すぐさま大きなアンコールの拍手が巻き起こると、メンバーが色々な場面でドアを開けて中に入る映像を挟み、アンコール1曲目の『Prologue』へ。スクリーンにはJAMの撮った様々なドアの写真も映し出され、温かな雰囲気でじっくりと歌い上げた。
歌い終えると、河野は『Prologue』がエンディングテーマとなっているアニメ『BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS』の口調を真似して、「俺この曲、めちゃめちゃ好きだってばさ」と言って、川西を倒すという小ネタも挟み、最後の挨拶へ。
川尻「2時間、20曲ちょっとくらいのライブっていうものをちゃんとJO1としてJAMのみなさんの前でするのが初めてだったので、不安なこととか、難しいこととか、色んな問題もたくさんありました。でもJAMのみなさんに会いたい一心で、僕らJO1はその壁を全部乗り越えてきました。これからも色んな壁が僕らJO1の前にもJAMのみなさんひとりひとりの前にも出てくると思うんですけど、僕らにはJAMがついてるし、JAMのみんなには僕らがついてるから、絶対大丈夫だと思います。まだ先の見えない世の中というか、こうやって今日、目の前でライブできたことも、奇跡みたいなことなので、今後どうなるかわからないですけど、このみんななら大丈夫でしょ?これからもずっと僕らのことを信じてください。僕らもJAMのみなさんの力を信じます。大好きです」
木全「“OPEN THE DOOR”をやるまで、2年くらいみんなに会えてなくて、それでもずっとSNSの供給だったりとか、テレビだったりとかYouTubeだったりとか、直接会えない中、僕たちを推してくれて、ここまでずっと応援してくれて、今日まで本当にすごい長かったんですけど、ライブやってみたら、本当にあっという間で、まだ終わりたくないなっていう気持ちなんですよね。なので、またこういった機会をいっぱいやれたらなって思います。じゃあ、またね」
大平「本当に幸せな時間でした。今日、やっと来たな、って感じですね。ずっと夢に描いていた、ちゃんとしたライブができました。それに僕たちのことを大好きでいてくれるみんなも一緒に、今日のためにスローガンだったり色々やってくれたんだなぁと思うと、幸せな気持ちでいっぱいです。JO1とJAMならもっと上にいけると思うので、これが終わりじゃないし、何なら始まりだし、次は碧海も入れて、もっともっと大きいステージで会いましょう」
豆原「こんな大きくて素敵なステージに自分が立てていることが、うれしいなと思います。小さい頃、家でめちゃめちゃ踊ってたら、お母さんに『あんたそれ誰に見せるの?』って言われたことがありました。(涙を見せながら)その時からステージに立ちたいなと思いながら、毎日毎日ダンスして、好きなダンスをずっとやって、こんな素敵なステージに立てて、本当にうれしいなと思います。これも全てJAMのみなさんがいたから実現できたことだと思います。そして、ここには、素敵な仲間がいます。(この言葉に河野も泣き始め)本当に大切な仲間と一緒にこのステージを作れたこと、本当にうれしかったです」
川西「こうしてみなさんの前で、こういう大きなステージでパフォーマンスできることが僕は本当に幸せで、こうやってみなさんの顔を見ながら、しゃべることも、本当は緊張してるんですけど、すごい楽しくて、とても幸せな時間です。これから僕たちもJAMのみなさんも、どういう人生を歩むかは誰もわかんないんですけど、僕たちJO1がみなさんを幸せにできるように、これからもがんばっていきます」
河野「ありがとう、ホンマ。小学校の頃、(友達の)Tくんはすごい賢くて、僕はすごいバカだったんですけど、Tくんの成績がオール5だったんですよ。でもTくんは音楽だけ3だったんですよ。僕は音楽5だったんですよ。Tくんが音楽3のことをお母さんに怒られて、『何でTくんは3で純喜が5なのか聞いてこい』って言われて、『楽しく歌ったら5が取れる』って僕が言ったらしいです。僕は本当に楽しく歌わせていただいて、こんなにJAMのみなさんが僕の歌、みんなのパフォーマンスを観に来てくれて、楽しく歌ってて良かったなって思いました」
