読者のKNさんより1月27日、28日に行われたキム・ヒョンジュン（リダ）のライブ『KIM HYUN JOONG JAPAN TOUR 2015 “GEMINI”』のレポが届きました！

【読者レポ】キム・ヒョンジュン（リダ）、KIM HYUN JOONG JAPAN TOUR 2015 “GEMINI”の軌跡～1/27,1/28パシフィコ横浜編（1/3）

2015年1月27日（火）からスタートした、キム・ヒョンジュン（リダ）の日本ツアー『KIM HYUN JOONG JAPAN TOUR 2015 “GEMINI”』。SS501でデビューしてちょうど10年という節目の年でもあり、入隊前最後の日本公演ということもあって、リダとHENECIA（リダのファンクラブ）の色々な思いを詰め込んだツアーになったのではないかと思います。
1ヶ月に満たない期間で追加公演も含めると11都市15公演という強行スケジュールでしたが、短い間にライブも成長して、最終日の幕張はリダの集大成となる感動のラストとなりました。

まずは、初日と2日目のパシフィコ横浜国立大ホールの様子をお届けします。
記憶が曖昧な部分もありますので、多少の間違いはご容赦ください。

前回の‘夢幻’ツアーの時も感じましたが、初日はリダもファンも相手の出方を伺うような、そんな公演でした。初日はHENECIA JAPAN会員限定の公演だったので、和やかなムードではありましたが、リダ本人も言っていたように、「みんなの応援に迷いがある」ため、そんなファンを見ながらその反応を楽しんでいる、初日ならではのライブとなりました。

今回は全公演ダンサーが一切出演しない、バンドのみという構成。まずはスタートするとSEに乗ってギター2名、ベース、ドラム、キーボード、コーラス2名という7人のバンドメンバーが登場。ロックなインストの演奏があって、いよいよリダの登場です。
1曲目は『Unbreakable』。初っ端から気合い十分で、「HEY！HEY！」と掛け声を掛け、大歓声に包まれる中、『TONIGHT』『TIMING』とアップテンポな曲が続き、最初のMC。

挨拶で始まり挨拶で終わるリダのライブ。まずは日本語で「みなさん、こんばんは！」とリダ。ファンも「こんばんは～」と丁寧に挨拶します。
「今日はHENECIA JAPANのみなさんだけの特別なステージを準備しました。そこで、みなさんに特別なプレゼントを最初から差し上げたいと思います。」という言葉に沸く会場。
「今日の公演は他の公演とは違って特別に・・・」と気を持たせたかと思うと、「もっと真剣に頑張りたいと思います！」とイタズラなリダの発言に会場は大爆笑。
でも続けて「みなさんがお帰りになる時に、僕がみなさんが帰るところに立って、お一人お一人・・・」と言ったところで、リダの言葉も聞き取れないくらいの大歓声が上がり、その反応に「スタートからファンサービスをしっかりとやってるでしょ？」とまたイタズラな笑顔を見せるリダ。
そして、「今、ほとんど最後のアンコールの時のような歓声が上がりましたね。今と同じくらいに1曲1曲一緒に歌って声援を送って、楽しんでいただけますか？では一度、大きな声で叫んでみましょう。1階、2階、3階！」と会場にハッパをかけます。
いつも最初に呼ばれる場所はタイミングがよくわからず、今回も急に「（日本語で）1階のみなさん！」と言われ、ちょっと迷い気味の「イェー！」となってしまい、リダの判定は「1階が一番小さい」でした。
最後は「（日本語で）僕が“みなさん”したら大きい声で。みなさん！」の声に、会場もきれいに揃った「イェー！」で応え、いい雰囲気で『Cappuccino』へ。途中、リダの「一緒に！」の声もあり、会場は大合唱となりました。
「We Got A！」の掛け声で『HOT SUN』、続いて「B（ビー）、I（アイ）、N（エヌ）、G（ジー）、O（オー）、B.I.N.G.O（ビンゴ）、聴いてください。」と日本語で曲紹介すると、『B.I.N.G.O』へ。
「さあ、みんなジャンプして！」と煽るリダに会場もジャンプして応え、「Oh Eh Oh Eh Oh　Eh Oh！」のところでは大合唱。最後の「君は Bingo」のところはタイミングを外してリダもちょっと照れ笑いでしたが、立て続けに盛り上がる曲で、会場もだいぶ上がってきたところで本日2回目のMC。

