日時:2015年12月1日(火) 会場:新大久保 SHOWBOX
日本2ndシングル『シェキラ』のリリースを記念して11月に来日、日本のファンと一緒に約1か月に及ぶロングランプロモーション公演を展開中のBEAT WIN。12月最初の公演は、新宿新大久保のライブハウスSHOWBOXで開催された。
まずは新曲『シェキラ』でスタート。来日当初からライブ中に日本語をふんだんに用いて驚かせてくれた彼らだが、約1週間が経ち、一段と板についてきたようだ。オープニングステージで会場中が熱気で温まってきたころ、もはやコント仕掛けとなった自己紹介でさらにファンを楽しませてくれた。
まずはリーダー、ソニョクが挨拶すると「プリンス」コールが鳴り響き、ユヌが「君のハートに火をつける」と小悪魔な笑みを浮かべると、会場からは「火をつけて~」と半ば本気のレスポンス。仔犬のようなソンホは会場中をワンワンと駆け巡り、ヨンジョは「アクロバティックにファンのもとへ飛んでいく」と言いながら、なぜか手をパタパタとバタつかせてメンバーのもとへ飛んでいき笑いを誘う。さらにジョンハが「地下から響く重低音ラッパー」と自己紹介すると、MCソンホが「地下何階ですか?」とすかさずツッコミを入れる。結局ジョンハはひとつずつ音を低くしながら地下5階まで掘り下がっていった。
続いては『Beautiful Night』&『REBIRTH』。どちらもファンにとっては馴染み深い曲だが、そのパフォーマンスにはパワフルな情熱と一生懸命だけじゃない“余裕”が加わり、さらにファンを楽しませてくれた。
ワンランクアップした舞台パフォーマンスだけではなく、日本語も猛特訓中の彼ら。今日のステージでは、「希望」というお題でそれぞれが文章を作る時間が設けられた。「皆さんは僕たちの希望です」、「みんなとずっと会うことが僕の希望です」など、それぞれの「希望」をファンに伝えるBEAT WIN。近い将来、オリコンチャートにランクインすることも彼らの「希望」のようだ。
個性的でコント混じりな曲紹介で始まった続いてのステージは、デビュー曲の『She’s My Girl』、『illusion -Japanese ver.-』、そして『STALKER』。「SHOWBOXでのライブはパフォーマンスを中心に…」と銘打つだけあって、その舞台パフォーマンスはよりダイナミックに、確実にレベルアップしている。シャワーの後のように汗まみれのソニョクを見て、ソンホが「せっかく6kg増えたのにまた減ったんじゃない?」とリーダーを心配すると、ソニョクは「いやいや大丈夫」と、“自慢の腹筋(自称)”をファンに見せようとする。しかし、「まだ見せられる代物じゃない」というメンバーのジャッジで今回は断念したようだ。
メンバーが最後の曲紹介をしようとすると、会場から「もっと見たい!」と懇願の声が沸き起こる。そんなファンの期待に応えるべく、どこからかメロディが鳴り出し、ジョンハがGirl’s Dayの『기대해(期待して)』のダンスを披露。最初はひとりで踊っていたが、いつの間にかソニョクとソンホも巻き込んで、即席ガールズグループが誕生。可愛いルックスで超絶セクシーな表情を浮かべる3人組に会場は割れんばかりの歓声に包まれた。
『You’re My Everything』のステージで会場中に美声を響かせた後、最後は完成度がさらに高まった『I.NO-Japanese ver.-』。ヨンジョのバク宙も飛び出して会場中が熱気で包まれる中公演はフィナーレを迎えた。メンバーが舞台を去ると同時に沸き起こるアンコール。
ほどなくして『シェキラ』が会場に流れはじめると、ひとりふたりとファンが立ち上がり、やがてみんな総立ちでメンバーと“シェキシェキ バウンスダンス”を楽しんでいる。そんな会場に雰囲気に吸い寄せられるかのようにメンバーは舞台を降りていき、歌いながらファンと優しくハイタッチ、メンバーもファンもひとつになってシェキシェキバウンスダンスを楽しみながら12月最初の夜は更けていった。
今後も彼らは、K-Stage O!やSHOWBOX、大阪(umeda Akaso)などでライブを開催、12月23日に新宿FACEで開催されるプレミアムライブまで、約1か月におよぶロングランのプロモーション活動を展開する。12月2日の新宿K-Stage O!での公演は、リーダー、花よりソニョクのソロステージがたっぷり用意されている“ソニョクDay”。肉体改造中の自慢の腹筋をはじめ、ミュージカル練習で鍛えた美声に期待がかかる。
■来日公演&リリースイベント詳細はオフィシャルサイトにて
BEAT WIN JAPAN OFFICIAL FANSITE http://beatwin.jp/
Twitter:@BEATWIN_JP ツイキャスで生中継あり!(不定期)