続いて、デートでは趣味を共有するということが大事、ということで、“カップルミッション<愛のストライク>”のコーナーへ。
1部公演ではゴルフにはまっているというサンドゥルがゴンチャンにゴルフを教えたが、今回もゲームが趣味なインドア派のゴンチャンに、サンドゥルの他の趣味、ボウリングとボルダリングの中からボウリングをレクチャーすることに。
ステージにはボウリングのセットが運び込まれ、セットアップ。
ボウリングをあまりしたことがないというゴンチャンをBANAに見立て、サンドゥルが投げ方を教え、いよいよゲームスタート。
3回のチャレンジで倒したピンの数で競うことになったが、2投目を終えたところで、サンドゥル15本、ゴンチャン11本。3投目でサンドゥルが6本倒したので、その差は10本。ゴンチャンがストライクを出さなければ負けてしまう、という場面で、ゴンチャン曰く「覇気で倒した」という人力が加わったような奇跡?のストライクが出て、2人のスコアは同点に。
同点決勝でゴンチャン8本、サンドゥル7本で、罰ゲームはサンドゥルに。
罰ゲームのランダムダンスでは、バブリーダンス、セクシーダンスに続き、『おどるポンポコリン』ダンスを披露。「(『おどるポンポコリン』は)僕が本当に好きな曲です。ティ~タラ、ティ~タラ、タッタタラタ~」とノリノリで歌っていた。
ここで一旦2人がステージを後にすると、スクリーンには特別に準備したという映像が。
“B1A4はどんな存在”というテーマで、サンドゥルが真剣に「B1A4はHOMEみたいです。B1A4を想うと、本当に心が安らかになって、今までずっと頼ってきたので、家ではないかと思います。これからはBANAがB1A4に頼れるような人になります。」と答える。
続いてステージにサンドゥルが登場すると、ソロアルバム『그렇게 있어 줘(そのままでいて)』の中から家族について歌った『집(家)』を披露。
スクリーンには歌詞が映され、「♪母の小言が重なり~」を「♪シヌゥ兄さんの小言が重なり~」、「♪ひとつだけの僕の姉も~」を「♪ひとつだけの僕のBANAも~」に歌い替え、家=B1A4を歌でも示した。
同じテーマで今度は「B1A4は愛です。僕がB1A4を本当に愛しているので。そしてBANAというファンのみなさんに会って恋に落ちて幸せです。B1A4とBANAはひとつの愛みたいです。」と真剣に答えるゴンチャンの映像が流れると、ゴンチャンのソロステージ『one love』へ。
マイクスタンドを使い、途中ジャケットを脱ぎ捨てると、ダンスパフォーマンスも。
大歓声の中、サンドゥルと古家も再びステージに合流すると、照れるゴンチャンにサンドゥルが「ゴンチャン!ゴンチャン!」とエールを送る。会場からも「ゴンチャン」コールが起こり、温かい雰囲気となった。
先程の映像を受け、今度はBANAにとってB1A4はどんな存在か、というテーマの映像“BANA say, 私にとってB1A4は?”が流されることに。
テキストだけが浮かんでくる映像だったが、「光/奇跡/道/命/私の体の一部/酸素/生き甲斐/時計/愛/元気の源/月/癒し/遊園地/電池/朝ごはん/青春/心の支え」など、それぞれの言葉全てにBANAの思いが込められていて、中には泣いているBANAも。
1部公演でも同じテーマで内容の異なる映像が流され、「息子/神」など、面白いキーワードも出ていたそうだが、その時には感動で泣いてしまったというサンドゥルは、「昼も夜も全部感動しました。僕たちがBANAの力の源になったり、希望になれるのは、本当に幸せでうれしいです。なぜなら、僕が今日観たこの映像は、これから僕たちがたくさんの活動をする中で、とても大きな力になってくれると思うからです。本当に心温まるメッセージを贈ってくださってどうもありがとうございます。」と胸いっぱいの様子。
ゴンチャンも「普段、僕たちはいつもBANAのみなさんは僕にとって空気でありエネルギーだと言っていたんですが、BANAのみなさんにとっても僕たちがいろんな存在として、そこにあると言ってくださって、本当に力が出ます。これからもBANAのみなさんが思ってくださるような存在になれるように、そんな姿を守っていきたいと思いますし、みなさんの前ではいつもがんばって、もっともっとさらにまたがんばっていきたいと思います。本当にありがとうございます。」と感謝の気持ちを伝えた。
そして最後のコーナー“甘いデート<Happy White Day>”では、事前に会場ロビーで募集した“BANAがB1A4からされたい告白方法”のリクエストに応えることに。
たくさんのリクエストの中から、ひとり2枚ずつを選び出し、選ばれたBANAに向かってサンドゥルとゴンチャンが小芝居を交えつつ告白。
サンドゥルは、ジェットコースターの頂上に着くと「大好きだ~」と叫んでそのまま落下するというシチュエーションと、沖縄でのグループ旅行中、2人っきりになったタイミングで告白するというシチュエーション。ジェットコースターは言わずもがなだが、沖縄のシチュエーションでは、ゴンチャン演じるグループの仲間に邪魔されながらも、ビーチでモジモジしてなかなか告白できない演技を入れつつ、「僕たちは今日から・・・恋人だ!」と告白。