「今日は初めて聴いていただく曲もたくさんあると思います。なので、応援の方法もあまりわからなくて、ちょっとまだ慣れてない感じですね。」と直球発言にファンもタジタジ。さらに「何をしないといけないのか、ちょっとご存じないような感じですね。」とイタズラな笑顔で続けるリダに会場は痛い所をつかれたという苦笑いの「イェー。。。」を言うしかありませんでした。
でも最後は「それが最初のステージの醍醐味ですし、最後の公演を楽しくするための一つの公演だと思います。」と上手くまとめ、この調子でリダ節炸裂かと思うと、今度は真面目なムードに。
「今回のツアーをすることになったきっかけは、もしかしたら日本で少し長い時間を置くかもしれません。2、3年くらい長い時間、空白の期間を取るその前のツアーになるかもしれません。」と切り出します。みんなそんな予感はしていたと思いますが、リダの口から直接こういった言葉を聞くと、寂しい気持ちが込み上げてきました。
「なので最後の全国ツアーをして、お一人お一人と触れ合いたいと思いました。みなさんが温かいパワーをくれたら、その温かいパワーを僕がもらって、長い時間頑張れそうな気がします。」と優しい言葉をくれたリダに会場からは拍手が起こりました。
「今度聴いていただく曲は、みなさんに捧げる歌と言えます。」と紹介し、『君だけを消せなくて』がスタート。リダの言葉を噛みしめながら聴いていると、続いては『하고 싶은 말（伝えたい言葉）』と、気持ちのこもった歌が続きます。

最近のリダのライブでは「とっても早く時間が過ぎているような気がします。」という言葉をよく耳にしますが、会場の反応は「まだまだ序盤でしょ？」という感じ。「本当ですよ。何時ですか？スタートしてから1時間経ったかな？」と続けるリダに会場は「えぇー！」と驚きの声を上げ、そんな反応にも「明日もありますからね。」と笑顔で言い放つリダに会場からも笑いが。

すると今度は「今日はみなさんとトークする時間を持ちたいと思います。」と急な展開に戸惑う会場。
そして、「僕について何か気になってることがありますか？ないですか？」と本当にここから自由なトークタイムがスタート。
客席から投げかけられた「（1月10日から滞在していた）日本で何をしていたのか？」という質問に、何故か質問とは関係ない（？）、リダ節炸裂な回答からスタート。
「僕は韓国の数え年で30歳になる年です。みなさんと少し近づきましたよね。以前は、（年齢の）前の数字（十の位の数字）が違ったと思うんですけど、今は同じ方がたくさんいらっしゃると思います。この中で30代の方、手を挙げてくださいますか？今嘘をついている方はステージからもはっきり見えますよ。レーシック手術をして視力がとても良くなったので。30代の方だけ手を挙げていただけますか？僕と似たような年齢になりましたから、“おめでとうございます”という言葉を伝えたいと思います。距離感がだいぶなくなりましたよね？」とここまでは前置きだったらしく、ここから質問の答えに入ります。
「日本に2週間前に来て、本当に部屋から1歩も出なかった気がします。練習ばっかりして、練習室を出ませんでした。何故かというとアジアカップのサッカーもやっていたので(笑)。日本は残念でしたね。本田選手と香川選手がPKをした時は、すごく残念な気持ちでした。実は何が残念かというと、日本がずっと勝ってくれれば中継もずっとやってくれたと思うんですが、ベスト4を逃してしまったので、テレビも中継してくれませんでした。日本に来てそんな風に過ごしていました。（会場から起こった拍手に）拍手のところではないですよ。こんな風に公演の途中で笑顔でみなさんとトークができましたね。」と満足気なリダに会場からは拍手と笑いが。
そしてさらに「こういうのが一番気になりませんか？僕は好きな芸能人がどう過ごしているのかすごく気になるんですよね。同じ職業でもお互いの私生活はわからないので。誰が好きかって？竹内結子さん。すごい歓声が上がりましたね。みなさんと年齢が近いからでしょうかね？ふざけてみました(笑)。」と最後までペースを崩さないリダなのでした。
（つづく）→次頁へ

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