2016年も明けたばかりの1月2日(土)、Zepp DiverCity Tokyoにて、CROSS GENEの新年初ライブ、「CROSS GENE JAPAN LIVE 2016 BE HAPPY TOGETHER~New Year Luv Luv Night~」が行われた。
スタンディングの会場は超満員、家族連れなどのために設けられたゆったりシートにはたくさんの子供連れのファンも詰めかけていた。
VTRがスタートすると、会場は沸き立ち、いよいよCROSS GENEの6人が登場。
新春にふさわしくGOLDをあしらった衣装で、剣を使ったパフォーマンスで『Shooting Star』を歌うと、「明けましておめでとうございます!HAPPY NEW YEAR!CROSS GENE from ASIA!」と全員で挨拶。続いては全員が日本語で自己紹介。
サンミン「みなさんこんばんは~!明けましておめでとうございます。CROSS GENEのサンミンです。最後までよろしくお願いします!」
タクヤ「みなさん、明けおめ~!CROSS GENEのタクヤです。2016年も頑張っていきたいと思います。今日は最後まで盛り上がっていきましょう!」
セヨン「みなさん、俺だよ。セヨンです。明けましておめでとう!最後までいきましょう!」
ヨンソク「みなさん、明けましておめでとうございます。CROSS GENEのこれからエース、ヨンソクです。最後まで遊びましょう!」
シン「みなさん、盛り上がる準備はできてますか?楽しむ準備はできてますか?CROSS GENEのリーダー、シンです。よろしくお願いします!」
キャスパー「みなさん、HAPPY NEW YEAR!僕、ヌグ(誰)ですか?(会場が「キャスパー」と答えると)はい、僕キャスパーです。よろしくお願いします!」
そしてタクヤの「2016年もその先も、新しい未来へと一緒にいきましょう!」の声で次の曲へ。
新年に相応しい前向きな曲『FUTURE』を清々しく歌うと、続いての『Sky High』ではアクロバットを見せ、さらに盛り上げる6人。
今回のライブでは、スクリーンに歌詞が映し出されており、韓国語の歌詞の場合は日本語に翻訳されていて、歌詞の意味も噛みしめながら楽しめるライブとなっていたため、2016年のスタートを切った6人の今の気持ちがひしひしと伝わってくる2曲だった。
続いては、タクヤが徹夜して用意した?という、“謹賀新年”と書かれたおめでたいパネルと共に、座布団が登場。座布団に座ってのかなり和風なトークコーナーとなった。
タクヤの「日本では玄関前に(飾りを)飾ったり、おせちを食べたりするんですけど、韓国、中国はどうやって正月を過ごすんですか?」という質問に、「韓国は最初におじいちゃんとおばあちゃんに挨拶をします。」とヨンソクが答えると、セヨンが男性バージョンの挨拶、ヨンソクが女性バージョンの挨拶を披露。
キャスパーは「中国では、おじいちゃんとおばあちゃんの家に行って、挨拶して、そしてお小遣いをもらいます。」とのこと。
ここでお年玉の話題になると、昨日ビデオ電話で両親に「새해 복 많이 받으세요(セヘ ポン マニ パドゥセヨ)。愛してる~」と新年の挨拶をして、なんと振り込みでお年玉をもらったというシン。
新年早々、CROSS GENEのライブに来てくれたファンへは、「みなさんが正月に行く実家、それは僕たちがいるところです。CROSS GENEがみなさんの実家です!」とうれしい言葉を贈るも、最後はシンらしく「こういうの上手くなりました(笑)。」とおどけて見せた。
そしてタクヤが「みなさんに、今できる恩返しは、この時間を一緒に楽しむこと。」と言うと次の曲へ。
『オリョド ナムジャヤ』『For This Love』『DREAMER』の3曲を歌うと、再び登場した“謹賀新年”パネルの前で、今度は立ったままでトーク。
「(年越しの)カウントダウンは何してたんですか?」というタクヤの質問に「CROSS GENEのDVDを見ていた。」という熱狂的なファンにメンバー一同驚く場面もあり、今度はメンバーそれぞれの年越しの過ごし方へ。
「家で友達と年を越しました。」というタクヤにメンバーからは「家族じゃなく?」「おかしいよ!」とツッコミが。
シンは「カウントダウンはヨンソクと渋谷に遊びに行ってきたし、正月の昼から夜まではセヨンさんとディズニーランドでした。」と言って会場のファンを驚かせた。
そしてキャスパーは「ただ寝てた。」とのこと。
さらに31日には取材があったそうで、ジャンケンで負けたセヨンが一気飲みを3回もして、真っ赤になってしまった、というエピソードまで披露し、次の曲へ。
「君が僕の存在をわからなくても、ずっと僕は愛し続ける、という思いがこもっている曲です。」とシンが紹介した『Holiday』に続き、今度はソロのステージへ。
まずはタクヤとシンのステージ。女性のマネキンが登場し、途中、2人でマネキンの頬にキスをする場面では、会場から悲鳴も。タクヤの「みんな手を上げて!」の声で、会場一体となって手を振って応援すると、続いてはキャスパーのステージ。切ない曲でダイナミックな美声を響かせ、会場を釘付けにし、最後は投げキッスでステージを後にすると、次に登場したのは、セヨン。『レイニーブルー』を完璧に歌い上げ、会場からは大歓声。
最後はサンミンとヨンソクのステージ。スクリーンにはメッセージが映し出され、まずサンミンが客席後方のサブステージに登場。サプライズ登場に会場からは歓声が上がると、今度はヨンソクがメインのステージに登場。メインステージに移動したサンミンと一緒に、熱い気持ちを歌に乗せ、ファンの心に迫るステージで魅せた。
雰囲気は打って変わって、“SAX and the CITY”と題された、某テレビドラマのパロディ風映像がスタート。セクシーな美女5人?!と思いきや、何とタクヤ以外のメンバー5人が女装して登場。ちょっぴり下ネタも交えつつ(笑)、「2016年はどんな年にする?」などとギャルトークを繰り広げていた。
そして、なかなか現れないタク子(タクヤ)に電話をする5人。「ダイバでパリピ(パーティーピープル)ナウ!」というタク子に、「私たちもパリピナウしちゃおうよ♥」と5人が言うと、音楽がスタートし、女装したタクヤとサルの着ぐるみ姿のシンがサブステージに登場。「ちょっとみんなパリピしてる?」とオネエ風に呼びかけるタクヤに会場からは大歓声。去年の夏に熊本で3333段の階段を駆け上がるレースの際に負けてしまった2人が罰ゲームとして今回の女装姿で登場したことをタクヤが説明すると、なぜか干支のサルで登場したシンに、「ずるくない?」とタクヤ。ずっと「キキー!」とサルを演じきっていたシンが、「ずるくないキッ!」と笑いを誘い、何とそのままの姿で、次の曲へ。
赤と黒の衣装に着替えた4人も合流し、DJ Remixバージョンの『La-Di Da-Di』で盛り上げる。
『On the floor』の間にタクヤとシンも着替えて、男らしい姿に戻り、他のメンバーもステージを降りたりとファンを煽って、『ナハゴノルジャ』では最高潮の盛り上がりに。
(つづく)→次頁へ