ゴンチャンは、エレベーターで壁ドンしながらの告白と、偶然にもサンドゥルと同じジェットコースターのシチュエーション。
壁ドンしながら「僕だけ見てね。ずっと僕だけ見て。僕があなたの太陽になります。」と色気大放出で会場を沸かせた。
選ばれた4名には2人のプライベート写真がプレゼントされることになったが、選ばれなかったBANAにもプレゼント、ということで、来週のホワイトデーを先取り、2人が客席まで行ってキャンディを配ってくれることに。
礼儀正しく着席して待つBANAに、ゆっくりと歩きながらキャンディを配り、ステージに戻ったゴンチャンは、「2階のBANA、キャンディをあげられなくて本当にごめんなさい。だけど僕が僕たちの愛をあげます。プシュー!あと1階の中でキャンディをもらえないBANAもプシュー!」と愛の光線を贈ると、さらにサンドゥルのボイスパーカッションに合わせて即興ラップ「♪キャンディあげられなくてごめん」も披露。そして歌のプレゼントとして、2人で『Believe In Love』のステージを届けてくれた。
お別れの時間が近づくと、サンドゥルからは「4月にまたファンのみなさんに会う機会を計画しています。」とうれしい報告。
そして全員で記念撮影をすると、最後の挨拶へ。
サンドゥル「この時間はBANA達が作ってくれた時間だから、もっと大事に準備して1分1秒、心の中に込めようとがんばりました。だからこそ、今日の公演はとってもいい思い出になりました。BANAたちにとって、僕たちがいろんな意味で頼れる存在になったのも、とても感謝していますが、実は僕にとってBANAは8年間頼れる人たちでした。感謝の気持ちをこれからもずっと伝えていきたいです。いつも僕たちのそばにいてください。ありがとうございます。BANA本当に大好き!(フレディ・マーキュリー風に)オーライ!」
ゴンチャン「今日、1部が終わって SNS を見ました。BANAのみなさんが1部公演を観て、どんな話をしているか、気になって探しました。BANAのみなさんのコメントを見て、本当に力をもらいました。それで僕がここに立つことができます。もっといい姿をお見せしたくて、本当に本当に、これからもたくさんの準備をしていきます。なぜならBANAのみなさんは、僕にとって何よりも、もう言葉では説明できないくらい大切な存在だからです。こういうことを言うとBANAのみなさんがちょっと嫌がるかもしれないけど、1部公演、本当にごめんなさい。本当に本当に、カッコいい姿をお見せしようと準備したんですけど、そんな姿をお見せできなかった気がするのでごめんなさい。本当に自分が自分に対して怒りを感じました。でも、そこまで僕にそんなことを考えさせてくれて、そしてもっともっとがんばろうという気持ちにさせてくださって、本当にありがとうございます。BANA のみなさん本当にありがとうございます。」
この言葉に、会場からは「そんなことないよ」という声援も飛んでいたが、サンドゥルも「僕は本当に胸がいっぱいです。チャニがそんな風に言う気持ちを本当によくわかっています。そんな風に考えてくれるゴンチャンが、僕と同じグループなので、とても幸せです。ひとりの人として、そしてお兄さんとして、同じ道を歩いて行くものとして、本当に胸がいっぱいになります。今ゴンチャンが考えて悩んでいることというのは、僕も考えて悩んでいることの中で一番素敵な悩みであり、考えだと思います。だからB1A4はこれからも成長していくしかないと思っています。これからのB1A4をたくさん期待していてください。本当に本当に幸せです。」と言って2人は手をがっちりとつないで抱き合い、その絆を確かめ合っていた。
本当に心温まる雰囲気の中、最後は『Angel Eyes』でサンドゥルがゴンチャンにおぶさるパフォーマンスも見せ、楽しい雰囲気も加えてイベントは終了。
手をつないで真ん中、右、左へと移動してお辞儀をすると、「BANA、ありがとう大好き~」(サンドゥル)、「愛してる~」(ゴンチャン)とBANAに声を掛けながらステージを後にする2人。
スクリーンには、練習風景や今回のイベントの使われた映像のメイキングなどが流され、最後は2人の直筆メッセージも。
サンドゥル「いつもBANAのそばで、心強くBANAを守ってあげられるB1A4になりま~す 愛してます♥♥」
ゴンチャン「毎日毎日を僕たちの時間でいっぱいにしていこうね♥ BANA♥ 愛してる♥」
という2人の愛に満ちた言葉に、会場からも大きな拍手が起こった。
4月には日本でのDVDリリース、リリースイベントなどを予定しているB1A4。
2019年も精力的な活動が期待できそうだ。
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