メンバーは一旦ステージを後にし、スクリーンではメンバーたちのインタビュー映像がスタート。デビュー月である12月をテーマに、思い出に残っていることやTHE Bへの気持ちなどが語られた。そして2019年から毎年12月にリリースしているスペシャルシングルについても触れると、続いてのステージは、昨年12月にリリースした『Dear.』。スクリーンには歌詞も映し出され、回るセンターステージに腰掛けながら優しい歌声を響かせた。
ここでしばしトークタイムへ。「胸が切ない感じになりましたね。どうでしたか?」とサンヨンがTHE Bの反応をうかがうと、「今日外は寒いけど、ライブはほんとに熱いでしょう?」とソヌ。
ここまで、昨年のツアーでは披露していない楽曲がたくさんあったが、『줄리의 법칙 (Fantasize)』のステージを振り返り、ジュヨンが「告白したんですが、受け取ってくれますか?」と尋ねると、ヒョンジェも「今日が(付き合って)1日記念日、OK?嫌だったらいいけど」と発言し、THE Bもキュンキュン。
『Dear.』のステージで感動して、泣いているTHE Bにソヌが「泣かないで」と声を掛けると、ヒョンジェはそんなTHE Bの「テンションを上げて」と、エリックにお願い。しかし、エリック自身が歌いながら泣いてしまったそうで、「僕が泣いていたのにテンション上げてと言われても…」と言いつつも、「ヤーーーー!!」と無理やりテンションを上げてくれた。
そんなエリックは、新しい映像でバットを振り回していたことに触れ、「野球の先生、カッコいい?大谷大好き」とさらにテンションアップ。
今度はケビンが『Breaking Dawn』のダンスブレイクに触れると、「びっくりしましたか?」とジュヨン。エリックは「メンバーのみんながやりたいって言ってやったんですよね」と明かし、ソヌも「今日ここにいらっしゃるみなさんが、このバージョンを初めてご覧になりました。おめでとうございます」と、うれしい言葉を伝えていた。
さらにユニット曲の話題になると、一斉に『Honey』を踊り出すメンバーたち。ヒョンジェから振り付けに対して「首が飛んでいきそうだったよ」と言われたソヌは「何だよ~」と言いながら、その部分を踊ると、ジュヨンからも「ネギみたい」の指摘も(笑)。
そしてニューが「そろそろファンコンの最後のステージが近づいてきました」と伝えると、メンバーからは「何だよ~」のブーイング。これがツボってしまったようで、ニューは大爆笑していた。
そしてヨンフンが「最後の曲は、僕たちはいつも一緒だよという思いを込めた曲です」、ケビンが「最後まで楽しんでください『ALWAYS TOGETHER』」と曲紹介し、日本オリジナル曲『ALWAYS TOGETHER』へ。先ほどエリックが「最後まで僕たちできる限りたくさん目を合わせましょう」と言っていたように、THE Bの瞳をしっかりと見つめながら歌い、ステージを後にした。
すぐに会場のTHE Bから「THE BOYZ、サランヘ」コールが始まると、毎度恒例の『Whiplash』に合わせて、会場の面白い応援ボードがスクリーンに映し出されるコーナーがスタート。今回も愛情いっぱいの応援ボードの数々に、会場からは爆笑が起こっていた。
アンコールでは、ツアーTシャツとパーカーに着替えたメンバーたちが『Bloom Bloom』を歌いながらトロッコで客席に登場。続くニュートロな雰囲気の『Fire Eyes』でもトロッコからたっぷりとファンサービスすると、途中センターステージへ。客席にも下りていき、ここでもたっぷりとファンサービス。そしてメインステージへと戻り、曲が終わるとTHE Bに「みなさん、物足りないでしょ?」と声を掛けるジュヨン。するとTHE Bからは「もう一度!」コールが起こり、ソヌの「みなさん、叫べ!」の声で再び『Fire Eyes』のサビがスタート。曲が止むと、「もう一度!」コールが再び。ジュヨンは「僕たちが『THE Bできるよね?』と言って、THE Bが『うん』と言ったらやります」と言って、ソヌがかわいく「うん!」とお手本を見せると、THE Bもかわいく「うん!」と返し、曲が再びスタート。メンバーもTHE Bも今日一番の盛り上がりを見せていた。
