代表質問が終わり、続いては取材陣との質疑応答の時間。「Dal★Shabetとは、『Dal＝甘い』、シャーベット」という意味ですが、自分をシャーベットに例えると何味だと思いますか？」と、1発目から面白くて興味深い質問が投げかけられた。そんな記者の質問がまだ終わらないうちに、客席からは「いい質問だねぇ」と感嘆の声が上がる。そして会場中の視線がDal★Shabetのメンバーに向けられる中、彼女たちから予想をはるかに超えたカワイイ珍回答が飛び出した。

まずはスビンが「ミントチョコ味」と答える。その理由は「背が高くてミントみたいにすっきり爽やかだけど、チョコみたいな甘さも持っているから」。続いてアヨンは「大衆的で私自身も大好きなリンゴ味！白雪姫のようにリンゴが似合うから…」と、可愛らしい回答で会場中をほんのりなごませる。続いてのジユルは、「日本らしく、深い味、深みのある味が良いから、私はお寿司！」と答え、急に風向きが怪しくなってきた。そんな中、セリがジユルに負けじと「私は牛丼！」と答え、会場は大爆笑。その理由は「ご飯とお肉の調和が大切。私たちとDarlingみたいに…」だそうだ。このまま、もはやシャーベットの味など関係なくなるのかと思いきや、ウヒが「甘酸っぱいイチゴ味」と軌道修正。最後はカウンが「カフェインのように中毒になる魅力があるから、コーヒー味」と、しっかりまとめ、一つ目の質問が終わった。

続いては「今まで出した曲の中で最も大切な曲といえば？」というシンプルだけど難しい質問。スビンは、「ひとつひとつみんな大切な曲だけど、あえてひとつ挙げるなら、日本デビュー曲となる『Hard 2 Love』」と答え、「今までセクシーなイメージが多かったけど、今回は明るくてカワイイ曲です」と、新曲の魅力を語った。またアヨンが“大切な曲”に挙げたのは、スビンが作った『JOKER』だったが、その後ジユルがデビュー曲の『Supa Dupa Diva』を挙げると、すかさず「私も！」と言って会場を笑わせる。どの曲も彼女たちにとっては思い出深い曲であることが感じられる場面となった。

最後は「もうすぐハロウィン。Dal★Shabetも日本でハロウィンパーティーを開催しますが、ファンの方にどんな仮装をしてもらいたいですか？」という質問。ハロウィンネタにメンバーのテンションはさらに上がり、「チャッキー（『チャイルドプレイ』）」、「『呪怨』のとしおくん」、「チョッパー」、「スパイダーマン」、「アイアンマン」、「パンプキン」など、とめどなく答えが飛び出してくる。31日に恵比寿ガーデンルームで開催されるDal★Shabetとのハロウィンパーティー。古今東西、ヒーローから悪役まで、多種多様な仮装が見られそうだ。

質疑応答が終わり、『To.Darling（Japanese ver.）』、『Supa Dupa Diva』を披露するDal★Shabet。最後はCDの購入者を対象としたハイタッチ会、握手会、写メ会を通して、日本のファンと再会の喜びを分かち合っていた。Dal★Shabetの来日プロモーションは、今回のタワレコ渋谷店での会見イベントを皮切りに、東京各所および名古屋、神戸で開催される予定。31日のハロウィンパーティーほか、各Liveの途中にもDal★Shabetのメンバーが先生になる「お悩み相談」コーナーなど、さまざまな企画があり、日本にやってきた彼女たちから目が離せない1週間となりそうだ。
（完）←前頁へ