さらに、テコンドーを生かし、テミが護身術を教えてくれることになると、首を絞められそうになったら、相手の手の内側に自分の手を入れて、相手の手を振りほどく、という女性でも簡単にできる護身術をソンジン相手に実演。最後は相手の股を蹴るポーズで笑いを誘った。
これが本当に一般の人でもできるのか確かめるために、会場の希望者にステージに上がってもらい、ご指名のジュンヒ相手に再現してもらったところ、思いのほか簡単にできたようだった。
また、歌手になったきっかけを聞かれると、テコンドーだけでなく、もともとラッパーも目指していたというゴンウ、テコンドーで公演をしていくうちに歌手になりたいと思うようになったヒョンギュン、とそれぞれきっかけは違ったようだが、テコンドーを通して色々なことを伝えていきたいという気持ちはメンバー全員の共通の思いだということがわかった。
続いてのステージでは、女性メンバーのみと男性メンバーのみのグループステージが繰り広げられた。それぞれのキャラを生かしたソロダンスや、アクロバット、力強くアレンジされたTWICE、BTSのカバーステージなど、見どころ満載のステージとなった。
そしてユンジ、ゴンウ、ジュンヒ、ヒョンミンの魅力爆発なラップステージが披露されると、ここでメンバーは一旦ステージを後にし、スクリーンにはレコーディング風景の映像が流された。
再び12人が登場すると、K TIGERS ZEROの代表曲『Side Kick (Prod. DJ KOO)』のステージへ。アクロバット満載で、キレのあるラップと存在感のあるボーカルで魅せるこの曲は、K TIGERS ZEROにしか見せられない唯一無二のもの。鳥肌が立つほどの圧巻のステージで、会場は釘付けとなっていた。
あと1曲を残すのみとなり、ここでひとりずつ最後の挨拶をすることに。
ソンジン「みなさんとご一緒できて楽しかったです。これからもずっとご一緒できればうれしいです」
ユンジ「少し間違ってしまったところもあったんですけど、温かい目で見ていただけばれうしいです。これからも一生懸命がんばるK TIGERS ZERO、ユンジになります」
テジュ「今のK TIGERS ZEROの純真な姿を忘れないでほしいです。これからもこのままの姿でがんばり続けたいと思いますので、応援よろしくお願いします」
テミ「(ソロステージは)時代を超えていくという気持ちで、ステージの中で繰り広げられる苦悩や喜び、色々な感情を超えてみなさんの前に舞い降りてくる、という意味が込められています。今日はとても楽しかったです。愛してる」
ヒョンミン「おはよう!1部、とてもとても素敵な公演になりました。2部がありますので、友達2人連れてきてください(笑)。ありがとうございました!」
ガンミン「いつもみなさんのことを覚えています。終わり!」
ミンディ「私、幸せで死にそうだ。おつぽよ!」
ジュンヒ「昨日よりも盛り上がって、エナジーもいっぱいで公演できたと思います。それはみなさんから受け取ったエナジーのおかげだと思いますので、もっとエナジーをくださったら、僕たちがもっと盛り上げることができると思います」
ユジン「特別な時間でした。あざまる水産、ありがとうございます」
ゴンウ「僕はひとつ、とてもリスペクトしていることがあります。昨日も今日も公演がありましたが、観たことがあるのに観たことがないようなリアクションをしてくださってありがとうございます」
イスル「実は私は少しケガをしていたんです。もっと良いステージをお見せしたかったんですが、すみません。早くケガを治します」
ヒョンギュン「間違いなくみなさんと今一緒にいるこの瞬間が僕にとってとても幸せなことだと思います。代表にどうかお願いしてみなさんと早くお会いできるようなスケジュールを作りたいと思います」
そして「今日もがんばってください。K TIGERS ZEROは、いつもみなさんを応援します!叫べ!」というヒョンミンの声で最後の曲『One more time』がスタート。優しい歌声を響かせながら、客席に下りていくメンバーもいて、ファンの近くで気持ちを届けた。
終演後にはファン全員とのハイタッチ会も行われ、別れを惜しんだメンバーたち。
この後もプロモーションイベントや福岡でのライブも予定されているので、ぜひ一度、圧巻のパフォーマンスを体感してみてほしい。
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