佐藤「じゃあ今日の純喜くんはオール5ですね」
河野「ホンマにありがとう!」
佐藤「まずひとつ、愛してます。そして、メンバーのみんな、JAMのみんな、ナオト、チェさん…」
與那城「個人名そんなに出さなくていい」
佐藤「いや、言わせて!本当にここまでありがとうございます。ここまで本当に辛かったんですけど、練習とかすごい辛くて、嫌いでした。でも、本当にJAMに会いたいし、ステージでみんなとパフォーマンスがしたい、やりたいことのためには嫌なことだってできます。(涙を見せながら、河野に)泣いてよ。本当に、辛かったんですけど、メンバーとJAMのみんなが、マネージャーが支えてくれたから、ここまでがんばりました(笑)。これからもよろしくです」
與那城「この景色を見るために、僕たちは今までがんばってきました。直接JAMのみんなに、こうやって現実として会えることができて、本当に僕たちは幸せです。今まで僕たちはJAMのみなさんに恩返しをしたいと常々言ってきました。その恩返しのひとつがこれです。だけどまだひとつしか恩返しができてない、これからもっともっとたくさんの恩返しをしていきたいと思います。なのでJAMのみんな、ずっとついて来てくれるかな?今日という日を絶対に忘れないでください」
白岩「今日も昨日も朝早くからみんな並んで、こうやって集まってくれて、僕ら11人の力だけではステージに立てなかったし、11人になれたのも全部みなさんのおかげだと思ってます。なのに2年間会えなかったのも本当に辛かったです。声が出せないよりも会えないほうが全然辛かったし、練習よりもステージに立てないことのほうが全然辛かったですね。だから本当はもっと全国回ったり、11人全員でステージに立ったりしたいんですけど、今、僕たちが出せる全力、感謝、全てこの3日間に僕は出し切ったと思ってます。そして、この“OPEN THE DOOR”がJO1、JAMにとってのプロローグになると思ってます。同じこのメンバーでライブすることは2度とできないからこそ、1個1個全力でやらしていただきました。みなさん足を運んで、寒い中待ってくれて、こうやって元気くれてありがとう。配信観てる方も本当にいつもいつも支えてくれてありがとう。またすぐ絶対に会えます。約束します。みなさんのことが大好きです。以上、ありがとうございました」
鶴房「以上、JO1でした、かと思いました(笑)。何回も言わせていただくんですけど、何で俺が最後(笑)?高1の時に、あるアーティストのライブに行って、あそこに立ちたいって言ったのが始まりだったんですけど、そっからオーディションを受けて、落ちて、夜とかに父親の仕事場を開けてもらって、妹と一緒にダンスしたり、めちゃくちゃ下手くそで、今見たらめっちゃ笑うくらいのダンスなんですけど、高校3年生の頭で中退して、韓国行って、夢のためなら何でもしたろう、と思って、その時から死ぬ気で色々やってきて、落ちたりとかしましたし、そこで夢叶えたいっていう気持ちが強かったので、踏ん張って、『PRODUCE 101 JAPAN』を受けて、ここまで来て、本当に個性が強い、アホが多いJO1、でもホンマに最高で、マジでいい奴らしかいない11人で2年間がんばってきて、こうやってステージに立って、こんなにすごいJAMの方と目を合わすことができて、スタッフ、マネージャーにもすごい恵まれてて、本当に宇宙からやって来て良かった。何が言いたいかというと、メンバー、スタッフ、マネージャー、JAM、家族、親友、愛してます。以上です」
笑いあり、涙ありの挨拶を終えると、川西が「でもまだまだやっぱりみなさんと盛り上がりたいですよね。今からやる曲はこの“OPEN THE DOOR”の本当の最後の楽曲になるので、みなさんで盛り上がって、明日も笑顔で会社とか行こうよ」と呼びかけ、本当にラストとなる曲『REAL』へ。「JO1!」「JAMありがとう!」と叫びながら、途中でセンターステージに移動すると、佐藤が木全にキスしたりとメンバーもJAMも大盛り上がりのステージとなった。
最後は思い思いの言葉をJAMに叫び、全員で手をつないで、ステージを左右に移動しながら深々と礼。そして新たな旅立ちを予感させるかのように、大きく開いたドアの中へ進んでいき、3日間の公演は幕を閉じた。