『第35回東京国際映画祭(TIFF)』が10月24日(月)東京・日比谷で開幕!
そして、今年はレッドカーペットセレモニーが3年ぶりに復活。日比谷仲通りからステップ広場へ約165メートルのレッドカーペットが敷かれ、国内外の映画人137人が登場し、国内外のマスコミと観客計454名による熱気に包まれる中、華麗にセレモニーが進行した。
東京国際映画祭は、アジア最大級の映画の祭典で、世界中から映画が集まり、今年のコンペティション部門には107の国と地域から1695本がエントリー。厳正な審査を経てノミネートされた15本が期間中に上映され、クロージングセレモニーで各賞が決定する。そのコンペティション部門の審査員のひとりに韓国から女優のシム・ウンギョンが任命され、レッドカーペットを歩いた。
レッドカーペットは、東京国際映画祭を彩る女優、俳優がランウェイし、この日は急に寒くなり冷え込みもひどい中、女優たちは素敵なドレスを身にまとい、薄着でも寒い顔ひとつせずカメラの前に立つ姿は、さすがプロだなとファインダー越しに感嘆した。
トップバッターを務めたのは、大泉洋と柴咲コウ。ガラ・セレクションで上映される『月の満ち欠け』を携え、廣木隆一監督と共にレッドカーペットを歩き、柴咲コウはシックな黒のドレスの装いでオーラを放っていた。『山女』からは山田杏奈、森山未來、永瀬正敏、『雑魚どもよ、大志を抱け!』からは関西ジャニーズJr.の池川侑希弥(Boys be)らが笑顔で登場した。
『わたしのお母さん』からは井上真央、『エゴイスト』からは鈴木亮平と宮沢氷魚、『窓辺にて』からは稲垣吾郎、『彼方の閃光』からは眞栄田郷敦、池内博之、加藤雅也、そして『あちらにいる鬼』からは豊川悦司、鮮やかな着物で登場した寺島しのぶ、広末涼子と豪華な顔ぶれ。
さらに『あつい胸さわぎ』からは常盤貴子や前田敦子ら、『母性』からは永野芽郁、戸田恵梨香らも華やかなドレスで彩った。
2年連続で映画祭のフェスティバル・アンバサダーを務める橋本愛は、ドレッシーな装いで登場。
トリを飾ったのは、オープニング作品に選ばれた『ラーゲリより愛を込めて』の二宮和也(嵐)。瀬々敬久監督と共に登場し、ゆっくりとレッドカーペットを進んで、華やかなレッドカーペットを締めくくった。
『第35回東京国際映画祭』は11月2日(水)まで、日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区で開催。本年度の上映数は169本で、邦画以外も、各国の代表作がたくさん上映される。この東京国際映画祭でしか見ることができない作品も多々あるので、是非、足を運んでほしい。