韓国の景勝地のひとつ、青山島を紹介します!
この島は、ロケ地巡りでも、ちょっと行きづらい場所なので、韓国ドラマ好きの方でもなかなか行ったことがないのでは…と思って紹介します。
数年前、きれいな菜の花が咲く季節を狙い、4月末に行ったのですが、本当に緑の麦畑と黄色の菜の花のコントラストがとてもきれいな島でした。
そして、済州島の海よりきれいかも…と思うほど海もきれいでした!
さすが、ユン・ソクホ監督が撮影地に選んだ島だけあるなぁと思いました。
まったりした空気が流れていて、段々畑のきれいな島で、丘の上から眺める景色も最高でした!
青山島は、莞島の数多くの島の一つで、多島海海上国立公園にも指定されています。
国立公園だけあって、本当に美しい島です!
特別に何があるというわけでは、ありませんが、のんびりするにはとてもいい素朴な島です。
そして、この島の楽しみは、海から獲ってきたばかりの新鮮な海産物料理!
特に莞島の特産物であるアワビを使った料理は、おすすめ一品の料理です。
何と言っても、アワビ丼が1000円しなかったと思います。
夜は、ユン・ソクホ監督が、ロケ中によく訪れたと教えてもらったお店で、アグチム(アンコウの料理)を食べました。
本当に車がないと何もできない島で、通訳兼ガイドをしてもらった韓国友人にレンタカーで運転してもらい、ロケした場所を転々と回りました。
この友人は、通訳の仕事でユン監督の通訳もしたことがあるので、この島の情報は、バッチリ調べてくれました。
宿泊先も、ユン監督やソ・ドヨンやハン・ヒョジュが長いロケ中滞在していたところを取ってくれて、私の部屋は、ハン・ヒョジュが滞在していた部屋でした。
個人的には、四季シリーズでは『秋の童話』が韓国王道ドラマだと思っていて、『春のワルツ』は、私の中では、景色が好きなドラマでした。
『春のワルツ』でオーストリアロケがあったのですが、ここは、このドラマの撮影前にたまたま行ったことがあるハルシュタットという街が出てきて、これまた感激した覚えがあります。
私が、ヨーロッパを周った中で、指折り入る景勝地、大好きな街のひとつがドラマの場面に使われていたからです。
(このハルシュタットの街の話は、そのうちするとして…。)
この、通訳兼ガイドをしてもらった友人が、このきれいな海に素潜りで潜ってサザエを獲ってきてくれて、昼は、お店でそれを焼いてもらい食べたのもいい思い出です。
友人に「一緒に潜るか?」と言われましたが、遠慮してきれいな海を眺めてました。
ちなみに、私はダイバーですが、水温の低い海が苦手で近年は、南の島リゾートダイバーになっているため、春のまだ水温の低い海は、遠慮させていただきました(笑)。
それから、朝食に食べたテンジャンチゲもエビの味がきいた青山島ならではの美味しいチゲで、さすが海産物の美味しい島だと思いました。
ソウルから韓国の新幹線KTXで木浦駅まで約3時間。莞島旅客ターミナルまでレンタカーで走り、フェリーに車をのせて、莞島旅客ターミナルから青山島まで約50分。
遠い道のりだったけど、とってもきれいな島で、気持ちが癒された思い出深い旅のひとつでした!