンドルもたくさんあるし、そんな感じですね。寝る場所には何もないです。棚みたいな所にキャンドルとか置いて。
スユン:私はヨンヒちゃんと一緒の部屋なんですけど、本当に逆で、部屋の中は半分半分じゃなくて、ヨンヒのものがもっと多くて、ちょっと大変ですけど、最近は掃除したよね。掃除してよくなりました。(ベッドには)ダイアリーだけあります。寝る前に書いてすぐ寝ます。
(つづく)→次頁へ