興奮冷めやらぬ中、ソヌは遠くの席のファンのところまで行くことができなかったことを「ごめん」と謝りながら、「次は僕たちが飛んでそっちの方に行きたいと思います」とうれしい言葉も。先ほどのステージでペットボトルの水をまいていたエリックは、「僕はテンションが上がると、みなさんに水をまくのが好きなんですけど、残念ながら4階までは水が届かないんです。次は水鉄砲を用意して、ピュンピュンって撃ちますね」と、急に思い浮かんだアイディアをうれしそうに話していた。
そんなエリックは「でも、サプライズはまだ終わりじゃないです。僕たちが今日は日本語の手紙を用意してきました」と伝え、ソヌも「僕たちの本心を伝えたいと思います」と言って、ここからはひとりずつ手紙を読んでくれることに。
ニュー「愛情を込めて、今日も席をいっぱいにしてくれて本当にありがとうございます。心からTHE Bたちの幸せを願っているし、僕がみなさんの大きな力になれるようにがんばります。愛してます、THE B」
ジェイコブ「Dear THE B。去年のこのくらいの時期に、『Wherever you are』を歌ったけど、“♪Wherever you are, I always make you smile Wherever you are, I’m always by your side~”、その歌詞がすごく良くて、いつも考えちゃうんだ。どこにいっても僕は君の味方だよ」
キュー「いつもTHE Bがくれる愛のおかげで、もっと素敵に成長したいんだと思います。いい方向に僕を連れていってくれて本当にありがとうございます」
ジュヨン「毎日毎日こうやってコンサートがしたいですね。僕もいつも本当に、みなさんの一日をたくさん応援しているから、がんばって、勉強もがんばって、仕事もがんばって。たくさん食べて、よく寝てね」
ヨンフン「誰かにこうやって大きな愛をもらうことは本当にありがたいし、感謝しないといけないことだと思います。THE Bがくれる愛は、絶対当たり前だと思わないで、必ず恩返しします。THE B、好きだバ~カ。(メンバーから悪口だとツッコまれながら)THE B、僕のものになれ!」
ヒョンジェ「僕たちのTHE Bにとって最高な歌手になるね。THE Bはもう、すでに最高なんだから。大好き。バ~カ、バカ」
ソヌ「Dearバカ、あ、すいません、嘘です嘘です(笑)。THE B、18歳から25歳までの 僕の成長過程にみなさんがそばにいて、本当に幸せです。時間が過ぎてもみなさんが心変わりしないように、魅力的な人でいます。THE Bは俺のものだ。わかった?」
サンヨン「今年2024年のスタートを一緒に過ごせて、すごく幸せ。機会があったら日本で美味しいお店教えて。調べて行ってみるね。あ、一緒に食べに行きましょうか?THE Bは僕の幸せであり、運命だよ」
ケビン「僕も長い間、誰かのファンとして、アルバム買って、公演観に行った経験をした人として、もっともっとみなさんを大切に感じます。僕たちまた会いましょう。See you next time!」
エリック「大好きなTHE Bへ。THE BとTHE BOYZが音楽とお互いを愛する心で、家族になったみたいでとてもうれしいです。THE BのみなさんがTHE BOYZのファンであるように、僕もみなさんのファンです。僕がTHE Bのみなさんいつも応援していることを忘れないでください。 今日みなさん一人ひとりが、夜、空に光る星みたいでした」
ここでTHE Bと一緒に記念撮影をすると、センターステージへ。ジェイコブが「最後の曲は僕たちがTHE Bに初めてステージでお聞かせする曲です」、エリックが「みんなに喜んでもらうために、特別な曲を準備しました」、ジュヨンが「THE B、忘れないで。僕たちがずっとTHE Bを愛しているから」と紹介し、日本語バージョンの『Closer』へ。スクリーンに歌詞も映し出され、言葉一つひとつがTHE Bの心に染み込んでいくようだった。
ゆっくりとTHE Bに挨拶しながらメインステージへと戻ったメンバーは、最後は手をつないで、ヒョンジェの掛け声で、「以上、THE BOYZでした!ありがとうございました!」と生声で挨拶し、ステージを後に。スクリーンには、メンバーたちの直筆の日本語のメッセージも映し出され、3時間半を超える1日目の公演は終了となった。
前回公演よりもさらに日本語レベルもアップしていたメンバーたち。日本のTHE Bへの愛がひしひしと伝わる公演となっていた。今年はさらに日本での活動も活発になるようなので、こちらにも期待したい。