4月3日(水)、池袋の東京芸術劇場で第5回目となるGFSC日韓友情フェスタが行われました。
毎年、韓国の時代劇ドラマに出演したことがある旬な俳優さんがゲストとして招かれるのですが、今年の5回目となるゲストはチ・チャンウクさんでした。
チャンウクさんを初めて知った作品は、ドラマ『ソル薬局の息子たち(솔약국집아들들)』で、その時は可愛い人だな、という印象だったのですが、最近のドラマ『蒼のピアニスト(原題:五本の指)(다섯손가락)』では悪役ながらも切ない演技で違った面を見せてくれました。
どちらにしても、だいぶヌナな私から見ると、守ってあげたくなるような愛くるしいイメージを持っていました。
毎年恒例のバラダンの演奏は、今までの日韓友情フェスタの歴史を音楽で感じることができました。さらに、和太鼓の演奏もあり、今回のチャリティーの「希望の和太鼓プロジェクト」ともマッチしていて、とても心に響きました。組曲『歴史物語』としてイ・ビョンフン監督の名作『イ・サン』『チャングムの誓い』『ホジュン』『トンイ』で構成された贅沢な組曲や、『海神』『チュモン』『善徳女王』『太陽を抱く月』『ペク・ドンス』など東京芸術劇場の音の良い空間で、オーケストラによる生演奏が聴けるとは、とても贅沢なひとときでした。
そしていよいよチ・チャンウクさんの登場です!
歌いながら登場したチャンウクさんですが、最初はとても緊張しているように見えました。舞台から客席がものすごく近かったですし、平日の夕方にもかかわらず、多くの方がこのイベントに参加していたので、たくさんのお客さんを見て、圧倒されてしまったんじゃないでしょうか。「皆さん可愛くて、少女みたいです!だからこそ、すごく緊張しちゃいます!」と、愛嬌あるコメントに観客は大喜び。
その緊張している様子がまた初々しく、とても好感が持てました。
チャンウクさんの細かい表情までよく見えたのですが、とにかく一点の曇りもない美しさでした。
顔が美しいのはもちろんですが、どんな表情をしても純粋さがにじみ出ていて、自然と見ている人を笑顔にしてしまう魅力がありました。
「日韓友情フェスタのバトンを受け継いだという事は、すごく嬉しく思いますし、僕が心から尊敬する先輩方がいらっしゃったという事で。また、僕も同じ場所に立つ事が出来、素敵な場所で皆さんとお会いできて、すごく嬉しいです!」と、出演の感想を伝えました。
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