韓国の5人組R&BグループN-TRAINが10月8日(月)東京・品川ステラボールで昼夜2回の単独ライブを開催した。
今秋リリースのミニアルバム『ネゲトラワ』をはじめ、ヒット曲『One Last Cry』や『I’ll Foget You』などメンバー全員で7曲を歌ったほか、それぞれがソロ曲を披露したライブとなった。
まだ、新人ながらも一生懸命勉強したようで、MCもほぼ日本語で全編がんばっていた。
そして、何しろひとりずつ歌がしっかりしているので、全員でのダンスバージョンもカッコいいのだが、アカペラが抜群だった。
アカペラを歌えるコーラスグループでもある。
この日、EXILEの『HOLY NIGHT』をアカペラで歌ったほか、即興でボイスパーカッションも入れながらアカペラを披露したりと、充分に歌唱力を魅せるステージとなった。
それぞれのソロステージも、個性がよく出ていて、日本語がいちばん得意なリーダー ジョンギュンは、『いつかまた会いましょう』という自作曲を披露。日本語での作詞をはじめ、作曲・編曲までやったという曲で、美しいバラードをピアノ弾き語りでしっとり聴かせた。
2番目に登場したサンウも、ギター弾き語りでBruno Marsの『Nothin’ On You』や、ピアノ弾き語りで即興でスティーヴィー・ワンダーの名曲『Isn’t She Lovely』など数々の曲を披露し、作詞作曲した『ノルル ボミョン』を歌い上げて歌唱力を充分に発揮。
そして、イケメンのスンヒョンは、リンキン・パークの『In The End』で得意のラップと歌。客席に下りて真ん中の通路辺りを一周すると、会場は興奮のるつぼ。歌った後、「ひとりで歌うのは大変だった」と感想を言っていたが、なかなかのもの。
そしてユジンは、BIGBANGのテヤンの曲『I NEED GIRL』を歌いながら客席に下りて歌うなどしてサービス満点。
それぞれ多彩なソロを披露して個性を見せ、ファンを楽しませた。
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