続く『야해(Ya)』では弾けたパフォーマンスで、ジャケットをはだけてセクシーなポーズを決めたり、ウインクまで披露。
そして最後に今日の感想を聞かれると、「まず、『Something To Talk About』というドキュメンタリーをみなさんにお見せできて、すごくうれしいですし、このドキュメンタリーは、芸能人バン・ヨングクではなく、人間バン・ヨングクをお見せしたくて、撮りました。先ほど観ていただいて、僕の人生が僕の音楽と共にあり、そうやって生きてきたことをみなさんが知ってくれたら、うれしいです。
日本のファンのみなさんと、ひとりでファンミーティングをするのは初めてだったんですけど、ヨーロッパツアーに行ってきたばかりなので、全然緊張しないと思っていたんですが、すごく緊張しました。さっき、マイクを持つ手が震えていたんですけど、見なかったことにしてください(笑)。
僕のために時間を作ってくださって、本当に感謝していますし、いつも言っていますが、みなさんにいい音楽をお聞かせできるように一生懸命がんばります。そして愛しています。ありがとうございます」とコメント。
ラストは『See you later』を歌い、曲の途中でも日本語で「みなさん、本当にありがとうございます。今日は私の1st FAN MEETINGに来てくださって」と声を掛けると、「みなさん、Thank you, See you later. どうもありがとうございます」と言ってステージを後にした。
終演後にはハイタッチ会も行われ、ファンとの再会をじっくりと楽しんだヨングク。
テガンはテンション低め、と言っていたが、ドキュメンタリーの上映会に始まり、終始笑顔で話し、ゲームも本気で楽しんで、歌のパフォーマンスではカリスマ的なカッコよさで圧倒、というヨングクのフルコースを堪能できたイベントにファンは大満足だったのではないだろうか。
スタイリッシュでありながら、一本筋の通った音楽を追及しているヨングクだけに、今後のアーティストとしての活動にも期待が高まる。
(完)←前頁へ