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2015年3月27日18時00分 金曜日 アジア・フィルム・アワード受賞結果発表!! 最優秀女優賞ペ・ドゥナ、最優秀助演女優賞 池脇千鶴、EXO D.O. は新人賞候補でノミネート

マカオのザ・ヴェネチアン・マカオ内 「ヴェネチアン・シアター」にて、「第9回アジア・フィルム・アワー
ド(以下 AFA)」セレモニーが開催された。
最優秀女優賞に、ペ・ドゥナ(「私の少女」)が受賞した。韓国からは、、功労賞にイム・グォンテク監督が選ばれた。

EXOのD.O. 「カート」がノミネートされていた新人賞は、日本からは登坂広臣「ホットロード」がノミネートされていたが、最優秀新人賞は、中国からチャン・ホエウェン「妻への家路 」が受賞した。

助演男優賞には、伊藤英明「WOOD JOB!〜神去なあなあ日常〜」、チョ・ジヌン「最後まで行く」がノミネートされていたが、最優秀助演男優賞はワン・チーウェン「黄金時代」が受賞。

助演女優賞には、韓国からハン・イェリ「海にかかる霧」がノミネートされたが、日本の池脇千鶴『そこのみにて光輝く』が最優秀助演女優賞を受賞。

そのほか、韓国からは、脚本、撮影、編集、美術、作曲、衣装、視覚効果部門に「最後まで行く」「群盗:民乱の時代」「王の涙 –イ・サンの決断-」「海賊」など韓国映画が候補に上がっていた。

また、女優の中谷美紀が優れた才能を持つ映画人にスポットを当て、その映画人のアジア映画界・アジア文化における業績と貢献を称える「Excellence in Asian Cinema Award」を受賞した。

<池脇千鶴コメント全文>
「みなさんこんばんは、池脇千鶴です。まさかこんな賞を頂けるなんて思わなくて、本当にビックリしています。『そこのみにて光輝く』という作品は、日本でとっても少ない予算で、とっても少ない人数で大事に作った作品なんですね。そのすごく小さな小さな作品をこんな大きな舞台にまで来させてくれて共演者の皆さん、スタッフの皆さん、関係者の皆さん、『そこのみにて~』を愛してくれた皆さんに本当に心から感謝申し上げます。この賞を宝物にします、本当にありがとうございました。」

<中谷美紀コメント全文(英語にて)>
「第一回のアジアンフィルムアワードにて、最優秀主演女優賞をいただいて以来、しばしの時を経て、このような身に余る賞を頂戴しますことをなんとお礼を申し上げたらよろしいのでしょうか。娯楽の多様化により、映画を取り巻く環境は年々厳しくなって来てはおりますが、それでもまだ、映画を通じて伝えられることはあるのだと信じて、今後もお客様の心に届く作品を作り続けたいと思います。最後に、政治的に緊張関係にある国家間でも、映画という共通言語をもってお互いに理解を示すことができるようになることを心よりお祈りしつつ、感謝の言葉にかえさせていただきます。」

第9回 アジア・フィルム・アワード 受賞結果一覧 (敬称略)

最優秀作品賞 “Blind Massage/推拿”(中国:日本未公開)
最優秀監督賞 アン・ホイ 『黄金時代』(香港/中国:第 27 回東京国際映画祭にて上映)
最優秀男優賞 リャオ・ファン 『薄氷の殺人』(中国)
最優秀女優賞 ペ・ドゥナ 『私の少女』(韓国)
最優秀新人賞 チャン・ホエウェン 『妻への家路』(中国)
最優秀助演男優賞 ワン・チーウェン 『黄金時代』(香港/中国:第 27 回東京国際映画祭にて上映)
最優秀助演女優賞 池脇千鶴 『そこのみにて光輝く』(日本)
最優秀脚本賞 ディアオ・イーナン 『薄氷の殺人』(中国)
最優秀撮影賞 ツェン・ジアン “Blind Massage/推拿”(中国:日本未公開)
最優秀美術賞 リュウ・チン “Gone With The Bullets /一步之遙”(中国:日本未公開)
最優秀音楽賞 Mikey MCCLEARY “Margarita, With A Straw”(インド:2015 年公開予定)
最優秀編集賞 ギャレス・エヴァンス 『ザ・レイド GOKUDO』 (インドネシア)
最優秀視覚効果賞 Rick SANDER, Christoph ZOLLINGER
“Gone With The Bullets /一步之遙”(中国:日本未公開)
最優秀衣装賞 ウィリアム・チョン “Gone With The Bullets /一步之遙”(中国:日本未公開)
Excellence in Asian Cinema Award 中谷美紀 (日本)
Lifetime Achievement Award イム・グォンテク (韓国)

アジア・フィルム・アワード
2007 年よりはじまったアジア映画を対象とした映画賞。東京国際映画祭は昨年、香港国際映画祭、釜山国際映画祭と共にアジア・フィルム・アワード・アカデミーを設立し、各映画祭と連動してその年のアジアの映画人を表彰しスポットライトを当てることでアジア映画ファンの創出、世界へのアジア映画の振興、文化交流を図っている。

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