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2019年3月31日06時33分 日曜日 【レポ】パク・ユチョン『2019 PARK YUCHUN TOUR CONCERT ‘SLOW DANCE’ in JAPAN』~あふれる感謝の気持ちを伝えたライブ、そして次回のライブではピアノの弾き語りも約束!(1/2)

パク・ユチョン、デビュー初の正規アルバム『SLOW DANCE』を提げての初ソロコンサート『2019 PARK YUCHUN TOUR CONCERT ‘SLOW DANCE’ in JAPAN』の日本ツアーが、神戸・東京で開催され、東京公演となった武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナでは、3月19日(火)~3月21日(木・祝)の3日間行った。

3月21日に開催された最終公演のレポートをお届けします!

パク・ユチョン『2019 PARK YUCHUN TOUR CONCERT ‘SLOW DANCE’ in JAPAN』 at 武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナ(3月21日)(1/2)

イントロと共にステージは、幕に真っ赤な照明が当たり、シルエットが浮かび上がった。そして幕が落ちると、ダンサーに囲まれ、黒い服で胸を少し開けたセクシーな衣装のユチョンが登場し、大歓声!そして、生バンドの演奏でステージを盛り上げる。

オープニング曲は、ダンスナンバー『Strong』。ダンスナンバーを久しぶりに生で披露するユチョンに観客のテンションも最初から上がる。
続いてJYJの『The Beginning』のアルバムより自作曲『I Love You』。歌って踊りながら、ユチョンのささやくようなセクシーな歌声が会場に響き渡る。ステージの右から左まで移動しながらファンの隅々に挨拶するように歌うユチョン。

歌い終えると拍手と大歓声の中、「みなさん、こんばんは、ユチョンです。」と挨拶。
「たくさんのみなさんが来てくださってますね。3階まで、ありがとうございます。なぜだか、僕、緊張しすぎて…。最後の公演だからですかね。」と話す。
いろいろな声援が飛び交う中「“かっこいい”っていうのは聞こえるんですよ(笑)。」とおどけてはにかむ。「頭の曲から気合い入れてるんですけど、思い切りがんばりますので、応援よろしくお願いしますね!」と伝えると、大きな拍手と声援が飛んだ。

ステージで黒いジャケットを脱いでヘッドセットを着けながら、次の曲の準備。恥ずかしそうに準備しているユチョンをファンは一挙手一投足で見つめ歓声を上げる。
「今日で最後になるんですけど、だから、すごくうれしい気持もあるし、寂しい気持ちもあって。でも最後は笑顔で…。昨日までそうではなかったけど、なぜだか緊張して、新人に戻った気持ちです。自然な感じで。」と言った後、自分に気合を入れるように「ホーッ!」と声を出し、恒例のユチョンの「最後まで楽しむ準備オッケー!もう一回、オッケー!!」の声が上がると、会場からも「オッケー!」の声が響き渡る。
「今、みなさんから聞いたオッケーの声は忘れないようにします!」と次の曲へ。変わらないファンの声援を改めて噛みしめているかのような笑顔が印象的だった。

そして、自作曲『再会(日本語ver.)』に自分の気持ちを込めて歌うユチョン。続いてユチョン主演ドラマ、韓国ドラマ『ミス・リプリー』OSTの名曲『The Empty Space For You』を熱唱した。歌い終えると大きな拍手と歓声が沸き起こる。
「かわいい~!」の声が上がると「いや、かわいくないよ。なんか~、日本で男の人の事も“かわいい”って言うのは、ほめることなんですよね。じゃっ、いいです(笑)。」と、会場の言葉を拾いながらトークは続き、ひとりでアドリブで進めていく日本語力は、相変わらず上手く、発音も良くさすがである。

そして、自分の思いを表現する言葉もユチョンらしく、今の気持ちをまっすぐ伝えていて、「今、僕が感じているのは、100%ピュアな幸せなんですよね。こういう気分を毎日感じたいんですけど…。毎日会ったらたぶんできるんですよね。気分を表現するのは難しいけど、うれしいし、幸せなんですよ、本当に。みなさんはどうですかね?」「僕が幸せに感じるのを見て幸せになる?じゃ、逆だな僕と。」とステージでファンに会える幸せを改めて感じているようだった。
あふれるような、幸せそうな笑顔を見て、会場も拍手で応える。
そして「アルバムを準備する期間もすごく幸せだったんですけど、今日僕が感じている気分をもう一回感じるために早く次のコンサートを準備しないと。次は絶対、日本のアルバムを必ず作らないと…、約束します。」と語り、ファンを喜ばせた。

昨日、公演後戻る時、車の中から駅に向かうファンを見ていたというユチョン。
「自然に家に戻る姿が美しくて、ひまわりを持っているのを見て、感動~。今日ももちろん、見るから。みなさんをストーキングします(笑)。」と笑せた。

「話したいんだけど、力入れてがんばっていきます。次の曲を聴いてください。」と『いばら』へ。
ピアノの前奏が始まると、会場の赤いペンライトが、スマートフォンの白い光に変わり、サプライズ企画で会場が白い光に包まれると、ユチョンは涙が零れ落ち、感動して声を詰まらせた。一筋の涙が綺麗に頬を伝わり、そのまま最後まで歌い上げ、歌い終えると、丁寧に深々とお辞儀をして、次曲『Unwound Heart』へと続いた。

(つづく)→次頁

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