ファンの掛け声から始まったのは、『The Closer』。そして『Love Me Do』まで歌うと、VTRがスタート。ダークな雰囲気の5人が映し出されるたびに会場から歓声が起こり、最後は“桃源境”の文字が浮かび上がると、今年5月にリリースした『桃源境』がスタート。
カムバック時にも話題となった扇子を使ってのしなやかなダンスで、幻想的なステージを見せた。
そして続く曲もニューアルバムからの『Black Out』。熱いステージで会場を沸かせた。
先ほど歌った2曲が収録されているニューアルバムの話題になると、改めてファンへの感謝の気持ちを伝える6人。ラビからは、STARLIGHTに向けて「すばラビ!」(※すばらしいの意)の言葉も。
ヒョギが「今度はロマンティックなVIXXに雰囲気を変えてみようと思います。」と言うと、ケンが「赤ちゃんたちのおかげで、僕たちの心にきれいな花の風が吹いたので、今日は僕たちがここをきれいな花の風でいっぱいにしてみたいと思います。」と紹介して日本オリジナル曲の『花風』がスタート。優しく力強い歌声で会場を花の風で包み込んでいた。
メンバーが一旦ステージを後にすると、以前のライブ映像などが盛り込まれたVTRに続き、衣装チェンジした6人が再び登場。
エン曰く、VIXXというグループの色をより強く作ってくれたという『傷つく準備ができてる』『Chained up -Japanese ver.-』の2曲を披露。今年韓国デビュー5周年を迎えるということで、『傷つく準備ができてる』は初めてステージで披露した時のバージョンで見せるというこだわりよう。
しかしここで、ヒョギが「このコメントは本当に嫌だったんですが、お兄さんたちも嫌がったので、末っ子の僕が仕方なく僕が言います。。。」と言いづらそうにコンサートの終わりを告げると、会場からは「えー!」というため息が。
ラビ「東京に来て、みなさんに初めて『桃源境』『Black Out』をお見せすることができて、とても気分がよかったです。みなさんの熱気を感じることができました。」
ケン「赤ちゃんたちと近くで会えて、とてもうれしいです。今までみなさんにお見せできていないかったステージをお見せすることができて、気分がいいです。会いたかったです。愛してるよ。」
エン「今日みなさんと一緒で幸せでした。これからもみなさんのそばにいますから、みなさんも僕のそばにいてください。」
レオ「いつも遠くから応援してくれて、本当にありがとうございます。ずっとみなさんのそばで歌います。ずっと会いましょう。」
ヒョギ「今日もみなさんと一緒にいるから、本当に気分がいいです。これからも僕たちも僕も一生懸命に頑張ります。期待してください。」
ホンビン「いつもみなさんの前で歌えるチャンスを下さって、僕たちの歌を聴いてくださって、ありがとうございます。みなさんの前でずっと歌えるように、みなさんとずっと一緒にいられるように、頑張ります。」
それぞれが最後の挨拶をしたところで、エンからうれしいお知らせが。
9月27日に日本で久しぶりにアルバムをリリースするとのこと。エンは「すごくドキドキしています。
」と言いつつも、「自信満々です!」と堂々と宣言。
最後は、「今日も僕たちが輝けるように明るい光を作ってくれたSTARLIGHT、みなさんの愛情、信頼、応援に応えられるように、これからも頑張るVIXXになります。信じてください。僕たちもみなさんを信じています。」とエンが締めくくると、最後の曲へ。
『Depend on me』に続き、VIXXの真骨頂とも言える『Error -Japanese ver.-』で本編は終了。
アンコールの『別れの公式』では、メンバーが客席を駆け回りながら、ラストを何度も繰り返し、ファンとの別れを惜しんだ。
最後は「みなさんのおかげで、今日も本当に幸せでした。」とエンが挨拶し、「以上、Real V、V・I・X・X、VIXXでした!」と全員で一列に並んで礼をし、ケンは投げキッスまでプレゼントしながら、ステージを後にした。
9月にはニューアルバムの発売、「10th Anniversary KMF2017」への出演など、日本での活動が活発化してきているVIXX。
エンが「自信満々!」と言っていた楽曲にも期待がかかるところ。今後もVIXXから目が離せなくなりそうだ。
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