10月3日(月)新宿バルト9で、釜山国際映画祭のクロージング作品、映画『カメリア』の試写会舞台挨拶が行われました。
舞台挨拶には、吉高由里子、ソル・ギョング、行定勲監督が登場。
『カメリア』は、オムニバス形式の映画で、舞台は韓国・釜山、テーマは「愛」という条件のもと、参加した日本、タイ、韓国の3人の監督がそれぞれ作品を製作。
タイのウィシット・サーサナティアン監督『IRON PUSSY(アイアン・プッシー)』、行定監督の『Kamome(カモメ)』、韓国のチャン・ジュナン監督の『LOVE FOR SALE』の3篇のオムニバス映画で、『IRON PUSSY(アイアン・プッシー)』は、キム・ミンジュン、『LOVE FOR SALE』は、カン・ドンウォンとソン・ヘギョというトップスターの出演作品です。
そのうち、舞台挨拶を行った、吉高由里子とソル・ギョングは、行定監督の『Kamome(カモメ)』に出演。
『Kamome(カモメ)』は、映画をこよなく愛する昔気質の撮影監督(ソル・ギョング)が、不思議な少女(吉高由里子)と出会い、ほのかな恋心を抱いていく…というラブストーリー。
ソル・ギョングは、映画『シルミド』『オアシス』『力道山』などに出演し、数々の男優賞などを受賞したことのある韓国映画界の名優。
トップスター ソン・ユナと電撃結婚して話題にもなりましたね。
行定勲監督は、韓国映画でいちばん好きな作品が『オアシス』で、「まさか自分の映画の中にソル・ギョングがいるっていうのが、今でも信じられないくらいの出来事だ」と話していました。
吉高由里子も、「尊敬できる役者さんで、とても素敵な方」と心酔していて、「本当にソル・ギョングさんをみなさんに是非紹介したかった」と話し、「ギョングさんだけの時間軸があって、そこに私もお邪魔した感じで、お湯につかった気分になるような方だなと思いました。この舞台挨拶の後にお食事にいくのが楽しみ」とあどけない笑顔で話していたのが印象的でした。
ソルギョングは、吉高由里子を「最初の印象は、中学生くらいかと思ったけど、モニターに現れた吉高さんは、成熟した女性が映し出されて驚きました。掃除機のようなすさまじい吸引力を持った女優さんです」と賞賛。
3人の監督が釜山を舞台に撮ったオムニバス映画『カメリア』は、10月22日(土)より日本で公開されます!
舞台挨拶の内容は、ノーカットですので、是非、こちらをじっくりご覧ください!