10月25日(木)~11月3日(土)の日程で開催されている『第31回東京国際映画祭』。
韓国からはハン・ジミン主演の「ミス・ペク」がアジアの未来部門で出品されている。
10月27日(土)、30日(火)の上映時にはイ・ジウォン監督が登壇し、Q&Aも行われた。
『ミス・ペク』は実話を基にした作品で、イ・ビョンホン主演『バンジージャンプする』の助監督や、ソン・ガンホ主演『優雅な世界』の脚本を担当してきたイ・ジウォンが初監督を務めた。
主演のハン・ジミンはこの作品で『第4回ロンドン東アジア映画祭』(London East Asia Film Festival)で女優主演賞を受賞し話題となっている。
これは韓国映画評論家協会で主催する『第38回映画評論家賞』の女優主演賞に続き、2回目の受賞の快挙。
『第4回ロンドン東アジア映画祭』の授賞式に登壇したハン・ジミンは、「光栄な賞をくださり感謝している。本日『ミス・ペク』でこの場に来ることができたことだけでもとても嬉しく思っており、こうして特別な賞をいただき、さらに嬉しい。『ミス・ペク』は児童虐待を扱った映画だ。どんな子どももそんな不幸を味わってはならないと思うし、世の中の子どもたち皆が当然保障されるべき幸せな人生を歩めればと思う。」と述べた。
ハン・ジミンの所属事務所BHエンターテインメントは10月27日、公式Instagramに写真と受賞スピーチの映像を公開している。
「ミス・ペク」の日本公開は未定となっているが、現在韓国では絶賛上映中となっている。